高速AIクラウドサービス提供に取組むエクストリームーDが第三者 割当増資にてシリーズCの資金調達を完了

資金調達の概要

エクストリームーDが実施したシリーズCの資金調達は、第三者割当増資の形で行われました。このラウンドでは、三井住友海上キャピタル株式会社や株式会社ベンチャーラボインベストメントといった新規投資家に加え、既存の投資家や従業員が引受先となりました。調達された資金は、AIデータ学習および推論向けのハイパフォーマンスクラウドサービス「Raplase（Ra+）」の本格展開、新機能の開発に活用されるとしています。また、技術チームの人員増強や営業・マーケティング活動の強化にも振り向けられる見込みです。エクストリームーDは、急速に高まるAI関連の需要に応えるべく、体制の強化を図ることで、さらなる成長を目指しています。

資金調達の背景（推測）

エクストリームーDの資金調達の背景には、AI技術の急激な進化とそれに伴う市場の変化があると考えられます。近年、AIの活用が進む中で、企業はAIによる業務の効率化や新たなビジネスモデルの構築を迫られています。このトレンドは特に製造業やサービス業など、多くの業界にわたっています。従来のコンピュータ資源では、こうした高度な処理を行うことが難しいため、エクストリームーDの提供する高速AIクラウドサービス「Raplase（Ra+)」は理想的なソリューションとなるわけです。また、大手企業においてもAIリソースの必要性は認識されており、あらゆる業界でのデジタルトランスフォーメーションが加速しています。このような背景の中で、エクストリームーDは即時に導入可能なAI環境を提供し、競争力を高めていく必要があったと言えるでしょう。

資金調達が成功した理由（推測）

資金調達が成功した理由として、いくつかの要因が考えられます。第一に、エクストリームーDが提供するサービスの需要が高まっていることです。AIの活用が進む中で、特に企業においては計算リソースの確保が重要な課題となっており、エクストリームーDの「Raplase（Ra+)」はその解決策となり得る存在です。投資家がこの市場機会を見逃さなかったことが、資金調達につながった要因の一つでしょう。

第二に、エクストリームーDがこれまでに築いてきた実績と専門知識も大きな要因と考えられます。設立から8年の間に、同社は画像処理やデータ解析などを含むさまざまなプロジェクトで成功を収めてきました。この実績は投資家にとって安心材料となり、積極的に資金を投じる理由となったのです。

第三に、今回の資金調達において、投資家からの多面的な支援が得られることも成功の要因として見逃せません。三井住友海上キャピタルやベンチャーラボインベストメントなど、業界の知見やネットワークを持つ投資家が参加していることは、資金調達後の事業展開においても大きなアドバンテージとなるでしょう。

資金調達の参考にすべきポイント

エクストリームーDの資金調達の事例から、法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。まず第一に、市場のニーズをしっかりと把握し、それに対する解決策を提供できるようなビジネスモデルを構築することが重要です。需要が高まっている分野において、自社の技術やサービスがどのように役立つのかを明確に示すことができれば、投資家からの関心を引くことができます。

第二に、実績を積み重ねていくことが資金調達において非常に重要です。信頼される企業としての地位を築くことで、投資家の関心を高め、資金調達の際に有利な条件を引き出せる可能性が増します。具体的には、プロジェクトの成功事例や、顧客からの評価を示すことで、実績を訴求することが効果的です。

第三に、資金調達のプロセスにおいては、投資家との関係構築にも力を入れるべきです。エクストリームーDのように、投資家に対して多様な支援を求めたり、意見を取り入れたりすることで、より強固な関係を築くことができます。このような関係は、単に資金を得る上でだけでなく、経営におけるアドバイスやネットワークの拡張にもつながるため、非常に価値があります。

これらのポイントを踏まえながら、自社の資金調達戦略を考えることで、より効果的な成果を上げる可能性が高まることでしょう。エクストリームーDの成功事例から、多くの示唆を得られることと期待されます。

高速AIクラウドサービス提供に取組むエクストリームーDが第三者 割当増資にてシリーズCの資金調達を完了 〜 企業のAIクラウドの急速な需要に対応すべく体制強化並びに機能開発の加速を実施 〜エクストリーム−Ｄ株式会社2024年11月1日 11時00分2高速AIクラウドサービス提供に取組むエクストリームーＤ株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役:柴田 直樹、以下 エクストリームーD)は、この度、三井住友海上キャピタル株式会社 ( MSIVC2023V 投資事業有限責任組合 以下 MSIVC )及び株式会社ベンチャーラボインベストメント(MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合 以下 VL )、既存投資家・エクストリームーD従業員を引受先とする、シリーズCラウンドの第三者割当増資を実施し資金調達を行ったことをお伝えします。

エクストリームーDは、今回ラウンドで調達した資金を用いて、AIデータ学習及び推論向けのマルチ環境対応の高速AIクラウド「Raplase(Ra+)」の本格展開及び新機能開発に際し、人員増強と活動拠点の拡張、及び営業マーケティング活動強化を早急に進めていく予定です。
写真左より) VL山中氏、エクストリームーD柴田、MSIVC髙木氏

三井住友海上キャピタル株式会社 投資部 髙木俊吾 様のコメント
大手企業で AI の利活用が当たり前となりつつある中、AIの開発・運用のための高性能な計算リソースの確保は業界を問わず喫緊の課題です。「Raplase（Ra+）」は、大手企業のシステム環境から、簡単にクラウドGPUに接続できるサービスであり、大手企業への導入が広がりつつあるなか、今後は必要不可欠なAIサービスの基盤ソリューションになると確信しています。ハイパフォーマンスコンピューティング領域のスペシャリストチームである貴社の挑戦を弊社も全力でサポートして参ります