資金調達データ
- 関連ワードちゅうぎんインフィニティファンド、RemitAid、投資決定、第三者割当増資、海外企業
- 配信日2024年11月8日 09時20分
資金調達の概要
ちゅうぎんインフィニティファンド2号は、株式会社RemitAidに対して第三者割当増資を引き受けることで、資金調達を実施しました。RemitAidは、海外企業との取引を円滑に行えるグローバルマルチ決済プラットフォームを提供しており、主に中小企業をターゲットにしています。このプラットフォームは、決済手数料、為替のコスト、業務運営にかかるコストを削減することを目的としており、日本の中小企業が国際市場に挑戦するための強力な支援策となります。RemitAidの創業日は2022年8月8日で、代表者は小川裕大氏です。今回の資金調達により、RemitAidはさらなるサービスの拡充と市場シェアの獲得を目指すと見込まれています。
資金調達の背景(推測)
日本における輸出状況を考慮すると、ミドルおよび小規模事業者が国際市場にアクセスすることが困難であるという現実が浮き彫りになっています。大企業が輸出の大半を占める中、中小企業の市場シェアはわずか数%にとどまっています。このような状況に鑑み、政府や地域金融機関が中小企業の国際展開を促進する必要性が高まっていることが背景にあると考えられます。また、グローバルEC市場の拡大や貿易決済市場の成長が、RemitAidのサービス価値を一層高める要因となります。特に、デジタル決済が進化し、テクノロジーを活用した新たな決済手段へのニーズが増加しているため、RemitAidが提供するプラットフォームは、その利便性から多くの企業から支持が期待されていることでしょう。
資金調達が成功した理由(推測)
今回の資金調達が成功した理由はいくつか考えられます。まず第一に、RemitAidのビジョンである「お金の国境を無くす」という明確な目標が、投資家にとって魅力的であったことが挙げられます。国際決済という分野は、今後の成長が期待される市場であり、その中で新しいテクノロジーを利用したサービスを提供することは多くの企業にとってのニーズに応えられるものです。
次に、ちゅうぎんキャピタルパートナーズが地域に根ざしたファンドであり、地元企業の成長を支援する姿勢が強いことも成功の要因の一つです。地域密着型の支援を行うことで、地元の中小企業に対する信頼性が高まります。
更に、代表の小川氏が市場や地域社会への深い理解を持っていることも重要です。彼が自身の経験や価値観から起業した背景は、投資家に対しても強い信頼を生む要因となります。地元の経済活性化に向けての熱意や志向は、資金調達においてもプラスに作用することが考えられます。
資金調達の参考にすべきポイント
法人経営者や財務担当者が資金調達を行う際に、以下のポイントを参考にすることが重要です。まず、ビジョンの明確化です。投資家は、企業の将来的なビジョンやミッションが具体的で明確であることを求めます。自身の事業がどのように社会に影響を及ぼすのか、その将来性を示すことが成功に繋がります。
次に、ターゲット市場の分析とニーズ理解です。自社の製品やサービスがどのような市場でどのように受け入れられるのか、具体的なデータや市場調査に基づいた情報を提供することが大切です。これにより、投資家に対して事業のポテンシャルを強くアピールできます。
また、地域との連携を意識することも重要です。地域密着型の事業モデルは、地域経済への貢献と同時に地元企業からの支持を得ることができます。取引先や地域の協力を得ることで、信頼性が向上し、資金調達を円滑に進めることができます。
さらに、経営者自身のストーリーやバックグラウンドを共有することも効果的です。自分自身の経験や理念が企業に反映されていることを投資家に伝えることで、信頼関係が築かれやすくなります。
最後に、透明性の高いコミュニケーションを心掛けることが重要です。投資家は情報を通じて企業の信頼性を評価するため、定期的な報告や進捗状況の共有が必要です。この透明性が、投資家との強い関係性を築き、結果的に次回以降の資金調達にも好影響を与えることでしょう。
以上のポイントを押さえた上で資金調達を進めることが、さらなる成功への道を開く鍵となります。
ちゅうぎんインフィニティファンド2号による株式会社RemitAid(レミットエイド)に対する投資決定について株式会社中国銀行2024年11月8日 09時20分1
ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(岡山市北区丸の内一丁目15番20号ちゅうぎん本店ビル9階 代表取締役 小橋栄紀)は、スタートアップを出資対象とする「ちゅうぎんインフィニティファンド2号」にて、株式会社RemitAid(東京都渋谷区 代表取締役CEO 小川裕大、以下、RemitAid社)の第三者割当増資を引受けました。
RemitAid社は、海外企業との取引を簡単にするグローバルマルチ決済プラットフォーム「RemitAid(レミットエイド)」を提供するスタートアップです。国や決済手段を問わず、決済や為替にかかる手数料ならびに業務コストや社内コミュニケーションコストを削減する「RemitAid」によって、日本の企業がより安心して海外に挑戦できる環境の構築を目指しております。
グローバルECの成長などによって、貿易決済市場は年々拡大傾向にあり、日本における輸出額も100兆円を超える水準となっておりますが、その大半を大企業が占め、中小企業の輸出額は数%に留まっている状況です。RemitAidは新たに海外取引にチャレンジしたい事業者の方にも、最適な業務サポートと決済手段を提供しています。
代表の小川氏は広島県福山市出身の起業家でもあり、岡山市のスタートアップ支援拠点「ももたろう・スタートアップカフェ」のイベントにも複数回登壇いただいております。今後、RemitAid社が掲げるVision「お金の国境を無くす」の実現に向け、ちゅうぎんフィナンシャルグループとして応援してまいります。
投資案件の概要
投資先名(本社所在地)
株式会社RemitAid(東京都渋谷区)
代表者
出典 PR TIMES