メタバース教育スタートアップのゲシピ株式会社、シリーズBの1stラウンドをクローズ 累計調達金額が5億円超に

資金調達データ

  • 関連ワードeスポーツ, ゲシピ, メタバース, 教育, 資金調達
  • 配信日2024年11月28日 10時00分

資金調達の概要

ゲシピ株式会社は、2024年11月にシリーズBの1stラウンドをクローズし、累計調達金額が5億円を超えたことを発表しました。主要な投資家としては、日本ベンチャーキャピタル株式会社がリードインベスターとして参加し、既存投資家のXTech Ventures株式会社、Stocked Capital 新規投資家の株式会社Power Angels、および個人投資家も名を連ねています。この資金調達は、ゲシピが提供するeスポーツを活用したメタバース教育プログラムのさらなる拡大と、新たな教育コンテンツの開発に向けて活用される予定です。

調達した資金は、特に「eスポーツ英会話®」事業の強化に重点が置かれ、AIの導入や新規商品の開発、さらには人材採用や組織体制の強化にも利用されるとしています。また、ゲシピは上場に向けた準備にも取り組んでいく考えを示しています。

資金調達の背景(推測)

ゲシピの資金調達の背景には、メタバースとeスポーツが急速に成長している市場であることが挙げられます。2020年のコロナ禍において、オンライン学習に対する需要が急増し、特に若い世代を中心にeスポーツが人気を集めたことがこの成長を加速させました。igotしたいと思う教育プログラムが必要とされている中で、ゲシピは「eスポーツ英会話®」といった新しいアプローチを提供し、飽き性の多い世代に対しても興味を引くことに成功しています。

受講実績が顕著に増加し、受講者の高い満足度(4.81点の評価)を得ていることも、投資家にとって魅力的な要素です。また、ゲシピが対象としている市場には、オンライン教育への移行が進む中で、従来の英会話教育市場にはない新たな価値を提供できるという期待が寄せられています。

さらに、メタバースという新しい技術やコンセプトが、教育の現場において独自の体験を提供し、そのユニークな特性を活かすことができるため、教育市場全体の変革を促進する可能性も考えられます。以上の要素が融合し、資金調達に対する期待が高まっていたと考えられます。

資金調達が成功した理由(推測)

ゲシピの資金調達が成功した理由としては、いくつかの重要な要素が挙げられます。まず一つは、事業モデルの独自性です。eスポーツを利用した教育プログラムは、新しい学びのスタイルを提供しており、他社との差別化要因となっています。特に、楽しみながら学ぶことが可能であるという点が、多くのユーザーに好評を得ていることが資金調達の成功を支えた理由の一つでしょう。

次に、実績の高さが強調されます。受講回数20万回、継続率96%以上、そして高い顧客評価(4.81点)は、エビデンスとして投資家への信頼感を醸成しました。データが示すように、受講生の英語に対する苦手意識の低下なども具体的な成果として示されており、これらの実績が投資家の安心感を誘引した要因となったと推測されます。

また、協力的な投資家やサポート体制も資金調達において重要です。既存の投資家による引き続きの支援と新規投資家の参加は、ゲシピに対する期待と信頼感の表れとも解釈できます。投資家が相次いで手を挙げる理由には、企業の成長ストーリーや将来のビジョンがしっかりと描かれていることも大きいでしょう。

資金調達の参考にすべきポイント

他の法人が資金調達を行う際に参考にするべきポイントはいくつかあります。まずは、明確なビジョンとミッションの設定です。ゲシピの場合、「eスポーツで一人ひとりの可能性がひろがる教育機会を」という明確なビジョンが、企業の方向性を投資家に伝える要因となっています。自社の目的や狙う市場、そして成し遂げたい未来を明確に伝えることが、投資家を惹きつける重要な要素です。

次に、実績を積むことです。資金調達の世間的な信頼を得るためには、実績の積み重ねが不可欠です。受講者数、満足度、業界でのポジションなど、具体的な数値を持って自社の価値を証明することで、投資家の判断を後押しできます。また、顧客からのフィードバックを仰ぎ、質の向上に努める姿勢も重要です。

さらに、強力なネットワークを築くことも欠かせません。新規の投資家を引き入れるためには、長年の関係を築くことが求められます。また、既存から新規に至るまでの投資家の意見や期待を受け入れ、それに基づいて自社の戦略を修正する柔軟性も求められます。

最後に、持続可能な成長の計画を持つことが重要です。事業拡大のための明確な戦略や、将来の収益化の見込みを示すことで、投資家に安心感を提供します。資金調達は最終目標ではなく、その後の発展に向けたステップと考え、長期的な視野でのアプローチが求められるでしょう。

メタバース教育スタートアップのゲシピ株式会社、シリーズBの1stラウンドをクローズ 累計調達金額が5億円超にゲシピ株式会社2024年11月28日 10時00分0eスポーツを活用したメタバース教育スタートアップ企業のゲシピ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:真鍋 拓也、以下「ゲシピ」)は日本ベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表:多賀谷 実)をリードインベスターとして、既存投資家のXTech Ventures株式会社、Stocked Capital、新規投資家の株式会社Power Angels、および個人投資家を引受先としたシリーズB 1stラウンドの資金調達を実施したことをお知らせします。またこれにより、これまでの累計調達額が5億円を超えました。

◼︎ゲシピの事業進捗
ゲシピでは「eスポーツで一人ひとりの可能性がひろがる教育機会を」というミッションのもと、「eスポーツ英会話®︎」「リスキリングeスポーツ英会話®︎」などのメタバース教育コンテンツを提供しています。特に「eスポーツ英会話®︎」は、2020年のサービスの開始以来、急速に会員数を増やし、受講実績20万回を超えるサービスへと成長を遂げました。継続率は96%を超え、累計顧客レビュー数も12,000件を突破しています。さらに、2024年8月時点の顧客レビューでは4.81点(5点満点中)という高評価を得ています。

多くの会員さまより「楽しみながら学べる」という声が寄せられており、データとしてもその効果が裏付けられています。「英語が嫌い」「どちらかというと嫌い」という回答が受講前では約30%に達していたのに対し、受講後にはその割合が約2%にまで減少しています。このデータからも、eスポーツを活用した学習が、苦手意識の克服に役立ち、楽しさを感じながら英語力を向上することにつながるとわかります。

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出典 PR TIMES

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