any株式会社、シリーズBで10.55億円の資金調達を完了

資金調達データ

  • 関連ワードJICベンチャー・グロース・インベストメンツ, Qast, シリーズB, 北國銀行, 資金調達
  • 配信日2024年12月4日 09時50分

資金調達の概要

any株式会社は、シリーズBのラウンドで約10.55億円の資金調達を完了した。調達方法は、第三者割当増資とデット・ファイナンスを組み合わせたもので、新たにJICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社がリード投資家として参画している。同社は、既存の株主や複数の新規投資家とともに、今後の成長を支えるための資金を確保した。累計資金調達額は約17.5億円に達し、これによりany株式会社はさらなる成長を目指し、特に主力製品「Qast」のAI機能強化やマルチプロダクト展開、市場認知の拡大を図る。

資金調達の背景(推測)

資金調達の背景には、ナレッジマネジメントの重要性が増していることが挙げられる。特に、リモートワークや業務の多様化が進む現代において、企業内の情報の共有や活用が求められている。any株式会社が提供する「Qast」は、これに対する有効なソリューションであり、個の知識を組織の力に変えるという理念が、市場のニーズにマッチしている。また、コロナ禍を経て、企業への生成AI導入の関心が急増している中で、anyのプロダクトがまさにその潮流をつかんでいると考えられる。

さらに、政府の働き方改革や生産性向上の取り組みが進む日本において、ナレッジマネジメントは組織の競争力を強化するために不可欠な要素となっている。こうした背景から、any株式会社は資金を調達し、さらなる事業拡張を目指している。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達が成功した要因として、以下の点が考えられる。まず、any株式会社の提供する「Qast」が企業の人材育成や生産性向上に実際に寄与していることが、投資家にとって大きな魅力となった。特に、既存の顧客 base が7万人以上に達している実績は、信頼性を高めている。

次に、投資家の視点から見ると、日本企業が抱えるナレッジ管理の課題に対して、anyのアプローチはソリューションを提供するものと映っただろう。多くの投資家が、ナレッジの共有化や業務の効率化を実現する手段として、any株式会社のビジョンと戦略に共感を覚えたと考える。

また、新たな資金調達を通じて、リード投資家が名を連ねることで、any株式会社のブランド力や信頼性がさらに向上した点も挙げられる。これにより、新規投資家が参加しやすい環境が整ったのだ。

資金調達の参考にすべきポイント

資金調達を行う際にany株式会社の事例から参考にすべきポイントはいくつかある。まず、明確なビジョンとミッションが重要である。anyの「個の幸福と組織の実利を両立する」というパーパスは、投資家に強いメッセージを伝える要因となった。このように自社の理念を明確にし、それに基づいた事業の展開を行うことは、資金調達の際に信頼性を生む。

次に、実績の蓄積が重要である。anyの場合、7万人以上のユーザーに利用されているという事実が、企業の信頼性を高め、資金調達をスムーズに進める要因となった。早期からの顧客確保やフィードバックの重視は、将来的な資金調達においても大きな強みになる。

また、信頼できるパートナーの参画も大切である。リード投資家として名を連ねるJICベンチャー・グロース・インベストメンツや他の投資家たちの専門的な知見やネットワークが、資金調達のみならず、その後の成長に寄与することとなる。投資家との関係性を大切にし、適切なパートナー選びが成功のカギになる。

最後に、時勢に応じた資金調達戦略の見直しも重要だ。anyの場合、ナレッジマネジメントという特定のニーズが成長しているタイミングで資金を調達した。市場のトレンドや顧客のニーズの変化を見極め、適切なタイミングで調達を行うことが結果に直結する。

以上のように、any株式会社の資金調達には、ビジョンと信頼性、実績、パートナーシップ、そしてタイミングの重要性が強く現れており、今後の企業経営においても有効な指標となるでしょう。これらを踏まえ、他の法人経営者や財務担当者は、自社の成長に向けた資金調達戦略を練る際に参考にしていただければと思います。

any株式会社、シリーズBで10.55億円の資金調達を完了〜個の知識を組織の力に変えるナレッジプラットフォーム「Qast」、RAGにより企業成長を加速〜any株式会社2024年12月4日 09時50分9999+〜個の知識を組織の力に変えるナレッジプラットフォーム「Qast」、RAGにより企業成長を加速〜
ナレッジプラットフォーム「Qast(読み方:キャスト)」を運営するany株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:吉田和史、以下any)は、シリーズBでJICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社を新規リード投資家として、既存株主、新規投資家を引受先とした第三者割当増資に加え、北國銀行によるデット・ファイナンスを通して、総額約10.55億円の資金調達をしたことをお知らせします。今回の調達により累計資金調達額は約17.5億円となります。

■資金調達の目的
anyはこれまで、「ナレッジマネジメント」の実現を支援するプラットフォームとして、生成AI搭載のクラウドサービス「Qast」の普及とサービス品質の向上に注力してまいりました。ナレッジマネジメントを通じて、個人の成長に再現性をもたせることで人材を高度化させ、組織の事業成長へとアラインさせます。
おかげさまで、2024年には7万人を超えるユーザーの皆さまにご利用いただくまでに成長いたしました。
このたびの資金調達を通じて、anyは以下の分野におけるさらなる成長を目指し、より一層の努力を続けてまいります。

AIソリューションの高度化
当社の主力製品である「Qast」のAI機能強化を行い、ユーザー体験をより向上して参ります。

マルチプロダクト展開
Qastの開発のみならず新規プロダクトを開発し、Qastとのデータ連携を行うことで顧客価値向上を実現するための組織体制拡充を行います。

市場の認知拡大
ナレッジマ

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出典 PR TIMES

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