AIメンタルパートナー「アウェアファイ」、シリーズAラウンドで4億円の資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワードAIメンタルパートナー, アプリ, シリーズA, メンタルヘルス, 資金調達
  • 配信日2024年12月11日 09時00分

資金調達の概要

株式会社Awarefyが実施したシリーズAラウンドでの資金調達において、4億円の資金を調達したことが発表されました。リード投資家として参加したのはDBC1号投資事業有限責任組合で、その他にも既存株主からの追加出資が集まり、自己資本を強化しています。この資金調達の目的は、AIメンタルパートナーアプリ「アウェアファイ」の機能強化や、認知行動療法を基にしたプログラムの提供、さらにはリアル拠点の運営へ進出することにあります。これにより、AIと心理学を統合した新たなメンタルヘルスケアの提供が期待されています。具体的には、2024年5月にAIレコメンド機能をリリースしたことに続き、今後、ユーザーとのインタラクションを深めることが見込まれています。

資金調達の背景(推測)

メンタルヘルスに関するニーズが高まる中、AI技術を用いたソリューションへの期待も増しています。特に、超高齢化社会に突入した日本では、医療費の負担が増加し、企業においても従業員の健康管理が求められるようになりました。そのため、メンタルヘルスケアは社会的な課題として浮上しており、それに対する新たなアプローチが必要とされています。英国や米国ではすでにAIを活用したメンタルヘルス管理の取り組みが進んでおり、その成功事例を見習う形で日本市場への参入を目指す企業も増加しています。Awarefyは、こうした潮流を受けて、自社のAIメンタルパートナーを通じて、日本のメンタルヘルスケアに貢献することを目指し、資金調達を行ったと考えられます。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達が成功した要因は、まず独自の技術と市場でのニーズにあります。アウェアファイは、認知行動療法やAI技術を組み合わせた画期的なソリューションを提供しており、その成長が投資家から評価されたのが一つの理由です。特に、ユーザーとのチャットラリー数が300万件を超えるなど、コミュニティの拡大が進んでいる点も、投資家にとって大きな魅力となったでしょう。また、リード投資家であるDBC1号投資事業有限責任組合の代表からも、同社のビジョンやサービスの未来に対する期待が示されています。エンターテイメント分野に特化したGENDA Capitalからの出資も、双方の成長を促進する相乗効果になることが期待され、これも資金調達成功の要因の一つです。

資金調達の参考にすべきポイント

このような資金調達の成功事例から、法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。まず第一に、明確なビジョンと市場ニーズへの適応が重要です。メンタルヘルスやAIという成長分野でのニーズを的確に捉え、それに対する明確な解決策を示すことができた点が、投資家からの支持を得る大きな要因となりました。また、既存株主からの追加出資を得るために、透明性のある情報提供や、出資先の成長に貢献する姿勢が非常に重要であると考えられます。これは、信頼関係を築くために不可欠な要素です。

さらに、投資家との関係を築く際には、自社ビジョンに共感を持ってもらうためのコミュニケーション戦略が必要です。Awarefyの成長ストーリーは、多くの投資家が共感できる要素を持っていました。リーダーシップの重要性も見逃せません。経営層が自らのサービスの特徴とその展望についてしっかりと語ることで、投資家の信頼を得やすくなります。

最後に、新たなパートナーシップや提携の可能性を模索することも資金調達のチャンスを拡げる手段です。特に、異なる分野に強みを持つ企業との連携は、相互の成長を促進することができるため、これからのビジネス拡大戦略において重要なポイントとなるでしょう。このように、資金調達においては、戦略的な視点が求められることを、Awarefyのケースから学ぶことができます。

AIメンタルパートナー「アウェアファイ」、シリーズAラウンドで4億円の資金調達を実施リアル拠点の運営にも進出し、メンタルヘルスケアをより身近に実践しやすい社会の創出へ株式会社Awarefy2024年12月11日 09時00分39
株式会社Awarefy(本社:東京都新宿区、代表取締役 CEO 小川 晋一郎)は、DBC1号投資事業有限責任組合をリード投資家とするシリーズAラウンドとして、第三者割当増資により総額約4億円の資金調達を実施いたしました。

弊社が提供するAIメンタルパートナーアプリ「アウェアファイ」は、2020年のサービスリリース以降、機能アップデートやリブランディングを経て順調に成長してまいりました。

2023年のAIチャットボット機能、2024年5月のAIレコメンド機能リリース後はその成長がさらに加速。公式キャラクター「ファイさん」とユーザーとのチャットラリー数は、直近半年間で300万件を突破しています。

本調達で得た資金を用いて、アプリ「アウェアファイ」のAI機能強化に加え、認知行動療法に基づくプログラムや心理・福祉の専門スタッフによる面談などを受けられるリアル拠点の運営にも進出します。(2025年予定) これにより、AIをはじめとする最新テクノロジーと心理学をかけ合わせた「アウェアファイ」のコア技術をアプリ以外の多様な形で提供し、メンタルヘルスケアをより身近に実践しやすい社会を実現します。

シリーズAラウンドの資金調達について
本ラウンドでは、ミダスグループの一員であるDBC1号投資事業有限責任組合様をリード投資家にお迎えしました。また、これまでも弊社を支えてくださっていた既存株主様からも追加のご出資をいただいています。

以下、敬称略
<新規引受先>
DBC1号投資事業有限責任組合、GENDA Capital 1号投資事業有限責任組合

<既存株主

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出典 PR TIMES

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