NPO法人防衛技術博物館を創る会が、日本国内に残存しない国産戦車「九七式中戦車改」のアメリカからの里帰り実現のために、クラウドファンディングを開始!

資金調達データ

  • 関連ワードNPO法人, クラウドファンディング, 九七式中戦車改, 輸送費用, 防衛技術博物館
  • 配信日2024年12月25日 10時00分

資金募集の概要

NPO法人防衛技術博物館を創る会は、日本国内に現存しない国産戦車「九七式中戦車改」のアメリカからの里帰りを実現するため、クラウドファンディングを開始しました。本プロジェクトは、「READYFOR」というプラットフォームを活用して行われ、目標金額は1,200万円です。この資金は、アメリカ・テキサス州の太平洋戦争国立博物館から戦車を日本に輸送するための経費や、法規対応のための戦車砲の精密複製品の製作費に充てられます。

募集期間は2024年12月25日から2025年2月20日までの57日間であり、プロジェクトはAll or Nothing形式で実施されます。つまり、目標金額に達しなかった場合、集まった支援金は全て返金されます。また、支援者にはお礼のメールやWeb内見会への招待、定期的な修復状況の説明会への招待など、リターンがあります。

このプロジェクトは、収蔵品として九七式中戦車改を取得し、2033年に開館予定の「防衛技術博物館」に展示するための重要なステップとなります。これにより、戦車の技術遺産としての価値を後世に伝えるための基盤づくりが進められます。

資金募集の背景(推測)

資金募集の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、九七式中戦車改が唯一無二の存在であり、旧日本陸軍の象徴的な戦車として、技術的および歴史的価値が極めて高い点です。この戦車が国内に現存しないことから、その里帰りは希少な機会であり、公共の興味を引きやすいテーマとなります。

次に、アメリカからの輸送に関するコストの増加が、この資金調達を急がせる原因となったことも推測されます。警察庁からの指導によって戦車砲の取り外しや複製品の製作が必要になり、想定以上の費用が発生していることも、迅速な資金調達の必要性を生じさせています。不測の事態が発生し、スケジュールが遅れた結果、プロジェクトの全体計画に影響を及ぼす可能性があるため、信頼できる資金調達の手段が求められたと考えられます。

また、防衛技術博物館を創る会の missionや visionが、社会的に意義が高いことも背景にあります。機械技術や防衛意識の向上に寄与する活動を行っているため、支援者の賛同を得やすい環境が整っています。これまでにも過去3度のクラウドファンディングを通じて成功を収めてきた実績は、支援者に安心感を与え、今後の支援への期待を高めています。

最後に、クラウドファンディングは modernoな資金調達手法として多くの支持を集めていることも影響しているでしょう。インターネット上で広く呼びかけることで、全国から多様な支援者を募ることができ、特に防衛技術というテーマは、一般の方々にとっても関心を引くものです。このように、多角的な視点から資金募集の背景を考えることができます。

資金獲得を成功させるためのポイント(推察)

資金獲得を成功させるためには、いくつかの重要なポイントが考えられます。まず最初に、プロジェクトの明確な目的と意義をしっかりと伝えることが必要です。九七式中戦車改が持つ技術的および歴史的価値を具体的に示すことで、支援者たちがこのプロジェクトに感情的に共鳴しやすくなります。特に、自国の歴史に直接関係するプロジェクトであることを強調することで、多くの人々の関心を引くことが可能です。

次に、クラウドファンディングの「All or Nothing」型の性質を理解し、目標金額に達成するための具体的なアクションプランを立てることが重要です。募集期間の57日間を最大限に活用し、SNSやメールニュースレターなど多方面からプロジェクトを広める戦略が求められます。また、過去の成功事例を紹介することで、新たな支援者がプロジェクトに信頼を寄せやすいようにすることも有効です。

その際、リターンの設定も重要なポイントです。支援者が自分の貢献に対して得られることに満足感を持つためには、魅力的で実行可能なリターンを設定することが重要です。たとえば、戦車の修復過程を定期的に報告するオンライン説明会の開催や、参加者限定の特別イベントの企画など、支援者とのエンゲージメントを高める施策が効果的です。これにより、支援者の満足度を向上させ、次回以降のプロジェクトにも参加を促すことが期待できます。

さらに、メディアへの露出も重要な要素といえます。プレスリリースの配信や、インフルエンサーとの提携を通じて、多くの人々にこのプロジェクトを知ってもらう工夫が求められます。取材や特集記事を通じて、プロジェクトの背景や意義を広く発信し、一般の人々だけでなく、企業や関連団体からの支援も得られるような基盤を築くことが大切です。共感を得られれば、より多くの人々が支援に参加してくれる可能性が高まります。

最後に、プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで更新することも大切です。支援者たちとの継続的なコミュニケーションを通じて、資金集めの過程やプロジェクトの進行状況を透明化することで、信頼をさらに深めることができます。このように、明確な目的を持ち、さまざまな戦略を駆使することで、資金獲得の成功に繋げることが可能です。

NPO法人防衛技術博物館を創る会が、日本国内に残存しない国産戦車「九七式中戦車改」のアメリカからの里帰り実現のために、クラウドファンディングを開始!九七式中戦車改、里帰り直前の急展開。輸送費用のご支援を!NPO法人 防衛技術博物館を創る会2024年12月25日 10時00分0
NPO法人防衛技術博物館を創る会(所在地:静岡県御殿場市、代表:小林雅彦。以下「防技博を創る会」)は、米国テキサス州「太平洋戦争国立博物館」から旧日本陸軍の九七式中戦車改(以下「新砲塔チハ」)を御殿場市内の保管場所へ搬入完了するための輸送費と法規対応のための一式47㎜戦車砲の精密複製品の製作費調達のため、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて資金調達を行ないます。

防技博を創る会は、機械技術遺産として防衛装備品を展示する「(仮称)防衛技術博物館」の収蔵品となる、国内外に残る旧軍車両の残存調査と里帰りの可否の調査を行ってきました。
国産戦車のなかで最も生産され、旧日本陸軍の代表的な戦車に数えられる九七式中戦車。その能力向上型である新砲塔チハは国内に現存せずとても貴重です。この度、防技博を創る会はアメリカ・テキサス州の太平洋戦争国立博物館で大切に守られてきた新砲塔チハの入手を実現し、2024年3月から「アメリカからの里帰り計画」を進めてきました。
太平洋戦争国立博物館や関係省庁との交渉を重ね、出航まであと一歩。ここで思わぬ事態が発生しました。警察庁から「戦車砲の砲身の無可動化」を指導されたことから、戦車砲を取り外し、複製品(モデルガン)を製作して搭載する必要が出てきたのです。
錆び付いた砲身を外すだけでも大苦戦。複製品の製作にも大きな労力がかかりました。スケジュールも大幅に押してしまい、船の手配もままなりません。さらに追い打ちを掛けるように、最寄りのヒューストン港からの船便が利用できない

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出典 PR TIMES

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