“自分らしく選べる医療“を目指すドクターズプライム、3.9億円を資金調達。3万人の医師データを活用し、LifeDoctor事業を展開

資金調達データ

  • 関連ワードLifeDoctor事業, ドクターズプライム, 医療の民主化, 株式発行, 資金調達
  • 配信日2025年1月29日 08時00分

資金調達の概要

株式会社ドクターズプライムは、シリーズAラウンドとして3.9億円の株式発行による資金調達を実施しました。この資金調達には、Dual Bridge Capital、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタルといった投資家が参加しました。この結果、ドクターズプライムの資金調達総額は銀行融資を含めて6.4億円に達しました。今回の資金調達は、医療の民主化を促進するための新規事業「LifeDoctor」や、既存の医師向け動画コンテンツ配信事業「Dr.’s Prime Academia」への投資を加速する目的で実施されたものです。ドクターズプライムは「自分らしく選べる医療をすべての人に」というミッションを掲げており、今回の資金調達を通じてその実現に向けた取り組みを強化していく狙いがあります。

資金調達の背景(推測)

資金調達の背景には、医療業界における構造的な問題や、同社が開発した視覚化された医師評価データの活用があると推測されます。医師は通常、学術的な評価や論文業績に重きを置かれ、実際の診療に対するインセンティブが不足しているという文化が長年続いてきました。このような現状を改善するために、ドクターズプライムは医師と患者の情報を融合させ、医療の民主化を目指しています。

また、同社はこれまでの黒字経営の上に成長を続けてきたため、初めての株式による資金調達を実施することで、事業の更なる拡大を目指しています。特に、「LifeDoctor」事業は、医師のデータを活用した新しい形のサービスであり、医師についての情報格差をなくすことを目指しています。この新しいサービスを強化するためには、追加の資金が必要だったと考えられます。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達が成功した理由は、いくつかの要因が考えられます。まず、ドクターズプライムが医療業界の根本的な課題に取り組んでいる点が挙げられます。救急医療における医師の受け入れに関するデータや、医療スキル向上のための学習コンテンツ配信など、具体的な成果を上げていることが、投資家からの信頼を得る要因となったと思われます。

さらに、国内外の医療業界の変革に対する期待も影響していると推測されます。「医療の民主化」というテーマは、国民的な関心が高まっている中で、投資家が魅力を感じるポイントであったため、資金調達の成功につながったと考えられます。また、投資家側から見ても、医療プラットフォーム構想は高い成長ポテンシャルを持つと認識されており、出資する価値があると判断されたのだと推測されます。

最後に、ドクターズプライムが今までの資金調達手段にとらわれず、初めての株式調達に踏み切ったことも成功の一因です。これによって、より多くの資金を集める可能性が広がり、成長を加速させるための新しい道が開かれたのかもしれません。

資金調達の参考にすべきポイント

  1. 具体的なビジョンとミッションの設定:
     ドクターズプライムは「自分らしく選べる医療」という明確なビジョンを持ち、医療の民主化に向けた取り組みを行っています。企業の方向性が明確であることで、投資家もその投資リスクを理解しやすくなります。法人経営者も、投資家に響く明確なビジョンを設定することが重要です。

  2. 業界の課題解決への具体的なアプローチ:
     医療業界の課題に対し、具体的な解決策を提供することで、信頼性が高まります。ドクターズプライムは、医師評価制度や教育コンテンツを通じて医療の質を向上させる取り組みを行い、実績を上げています。自社事業における明確な成果を投資家に提示することが、成功のカギです。

  3. 投資家とのコミュニケーション:
     投資家とのコミュニケーションを密にすることが重要です。ドクターズプライムは、投資家からのコメントを紹介するなどして、透明性を保っています。信頼関係を築くためには、定期的な情報共有やフィードバックを行うことが不可欠です。

  4. 成長戦略の具体化:
     資金の使い道を具体化し、成長戦略を明示することが投資家の信頼を勝ち取ります。ドクターズプライムは3つの事業(Work、Academia、LifeDoctor)を展開し、それぞれの成長計画を示しています。企業の成長に向けた明確な道筋を示すことで、より多くの資金を集めることができるでしょう。

これらのポイントを参考にすることで、法人経営者や財務担当者は資金調達活動をより効果的に行い、企業の成長を促進する可能性を高めることができます。ドクターズプライムの成功事例を通じて、医療業界における変革の必要性や、そのための資金調達の重要性を再認識することができるでしょう。

“自分らしく選べる医療“を目指すドクターズプライム、3.9億円を資金調達。3万人の医師データを活用し、LifeDoctor事業を展開黒字経営から初の株式による資金調達を実施、2月に複数の採用イベントを実施株式会社ドクターズプライム2025年1月29日 08時00分1020株式会社ドクターズプライム(東京都台東区、代表取締役:田真茂、以下「ドクターズプライム」)は、株式発行による初の資金調達(シリーズAラウンド)として、Dual Bridge Capital、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタルより、3.9億円の資金調達を完了したことをお知らせします。この資金調達により、銀行融資含む資金調達金額の累計は6.4億円となります。今後、医療の民主化を支援する一般向けユーザー向けサービス(LifeDoctor事業)を新たに展開していきます。

ドクターズプライムが目指す世界
ドクターズプライムは「自分らしく選べる医療をすべての人に」をミッションに、医師と患者の目線が揃うための「医師評価制度」とSelf Medicationを可能にする「医療の民主化」を推進しています。

2017年の創業以来、今までにない当直医の評価制度を導入し、救急車たらい回しを解決する医師紹介事業「Dr.’s Prime Work」、そして、医師の診療スキル向上のための動画コンテンツ配信事業「Dr.’s Prime Academia」を展開してきました。

救急車たらい回しをなくす Dr.’s Prime Work事業
救急車の受入れ拒否が発生する要因として、「医師が患者を救うことよりも論文での実績により評価される文化」の問題と「医師と患者の情報格差による医師都合の診療が行われやすい文化」があると考えています。
患者に寄り添った医療が行われるために、これまでなかった診療をベースとした評価制度の導入

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出典 PR TIMES

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