横浜市大発ベンチャー・株式会社CROSS SYNC フクダ電子株式会社、株式会社アイティーファームより総額1.5億円の資金調達

資金調達データ

  • 関連ワードCROSS SYNC, ICU, アイティーファーム, フクダ電子, 資金調達
  • 配信日2025年1月31日 15時30分

資金調達の概要

株式会社CROSS SYNCは、医療機器メーカーのフクダ電子株式会社および独立系ベンチャーキャピタルの株式会社アイティーファームから、第三者割当増資を通じて約1.5億円の資金を調達しました。この資金は、主に「iBSEN DX」と呼ばれる遠隔ICU用途の医療アプリケーションの全国導入や機能拡充、AI機能の研究開発、さらには海外展開を含む新規事業への投資に使用される予定です。CROSS SYNCは、医療技術の革新を目指しており、特に様々な病床にICU並みの医療環境を提供することを目指しています。これにより、医療ビッグデータの活用を強化し、患者と医療現場にとってより良い未来を提供することを目指しています。

資金調達の背景(推測)

CROSS SYNCが資金調達を行った背景には、医療現場におけるニーズの多様化と、技術革新の急速な進展が考えられます。特に、遠隔医療やデジタルヘルスが注目される中で、CROSS SYNCの提供するiBSEN DXは、重症患者の状態をリアルタイムで把握し、モニタリングを行う機能を持つため、医療機関からの需要が高まっていると推測されます。また、2024年6月に保険収載化されることが予告されていることから、事業の成長機会が増加しているタイミングでの資金調達と見られます。このような市場環境の変化に対応し、迅速にサービス展開を図るための資金が必要とされていたのでしょう。

資金調達が成功した理由(推測)

この資金調達が成功した理由としていくつかの要素が考えられます。まず、引受先となったフクダ電子、アイティーファームともに、医療分野での強い知名度と信頼性があります。特に、フクダ電子は老舗の医療機器メーカーとして多くの実績を持ち、CROSS SYNCの技術と事業モデルに対して高い関心を示したと推測されます。さらには、CROSS SYNCのビジョンである「ICU Anywhere」という先進的なコンセプトが投資家に大いに共感を得たことも考えられます。医療業界はこれからも成長する市場であり、CROSS SYNCが持つ技術はその成長に寄与するポテンシャルを秘めていると判断されたのでしょう。

加えて、CROSS SYNCが定めた具体的な使途計画が投資家に安心感を与え、資金調達の成功へと結びついたと考えられます。具体的なプロジェクトとして、今後のiBSEN DXの機能拡充や海外展開に関する見通しが明確であったことで、投資家はリターンを期待しやすかったのではないでしょうか。

資金調達の参考にすべきポイント

CROSS SYNCの資金調達は、法人経営者や財務担当者にいくつかの重要なポイントを示唆しています。まず第一に、投資家に対して明確で具体的なビジョンと事業計画を示すことが必要です。特に、成長性や市場のニーズに基づいた強いビジネスモデルは、資金調達の成功に直結します。CROSS SYNCは、iBSEN DXの機能拡充や新規事業開発を明確に示し、これが投資家の支持を得る要因となりました。

次に、信頼性の高いパートナーとの提携が重要です。CROSS SYNCはフクダ電子及びIT-Farmとの異なる強みを持つパートナーシップを築くことで、資金調達を成功に導きました。このような強力な支援を得られることで、企業の信頼性が増し、資金を集めやすくなるのです。

さらに、タイムリーな資金調達も肝心です。市場状況や技術動向を見極め、適切なタイミングで資金を調達することは、企業が成長の機会を逃さないための大切な戦略です。CROSS SYNCは、保険収載化が進むタイミングで資金調達を行い、事業展開を加速させることを狙っています。

最後に、投資家の視点を理解し、彼らが求める条件やリターンを意識することが大切です。CROSS SYNCは、医療技術の拡大が期待される中で、投資家にとっても魅力的なビジネスケースを提供し、成功を収めました。このように、企業が資金調達を行う際には、ビジョンやパートナー、タイミング、投資家とのコミュニケーションが重要であることを学ぶことができます。

横浜市大発ベンチャー・株式会社CROSS SYNC フクダ電子株式会社、株式会社アイティーファームより総額1.5億円の資金調達CROSS SYNC2025年1月31日 15時30分1株式会社CROSS SYNC(本社:本社:横浜市金沢区、代表取締役:髙木俊介・中西彰、以下「当社」)は、医療機器専門メーカーであるフクダ電子株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:白井 大治郎、以下「フクダ電子」)と独立系ベンチャーキャピタルの株式会社アイティーファーム(本社:東京都新宿区、代表取締役:黒崎 守峰、以下「IT-Farm」)を引受先とする第三者割当増資により総額約1.5億円の資金調達を実施したことをお知らせします。

【資金調達の目的と今後の展望】
今回調達した資金は、以下のために投資する予定です。
 ・2024年6月に保険収載化された遠隔ICU用途でのiBSEN DXの日本全国への導入加速
 ・2024年3月に医療機器認証を取得したiBSEN DXの更なる機能拡充のための開発
 ・来年実装を目指しているAI機能の研究開発
 ・iBSEN DXの海外展開を含む新規事業領域への展開
 上記を推進するために、積極的な採用活動により、組織運営体制強化を図ってまいります。

生体看視アプリケーション iBSEN DX

「iBSEN DX(イプセン ディーエックス)」は重症系病床に入院する患者の状態把握に必要な情報を集中的に管理するとともに、重症系病床から離れた場所でのモニタリングも可能とするアプリケーションです。

【フクダ電子株式会社について】
フクダ電子は、1939年の創業以来「社会的使命に徹しME機器の開発を通じて医学の進歩に寄与する」を経営理念とし、心電計をはじめ呼吸器・循環器系を中心に総合的な医療機器の創造・販売

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出典 PR TIMES

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