遠隔就労の社会実装を推進するジザイエ、シリーズAで総額約6億円の資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワードジザイエ, プラットフォーム, 技術深化, 資金調達, 遠隔就労
  • 配信日2025年4月8日 10時00分

資金調達の概要

株式会社ジザイエは、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を展開するスタートアップであり、最近シリーズAラウンドで総額約6億円の資金調達を行った。この資金調達には、シード期から支援している15th Rockや、サムライインキュベートの運営するファンドをはじめ、レオス・キャピタルパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、静岡キャピタル、みずほキャピタルなど新たな投資家たちも参加した。また、山梨県からの新株予約権や、みずほ銀行、山梨中央銀行からのデットも調達しており、多面的な資金調達体制を構築している。

調達した資金は、JIZAIPADおよび関連製品の開発体制の強化、AI圧縮伝送技術の高度化や低遅延化、アジア・北米を主としたグローバル展開の加速、エンジニアやプロダクト人材の採用強化、建機メーカーやインフラ企業との共同開発プロジェクト推進に活用される予定である。これにより、ジザイエは現場のエンジニアたちが遠隔地にいても高品質なサービスを提供できるようになり、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる狙いがある。

資金調達の背景(推測)

ジザイエの資金調達が行われた背景には、昨今の労働力不足や多様な働き方のニーズが深く関与している。特に日本では、建設業や製造業において生産性向上が急務とされており、これに対する解決策としてジザイエの技術が注目を集めている。リアルタイム遠隔就労支援プラットフォームは、物理的現場に出向くことができないエンジニアや技術者にとっての切実なニーズに応えるものであり、特に災害復旧などの緊急時における効率的な対応が求められている。

また、コロナ禍によるリモートワークの普及も背景にある。これにより、遠隔での業務遂行の重要性が再認識され、ジザイエのサービスは多くの企業の業務体制にフィットするようになった。ジザイエは、業界内における競争優位性を維持しつつ、サービスの深化と国際展開を図るため、多数の資金を調達する戦略を取ったと考えられる。

資金調達が成功した理由(推測)

まず、ジザイエの技術的優位性が資金調達の成功に寄与したと推測される。リアルタイム遠隔就労支援プラットフォームである「JIZAIPAD」は、通信環境に依存せず高精細かつ低遅延な映像伝送を実現することで、業界の課題を解決している。この技術は、建設、製造、エネルギー、災害対応といった多様な分野での導入が進んでおり、実績が裏付けられていることが投資家からの信頼を得る要因となった。

さらに、ジザイエは創業からわずか2年でありながら、すでに大手企業との取引を開始しており、その成果や成長の速さが評価されている。特に、既存の投資家からの厚い信頼が新規投資家にとっての安心材料となり、資金調達をスムーズに進める要因となったことは間違いない。

また、今回の資金調達ラウンドに参加した投資家たちは、各々の強力なリソースを持ち合わせており、ジザイエが技術の深化や国際展開を進めるにあたって重要な支援を行うことが期待されている。このように、多方面からの支援体制が整っていることで、資金調達の成功に繋がったと考えられる。

資金調達の参考にすべきポイント

法人経営者や財務担当者がジザイエの資金調達を参考にする際には、以下のポイントが重要である。まず、一つ目は、技術の競争優位性を確立することが必要である。ジザイエは独自の映像圧縮技術とその他のIT技術に特化することで、ニッチ市場での優位性を築いた。このような技術開発には時間と資本が必要だが、専門性や独自性を持つことで資金調達の際の強力なアピールポイントとなる。

二つ目は、市場ニーズの適応力である。ジザイエは、労働力不足やリモートワークの流行といった社会的な課題に対して即応する商品を提供しており、そのニーズに合致したプロダクトの開発が資金調達を後押ししたと考えられる。市場の動向を注視し、迅速に対応する準備を整えることが企業の成長につながる。

三つ目はパートナーとの連携である。ジザイエは既存の投資家との関係性を大切にし、新たな資金調達にあたっても彼らからの支援を得ることで成功を収めている。信頼関係を構築し、相互に利益をもたらす関係を維持することが、今後の資金調達や事業展開においても重要である。

最後に、持続可能なビジョンを持つことも必須である。ジザイエの代表である中川社長は「すべての人が時空を超えて働ける世界へ」という明確なビジョンを示しており、これが投資家の関心を引き寄せた一因である。このような企業理念を持つことで、長期的なファンを獲得しやすく、新たな資金調達の機会を創出することが可能となる。

これらのポイントを踏まえ、法人経営者や財務担当者は資金調達の戦略や実務に活かすべきであり、自社の成長のために必要なリソースをうまく集めていく必要がある。

遠隔就労の社会実装を推進するジザイエ、シリーズAで総額約6億円の資金調達を実施〜遠隔就労の社会実装を加速。技術深化とグローバル展開に向けた体制強化へ〜株式会社ジザイエ2025年4月8日 10時00分12
東京大学稲見研発スタートアップであり、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供する株式会社ジザイエ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中川 純希、以下「ジザイエ」)は、シリーズAラウンドにて総額約6億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

本ラウンドでは、シード期より参画している15th Rock、ファーストクローズにおいて参画したサムライインキュベートが運営するファンドに加え、新規投資家としてレオス・キャピタルパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、静岡キャピタル、みずほキャピタルの各社が運営するファンド、山梨中銀経営コンサルティングならびに運営するファンド、MIRAISEが運営するファンドが参画しました。さらに、山梨県からのJ-KISS型新株予約権、みずほ銀行からのデット、山梨中央銀行からのベンチャーデットによっても資金調達を実施しています。

◾️資金調達の背景と目的ジザイエは、通信インフラに依存せず、遠隔から現場作業が完了できるリアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム『JIZAIPAD』を提供しています。2023年の正式リリース以降、建設、製造、エネルギー、災害対応など多様な現場で導入され、作業効率の向上、移動コストの削減、安全性の強化に大きく貢献してきました。
今回調達した資金は、以下の重点分野に活用いたします:

JIZAIPADおよび関連プロダクトの開発体制強化・量産化

AI圧縮伝送技術の高度化・低遅延化

アジア・北米を中心としたグローバル展開

エンジニア・プロダクト人材の採用強化

建機メーカ

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出典 PR TIMES

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