資金調達データ
- 関連ワードコーチング, プラットフォーム, マネジメントサクセス, 管理職, 資金調達
- 配信日2025年4月16日 08時45分
資金調達の概要
今回、管理職コーチ「mento」を運営する株式会社mentoがシリーズBラウンドにおいて、総額16億円の資金調達を実施しました。調達方法は第三者割当増資と融資であり、主要な引受先にはEight Roads Ventures Japanをリードインベスターとし、既存の株主であるWiLのフォローオン、さらには三井住友海上キャピタルとAGキャピタルが名を連ねています。また、商工中金からの融資も含まれています。この資金は、なによりも「マネジメントサクセス」プラットフォームの開発、および既存事業の拡大と人材採用に使用される予定です。
mentoは、プロフェッショナルコーチとAI技術を融合し、中間管理職を支援するプラットフォームを提供しています。2020年のサービスリリース以降、パナソニックやデンソー、伊藤忠商事を含む多くの企業からコーチングサービスの導入を受けており、累計のコーチング時間は60,000時間を超えています。この成長の背景には、中間管理職の役割が重要視されているという社会的ニーズがあります。
資金調達の背景(推測)
日本社会が直面する「2025年問題」による労働力不足や中間管理職の「罰ゲーム化」といった問題が、mentoの事業展開や資金調達の背景にあると考えられます。多くの企業が組織改革を進める中で、中間管理職はその中心的な役割を担っていますが、実際には過重な労働や上司と部下との板挟みなどの課題に直面しています。これにより、従業員のエンゲージメントや生産性が低下する懸念があり、その解決策としてコーチングが注目されているのです。
また、AIやデジタル技術の進展により、コーチングの提供方法も変化しています。従来の対面のコーチングだけでなく、デジタルプラットフォームを利用した新しい形のコーチングが期待される中、mentoはその領域での革新を目指しています。これはまた、投資家たちがこの市場に興味を持つ要因ともなります。
資金調達が成功した理由(推測)
mentoが資金調達に成功した理由として、いくつかの要因が考えられます。まず第一に、社会的ニーズの高まりがあります。中間管理職が抱える課題は企業全体の生産性に直結するものであり、その解決に向けたサポートは企業経営者にとって非常に重要なテーマとなっています。このような背景が、投資家からの共感を呼び起こし、資金調達へとつながったと考えられます。
次に、mentorが持つ成功実績も大きな要因です。これまでに多くの大手企業との取引を通じて、検証されたコーチングサービスを提供してこられたことが、投資家にとっての信頼感を生んでいます。さらに、今回の資金を使って新たに開発する「マネジメントサクセス」プラットフォームは、AI技術を活用した革新的なアプローチをとる予定であり、これが投資家にとって未来の成長性を感じさせる要因となっているでしょう。
加えて、mentoの経営チームが非常に魅力的であることも重要です。リーダーである木村氏は、業界内での評価が高く、そのリーダーシップによって事業戦略がきちんと運営されていることが資金調達の成功に寄与していると推測されます。これは、投資家に対して安心感を与え、出資を決める後押しとなったでしょう。
資金調達の参考にすべきポイント
資金調達に成功するためのポイントとして、いくつかの要素が挙げられます。まずは、明確なビジョンやミッションを持つことです。mentoの「この国の総労働熱量を上げる」というミッションは、投資家にとっても共感を呼ぶものであり、企業の成長に向けた信念が明確に示されています。こうしたビジョンがあることで、調達の際の説得力が増します。
次に、実績の積み重ねが重要です。既に多くの企業に採用され、60,000時間を超えるコーチングを提供してきた事実は、投資家に対する信頼の証明となります。数値や結果に基づいた実績を示すことで、投資家の興味を引きつけ、資金を呼び込む力を高めます。
さらに、社会的なニーズへの対応も欠かせません。市場の変化や従業員エンゲージメントに対する期待が高まっている中で、それに応えられるサービスや製品を開発することが不可欠です。mentoが中間管理職の課題に直接アプローチしている点は、社会的な期待に応える一つの正しい方向性です。
最後に、投資家とのコミュニケーションの質もポイントとなります。投資家との信頼関係を築き、彼らの期待やニーズを理解することが資金調達の成否を分ける要因にもなります。mentoのように、投資家の視点を取り入れながらサービスをブラッシュアップすることで、さらなる成長のチャンスを生むことができるでしょう。
以上の要素を考慮しながら、資金調達の戦略を立てることが、今後の企業経営において非常に重要であると言えるでしょう。
管理職コーチmento、シリーズBで総額16億円の資金調達を実施。AI ×コーチで中間管理職を支える「マネジメントサクセス」プラットフォームを開発へ管理職コーチの提供拡大とともに、新たな市場を切り拓く仲間を募集株式会社mento2025年4月16日 08時45分2104管理職コーチ「mento(メント)」を提供する株式会社mento(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木村憲仁、以下mento)は、シリーズBラウンドにおいて、Eight Roads Ventures Japanをリードインベスターとして、既存株主WiLのフォローオンとともに、新たに三井住友海上キャピタル、AGキャピタルを引受先とした第三者割当増資に加え、商工中金からの融資により総額16億円を調達したことをお知らせいたします。
mentoは、プロフェッショナルコーチ×AIの力で中間管理職を支援し、「この国の総労働熱量をあげる」ことを目指しています。現在は、法人向けに管理職コーチ「mento」、個人向けにパーソナルコーチングを提供しています。今回調達した資金は、既存事業の拡大とともに、現場で奮闘する中間管理職を支える「マネジメントサクセス」を実現する新たなプラットフォームの開発、人材採用に充てる予定です。◾️資金調達の概要
調達金額:16億円
調達方法:第三者割当増資、融資
引受先:
・Eight Roads Ventures Japan(リードインベスター)
・WiL(既存株主)
・三井住友海上キャピタル
・AGキャピタル
融資:
・商工中金
◾️これまでの実績:管理職コーチ「mento」の成長
「2025年問題」として労働力不足が深刻になるなか、組織で働く一人ひとりのエンゲージメント向上が企業の競争力に不可欠です。一方で、組織の核となる中間管理職は「罰ゲーム化」しているとも言われ、過重労働や上司と部下との板
出典 PR TIMES