資金調達データ
- 関連ワードDIMENSION, リユース, 循環型モデル, 成長, 提携, 株式会社find, 経営, 落とし物クラウドfind, 起業家, 追加出資
- 配信日2025年5月1日 13時00分
資金調達の概要
株式会社findが行った資金調達は、DIMENSION株式会社からの追加出資を受けたものである。具体的な金額については公表されていないが、DIMENSIONは出資の理由として、findが着実に事業を拡大していることと、代表取締役CEOの高島氏による経営の実行力・結束力を挙げている。findが展開する「落とし物クラウドfind」は、全国約2,300ヶ所でサービスを提供しており、特に鉄道、タクシー、アウトレットモールなど多多岐にわたる業種が導入されている。また、新たに始めたリユース事業により、落とし物の販売をフリマアプリ「メルカリ」を通じて行う実証実験も行っており、これが収益モデルの多角化に寄与している。
この資金調達を通じて、findはオリックスとの資本業務提携を締結し、多様な施設へのサービス導入や全国的な営業網を活用してさらなる成長が期待されている。DIMENSIONとしては、findのビジョンや成長戦略に対する支援を継続し、高い志を持つ起業家への伴走支援を強化する方向性を示している。
資金調達の背景(推測)
資金調達の背景として考えられるのは、まず、株式会社findが直面している市場ニーズの高まりである。特に、落とし物が多く発生する公共交通機関や商業施設において、利用者のサービス向上が求められている。最近のデジタル技術の進展により、落とし物管理の効率化と迅速な返却が期待されており、これに応えるための資金調達は急務と考えられる。
また、findが推進しているリユースモデルの導入実験も注目される。これにより、業務の収益性や持続可能性を高める目的があると思われる。出資者がこの点を評価し、さらなる資金注入を行ったのは自然な流れだと言える。
さらに、DIMENSIONによる追加出資は、findの成長を後押しするための重要な動きであり、前回出資時からの成長を受けた自信の表れでもある。資金調達は通常、事業拡大に向けた戦略的なステップであり、この点においてDIMENSIONが見込んだ成長性が影響しているだろう。
資金調達が成功した理由(推測)
findの資金調達が成功した理由は複数あると考えられる。第一に、明確なビジョンを持つ企業である点が挙げられる。「落とし物が必ず見つかる世界へ」という強いメッセージは、多くの利用者の共感を得やすい。特に、落とし物に困っている人々にとっては、このサービスがどれだけ価値をもたらすのか計り知れない。
第二に、実績が評価されたことも大きい。findは、既に全国29社・約2,300ヶ所にわたってサービスを展開しており、導入実績が豊富であることが信頼を築く要因となっている。また、導入企業が収益を得るモデルを想定している点も、ビジネスとしての安定性を示す要素として働いている。
第三に、DIMENSIONの出資判断がもたらす信頼性も要因と考えられる。DIMENSIONは、過去に成功した出資先の実績が多くあり、その評価基準が分かりやすく示されているため、他の投資家にも良い信号を送りやすい状況にある。
最後に、資本業務提携の締結は、事業のスケールアップとネットワークの拡大を意味し、今後の成長に対する期待感を高めた要因である。オリックスとの提携により多様な施設でのサービス提供が可能になり、これはfindにとって非常に大きなアドバンテージとなる。
資金調達の参考にすべきポイント
今回の資金調達から学べるポイントはいくつかある。まず第一に、明確なビジョンと社会的なニーズに応えるサービスを持つことが重要である。findの事例からも分かるように、具体的な問題解決を目指す事業は、投資家からの支持を得やすい。
第二に、実績を示すことが必要だ。特に、サービスを実際に導入した企業との成功事例やデータを持つことは、投資家に対して信頼性を提供する重要な要素になる。数値で示される成長率や市場のリーチは、説得力を持つ。
第三に、資金調達後の戦略として、資本業務提携などのネットワーク拡大が重要である。単なる資金提供だけでなく、事業全体を強化するためのつながりを持つことで、シナジー効果を生む可能性が高まる。
最後に、出資者との信頼関係を築くことも欠かせない。資金調達は単なる金銭のやり取りではなく、成功へ向けての共同作業である。DIMENSIONがfindの成長を評価し続けているのは、信頼関係と共通のビジョンがあるからこそである。
以上のポイントを踏まえることで、今後の資金調達をスムーズに進め、事業成長を実現するための参考にできるのではないか。
「落とし物クラウドfind」を提供する 株式会社findに追加出資DIMENSION2025年5月1日 13時00分4DIMENSION株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮宗 孝光、以下 DIMENSION)は、「落とし物クラウドfind」を提供する株式会社find(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:高島 彬、以下「find」)に追加出資したことをお知らせします。
findは「落とし物が必ず見つかる世界へ」というビジョンのもと、鉄道会社やタクシー、アウトレットモールなど、全国29社、約2,300ヶ所にてサービスを展開しています。提供する「落とし物クラウドfind」は、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩み・不安を、テクノロジーの力によって解決するサービスです。
また、findは、導入企業が拾得し一定期間保管後に所有権を得た落とし物をフリマアプリ「メルカリ」にて販売する、全国初のリユースによる循環型モデルの実証実験を行っています。開始1ヵ月でfindアカウントのフォロワーは8,000人を突破。リユースと導入企業への収益の還元による持続可能な事業モデルの構築を目指しています。
DIMENSIONは、前回出資時から着実に事業を拡大されている点と、高島代表を中心としたfind社の結束力・実行力の高さを踏まえ、この度の追加出資を判断させて頂きました。また、今回のラウンドで締結されたオリックスとの資本業務提携を通じて、オリックスグループが運営する多様な施設への導入や全国の営業ネットワークの活用により、findの導入推進が大きく加速することが期待されます。
引き続き私共は、高い志を持ち経営に真摯に取り組む起業家への出資・伴走支援を進めてまいります。
■株式会社find(https://www.finds.co.jp/)
代表者 :
出典 PR TIMES