資金調達データ
- 関連ワードクラウドファンディング, ファンズ, リスク統括本部長, 新藤秀人, 資産運用
- 配信日2025年7月2日 10時00分
資金調達ニュースの概要
ファンズ株式会社は2025年7月1日付で、元FintertechのCSO兼CLOである新藤秀人氏がリスク統括本部長兼リーガル・コンプライアンス部長として参画したことを発表しました。新藤氏は京都大学法学部を卒業し、デューク大学およびペンシルベニア大学で法務の学位を取得した後、法律実務と経営法務において豊富な経験を持つ弁護士です。彼の経歴には、大和証券での経営法務やクロスボーダーM&A、Fintertechでのフィンテックビジネスのリーガル責任者としての役割が含まれます。
新藤氏がファンズに参画する目的は、ファンズが掲げる「国民的な資産運用サービスを創る」というビジョンに共鳴し、自らの法務領域の知見と経験を活かして事業成長とリスクコントロールの両立に貢献することです。新藤氏の加入により、ファンズは今後のさらなる成長を目指しています。特に、新藤氏はリーガル・コンプライアンス部の責任者として、リスクコントロールやコンプライアンスを強化し、より魅力的で安心なサービスを提供することを目指しています。
ファンズは、借り手企業のフィンテック関連事業を支えるためのプラットフォームを提供しており、これまで530本以上のファンドを組成し、960億円の資金を募集する実績があります。元本毀損・分配遅延がないという信頼性を持つファンズにとって、新藤氏の参画は新しいフェーズへの入り口となるでしょう。
資金調達ニュースの背景(推測)
新藤氏がファンズに参画する背景には、今後の金融業界における規制強化やリスク管理の重要性の高まりが影響していると考えられます。特に、フィンテックサービスの進展に伴い、法律やコンプライアンスの観点からのリスク評価がますます厳格化しています。ファンズは、これまで金融業界における信頼性を積み上げてきた実績がありますが、新藤氏の加入はその信頼をさらに強固にするための戦略として位置付けられているでしょう。
また、ファンズは海外事業の展開も見据えており、新藤氏の国際的な法務経験はその戦略において大いに役立つと予想されます。グローバルな環境での資金調達やコンプライアンスの確保は、ファンズの新たな挑戦となるため、新藤氏の存在がその成功に貢献する重要な要素となるでしょう。
さらに、ファンズの代表取締役CEOである藤田氏が「信頼」というキーワードを挙げていることに注目すべきです。ファンズは過去において、元本毀損・分配遅延が0件という実績を誇っており、その信頼を基にすることで今後の成長を図ろうとしていると考えられます。新藤氏の専門知識は、その信頼性を維持するための基盤強化に寄与するでしょう。
資金調達ニュースから参考にすべきポイント(推察)
新藤氏のファンズ参画から得られる参考ポイントとしては、次のような点が挙げられます。
まず、リスク管理とコンプライアンスの重要性です。新藤氏のような専門家を迎えることで、企業はリスク管理体制を強化し、法令遵守を徹底することが可能になります。これは企業が市場で信頼を得るために必須の戦略です。特に、ファンズのような金融サービス企業にとって、信頼性は顧客獲得や維持に直結します。
次に、経営者は新たな市場機会を追求する際に、適切な人材の採用を重視すべきです。新藤氏のように、多様なバックグラウンドを持つ専門家をスカウトすることで、企業は新しい視点や戦略を取り入れやすくなります。特にフィンテック業界では、変化の激しさに対応するために、様々な経験を持つリーダーシップが求められます。
また、技術の進化や市場の変化に迅速に対応するためには、法務部門の役割がこれまで以上に重要になっています。今後、フィンテック企業は技術の進化に伴って、法的な課題に直面することが予測されます。そのため、法務の専門家が経営戦略に密接に関与することが成功の鍵になるでしょう。新藤氏の加入は、まさにその良い例です。
最後に、「コンプライアンスファースト」の文化を育てることが企業の持続的な成長につながるでしょう。これは、企業の内部統制や倫理観の強化を促進し、投資家や顧客の信頼を得るための重要な要素です。企業が透明性を保ち、倫理的な行動を促すことで、長期的に安定した成長を実現できます。
これらのポイントからも、新藤氏のような高い専門性を持つ人材を迎えることが、企業の競争力を高めるために不可欠であることが理解できます。ファンズは今後、彼の知見を活かしてさらなる事業成長を目指していくと予想され、他の企業もその成功から多くのことを学ぶことができるでしょう。
ファンズ、元Fintertech CSO兼CLOの新藤 秀人氏がリスク統括本部長として参画Funds2025年7月2日 10時00分0固定利回りの資産運用サービス「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤田雄一郎、以下 当社)は、2025年7月1日より、新たにリスク統括本部長兼リーガル・コンプライアンス部長として新藤 秀人氏が参画したことをお知らせいたします。
■新藤 秀人 プロフィール新藤 秀人(しんどう ひでと)。京都大学法学部卒業、デューク大学ロースクール修了(LLM)、ペンシルベニア大学ロースクール修了(LLCM)。ニューヨーク州弁護士。
大和証券株式会社で経営法務(コーポレート・ガバナンス及びコンプライアンス体制の構築、クロスボーダーM&A、当局・業界団体との折衝)、デリバティブ等のマーケット商品法務等、国内外の様々な法務業務に従事。2018年10月にFintertech株式会社に参画(大和証券より出向)。リーガル/デューデリジェンス責任者としてデジタルアセット担保ローン/クラウドファンディング等のフィンテックビジネスに従事、2023年4月、同社CSO(チーフストラテジーオフィサー)兼CLO(チーフリーガルオフィサー)に就任。
■リスク統括本部長 新藤 秀人よりコメント2025年7月1日付けで、ファンズ株式会社に入社いたしました新藤と申します。「国民的な資産運用サービスを創る」というビジョンを掲げ、従来から強みのある貸付型クラウドファンディングを軸に社債等の提供も視野に入れたデット型ファイナンスの総合プラットフォームを目指す高い志、そしてこれから海外事業の本格展開フェーズに入るというエキサイティングな環境に惹かれ、ファンズ株式会社に参画させていただく事になりました。
これまでに証券会社およびフィンテ
出典 PR TIMES