MyDearest、シリーズCでの追加ラウンドを実施し、約1.7億円を調達

資金調達データ

  • 関連ワードVRゲーム, シリーズC, 北米, 資金調達, 追加ラウンド
  • 配信日2025年8月8日 13時00分

資金調達の概要

MyDearest株式会社は、シリーズCの追加ラウンドを通じて約1.7億円を調達し、この結果、シリーズC累計調達額が約17億円に達しました。このラウンドには、ちゅうぎんインフィニティファンド3号投資事業有限責任組合と阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合が参加しています。調達した資金は、主に北米のα世代向けのVRゲームのコンテンツ開発や、企業向けのVR/MRソリューション事業の拡大に使用される予定です。特に、米国市場でのプレゼンスを強化するためのコンテンツパイプラインの構築に力を入れていることが特徴です。この資金調達により、MyDearestは2025年内に10本以上のVRゲームタイトルをリリースすることを目指しています。

資金調達の背景(推測)

資金調達の背景として考えられるのは、VR市場の急成長や、特に北米市場における競争の激化です。近年、仮想現実や拡張現実に関連するテクノロジーは急速に進化し、エンターテインメント分野におけるユーザーの期待が高まっています。特にMeta Questの主なユーザー層である北米のα世代は、デジタルネイティブな存在であり、こうしたユーザー層をターゲットにしたコンテンツの需要が増加しています。MyDearestは、これに応じてコンテンツの豊富さを追求し、特に成功を収めているタイトルがあることから、資金調達を通じて新たな作品を生み出す戦略を選んだと考えられます。また、企業向けの事業展開が進む中で、VR/MR技術を活用したソリューションのニーズも高まっているため、さらなる投資が必要となったと推測されます。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達が成功した理由として、いくつかの要因が考えられます。第一に、MyDearestの持つ強力なポートフォリオと過去の実績です。『東京クロノス』や『ALTDEUS: Beyond Chronos』といったロングセラータイトルを心に留めれば、投資家にとってはリスクが低く、成長の期待が持てる企業として映るでしょう。また、VRゲーム市場は今後も成長が見込まれており、将来性に対する期待感も資金調達成功の一因と考えられます。

次に、資金調達に参加した投資家の背景も成功に寄与しています。特に、ちゅうぎんインフィニティファンドや阪急阪神イノベーションパートナーズは、それぞれの地域や分野における知見やネットワークを活かし、MyDearestの成長をサポートすることが期待されています。これらの投資家が名を連ねることで、他の投資家に対しても信頼性や安定性を提供する要素となったでしょう。

最後に、資金調達の目的が明確で、具体的な使用用途が提示されている点も成功の要因です。特に北米市場に向けたコンテンツ開発や企業向けソリューションの拡大といった具体的なビジョンを示すことで、投資家からの信頼を得やすくなっています。

資金調達の参考にすべきポイント

MyDearestの資金調達を通じて、法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。まず第一に、明確なビジョンと戦略の提示が重要です。資金を調達する際には、どのように資金を使うのか、具体的な成長戦略を示すことで、投資家からの関心を引くことができます。この際、自社の強みを明確にし、競合に対する優位性を訴えることが必要です。

次に、過去の実績や成功例を用いた説得力のあるプレゼンテーションが求められます。成功したプロジェクトのデータや、顧客からのフィードバック、さらには受賞歴などを取り入れることで、投資家に安心感を与えることができます。信用を築くことは特にスタートアップにとって重要であり、資金調達の際にその信頼が資金を呼び込む鍵となります。

さらに、市場環境の分析とタイミングも注意すべきポイントです。特に、成長が期待される市場やトレンドに焦点を当てることは、資金調達において非常に有効です。MyDearestがα世代をターゲットにしているように、特定のニッチ市場に注目し、その成長に乗っかる戦略を採用することで、投資家の興味を引くことが容易になります。市場のニーズに合わせた柔軟な戦略を持つことは、事業の成長と資金調達の成功に貢献します。

最後に、投資家とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことです。資金調達は一度限りのプロセスではなく、持続的な関係の構築が長期的な成功に不可欠です。投資家からのフィードバックや期待に応えることで、次回の資金調達の際にも支援を受ける可能性が高くなります。

MyDearest、シリーズCでの追加ラウンドを実施し、約1.7億円を調達━これまでの累計資金調達額は約30億円にMyDearest株式会社2025年8月8日 13時00分48オリジナルIPのVRゲームを中心に開発を行うMyDearestは、今年5月に発表した資金調達に加えて、シリーズC追加ラウンドで約1.7億円を調達し、これによりシリーズC累計調達額は約17億円となりました。本ラウンドには、ちゅうぎんインフィニティファンド3号投資事業有限責任組合および阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合(※五十音順)が参加しています。

■資金調達の目的
1. 北米のα世代向けのVRゲームを軸としたIP展開の強化
Meta Questの主なユーザー層は、北米の10代前半〜中盤の「α世代」とされています。
MyDearestでは、直近にリリースしたbazooka studioタイトルの全世界累計アクティブユーザー数が100万人を突破しており、そのうち約7割を米国ユーザーが占めています。
今回の資金調達により、米国のα世代にリーチするためのコンテンツパイプラインをさらに強化し、2025年内には10本以上のタイトルをリリースする予定です。
2. 企業向けVR/MRソリューション提供・コンテンツ制作の事業拡大
企業や自治体向けにVRコンテンツ制作やソリューション提供、VRChatワールドの構築をワンストップで手がける「VRあそび事業部」の事業拡大を図るため、エンジニア・アートディレクターを中心とした人材採用を強化し、開発体制を拡充します。

■採用について

上記事業拡大に伴い人材の採用に注力いたします。
自分のクリエイティブを世界に試したいクリエイターの方々、企業向けXRコンテンツ制作に興味のある方々などの応募をお待ちしております。

現在、特に下記の職種を募集しています。

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出典 PR TIMES

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