物流業・製造業向け自動化ソリューションを提供する株式会社ROMSに追加出資

資金調達データ

  • 関連ワード三菱地所, 物流業, 自動化ソリューション, 製造業, 追加出資
  • 配信日2025年9月9日 09時30分

資金調達の概要

株式会社ROMSは、物流業・製造業向けの自動化ソリューションを提供する企業であり、三菱地所が運営するコーポレートベンチャーキャピタル「BRICKS FUND TOKYO」から追加出資を受けました。この追加出資は、ROMSが展開している自動倉庫やAGV(自動搬送車)などの物流自動化ソリューションの市場拡大を目指すものです。ROMSは省スペース設計や短納期導入、高拡張性を持つ自動倉庫「Nano-Stream」を中心に、物流業界の人手不足や効率化のニーズに応えようとしています。この追加出資により、ROMSはさらなる技術開発やサービス拡充への資金を得て、成長を加速させる狙いがあると考えられます。

資金調達の背景(推測)

近年、物流業界は急速な成長を遂げており、特にeコマースの拡大に伴って需要が高まっています。しかし、これに対して人手不足や効率化の要請が強まっている背景があります。ROMSが提供する自動化ソリューションは、こうした業界のニーズに応えられる製品として期待されています。また、製造業においても効率的な生産体制の構築が求められているため、ROMSの技術は多くの企業にとって有用です。このような状況を鑑みると、ROMSに対する追加出資は、物流業界だけでなく製造業においてもその成長を促進するための重要なステップと考えられます。

三菱地所がROMSに出資する背景には、彼ら自身のビジネスエコシステムにおける強化や、新たな投資先としての潤滑油的な意味合いもあるでしょう。BRICKS FUND TOKYOは、社会課題の解決や産業構造の転換に寄与するスタートアップへの投資を目指しており、ROMSの展開している自動化技術は、そのミッションに合致しています。

資金調達が成功した理由(推測)

ROMSが今回の資金調達に成功した理由として、以下の要因が考えられます。まず第一に、物流業界全体が抱える人手不足問題への直接的な解決策を提供していることがあります。自動化ソリューションは、効率性を高めるだけでなく、労働環境を改善する可能性も持っているため、投資家からの関心を引きやすいでしょう。

次に、ROMSの自動化ソリューションは短納期導入が可能であり、さらに高い拡張性を持っている点も有利に働いています。この特性により、企業が投資を行いやすくなり、初期投資を抑えながら導入を検討することが可能です。この柔軟性は、投資家に対してROMSが成長しやすいビジネスモデルであることを示す要素となります。

最後に、三菱地所という信頼性の高い投資者が手掛けるファンドからの出資であることも、ROMSの信用を高めています。企業は信頼性のあるパートナーと共に成長することが期待されるため、出資者の存在は資金調達の成功に大きく貢献していると考えられます。

資金調達の参考にすべきポイント

法人経営者や財務担当者にとって、ROMSの資金調達のプロセスから得られる重要なポイントは以下の通りです。

  1. 市場ニーズの確認
    まず、投資を検討する際には、そのビジネスが解決しようとしている具体的な市場ニーズを把握することが重要です。人手不足や効率化といった明確なニーズに応えることができれば、投資家からの関心も高まります。

  2. 技術の柔軟性と拡張性
    ROMSのように、自社の技術が有する柔軟性や拡張性を示すことで、初期投資の負担を軽減し、顧客への導入のハードルを下げることができます。資金調達を成功させるためには、技術の魅力を効果的に伝えることが必要です。

  3. 信頼できる投資者との連携
    信頼性の高い企業や投資者からの支援を得ることは、他の投資家からの信用を大きく高める要素となります。ROMSは三菱地所との連携を通じて、収益モデルを充実させ、さらなる成長の可能性を見出しています。

  4. 社会的影響をアピールする
    企業が社会課題に寄与することは、近年ますます重要な要素となっています。投資家は、資金を提供するだけでなく、社会に良い影響を与える企業を支持したいと考えています。ROMSが物流業界の人手不足問題を解決することを目指している点は、投資家の関心を集めた要因の一つです。

これらのポイントを考慮することで、法人経営者や財務担当者は、今後の資金調達においてより効果的な戦略を立てることができるでしょう。

物流業・製造業向け自動化ソリューションを提供する株式会社ROMSに追加出資物流事業等での共創を通じた社会課題の解決と日本経済の持続可能性の向上に貢献BRICKS FUND TOKYO by Mitsubishi Estate2025年9月9日 09時30分0三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長:中島 篤)が運営し、成長産業の共創を目指すコーポレートベンチャーキャピタル“BRICKS FUND TOKYO”(共同運営者:株式会社プライムパートナーズ)は、既存出資先で物流業・製造業向け自動化ソリューションを提供する株式会社ROMS(本社:東京都品川区 代表:前野 洋介)に追加出資いたしましたので、お知らせいたします。

ROMSは、物流業・製造業向けに、ハードから制御ソフト・UIまで各種自動化ソリューションを自社開発・販売しております。小型自動倉庫「Nano-Stream」は、省スペース設計・短納期導入・高拡張性を兼ね備え、わずか100㎡からのスモールスタートを実現。AGVやクレーンによる柔軟な運用設計により、多様な物流現場の自動化を後押しします。4〜6か月の短納期導入を可能にする開発体制、汎用品活用による安定供給、日本品質による長期安定稼働、そして導入後のきめ細やかな対応を強みとし、物流のみならず製造業などFA領域への展開も開始しています。

ROMSが提供するソリューションは物流業界が直面する人手不足等の課題を解決するものであり、本ファンド及び三菱地所グループは、物流事業等での共創をはじめ、同社の成長を引き続きご支援し、社会課題の解決と日本経済の持続可能性の向上に貢献してまいります。

■株式会社ROMSについて
所在地:東京都品川区
代表者:前野 洋介
設立日:2019年6月3日
URL:https://roms.inc/

■BRICKS F

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出典 PR TIMES

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