estie、シンガポールのVertex Growthおよび日本政策投資銀行を含む既存株主よりシリーズBで28億円を調達⁠

資金調達データ

  • 関連ワード28億円, AI, DX, estie, M&A, Vertex Growth, シリーズB, 不動産業界, 日本政策投資銀行, 資金調達
  • 配信日2024年10月8日 11時00分

資金調達の概要

株式会社estieはシリーズBラウンドで、国内外の投資家から合計28億円を調達しました。このラウンドには、シンガポールのグロース投資会社であるVertex Growthが新規投資家として参加し、日本政策投資銀行(DBJ)などの既存株主も再度投資しています。調達方法は第三者割当増資であり、参加した投資家はグロービス・キャピタル・パートナーズ、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、グローバル・ブレインなどが含まれています。進捗としては、前回のシリーズAラウンドで調達した10億円で得た資金を活用して人材採用やプロダクト開発を進めており、これが効果的に機能していることが投資家の信頼を得る要因となっています。

資金調達の背景(推測)

不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、estieは業界のニーズに応じたテクノロジーの導入を加速しています。投資家たちは、こうした流れを背景に、estieのビジネスモデルや成長の可能性を見込んでの参入を決定したと推測されます。特に、日本では商業用不動産市場のデジタル化が遅れている中、estieが提供する情報解析基盤やデジタルサービスは競争優位性を持っています。また、政府系金融機関のDBJは、不動産市場が抱える課題に対する問題解決への期待から参加していると考えられます。投資先としての魅力が高まる中、資金調達が実現した背景には、業界のデジタル化が加速するという時代の潮流があります。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達が成功した理由の一つは、estieのビジネスモデルと成長戦略が明確であることです。estieは、オフィスビルをはじめとした不動産データの収集・分析を基盤にした商業用不動産のデジタルソリューションを提供しており、特にデータドリブンなアプローチが市場から高く評価されています。さらに、新規プロダクトの開発に伴う組織の急成長も、投資家に魅力を与える要素です。

もう一つの理由は、投資家のバックグラウンドです。Vertex GrowthやDBJの参加は、業界の経験値やネットワークの強化、資本蓄積の機会を提供し、他の投資家とも相乗効果をもたらすでしょう。特に、DBJは政策的な観点からも不動産市場の成長を重視しており、その支援は長期的な安定性を提供します。

最後に、estie自身の経営陣とそのビジョンの明瞭さも成功要因の一つです。平井瑛代表取締役が掲げる「産業の真価を、さらに拓く。」というパーパスが、投資家に共感を抱かせ、資金調達に結びついたと考えられます。

資金調達の参考にすべきポイント

まず、資金調達においては明確なビジネスモデルと成長戦略が不可欠です。estieのように市場のニーズを正確に把握し、そのニーズに応じた製品やサービスを提供することが、投資家の関心を引くための基盤となります。また、自社の製品が市場においてどのような競争優位性を持つかを具体的に示すことも重要です。

次に、信頼できる投資家とのネットワークの構築が成功の鍵を握ります。特に業界に特化した投資家が揃うことで、資金面だけでなく、経営者や経営陣にとってもアドバイスやリソースの提供を受けやすくなります。今回のestieの資金調達において、日本政策投資銀行やVertex Growthのようなメンバーが存在することが、他の投資家への信頼感を生み出した要因です。

最後に、企業のビジョンを明確にし、それを投資家と共有することで、持続可能な成長を描くことが求められます。資金調達は単に資金を集めるだけでなく、その後の事業戦略や実行においても重要な要素となります。ビジョンを持っていることで、マネジメントチームのメンバーは方向性を理解しやすくなり、一丸となって目標に向かって進むことが可能です。

以上のポイントを押さえることで、法人経営者や財務担当者は資金調達において成功を収められる可能性が高まるでしょう。

estie、シンガポールのVertex Growthおよび日本政策投資銀行を含む既存株主よりシリーズBで28億円を調達⁠マルチプロダクト戦略を推進し、M&AとAIの活用により不動産業界のDXをさらに加速株式会社estie2024年10月8日 11時00分9144

不動産業界のDXを推進する株式会社estie(本社:東京都港区、代表取締役:平井 瑛、以下「estie」)は、シリーズBラウンドでの第三者割当増資により、国内外の投資家 計5社を引受先としたエクイティ調達 28億円に関する契約を締結しました。今回のラウンドには、グローバル投資会社テマセクの子会社 Vertex Holdings によりアンカー投資されたグロース投資家であり、世界中で複数のユニコーン企業への投資実績を有するVertex Growthと、日本の政府系金融機関であり、不動産金融市場の牽引者である日本政策投資銀行(DBJ)が主要投資家として参加しました。またestieをシード・アーリー期から支える既存投資家各社も本ラウンドに参加しました。

シリーズB 資金調達の概要
調達金額:28億円
調達方法:第三者割当増資
参加投資家:
新規:Vertex Growth
既存:日本政策投資銀行(DBJ)、グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、グローバル・ブレイン(GB)※順不同

これまでの事業進捗と今後の展望

estieは、2022年1月のシリーズAで10億円を調達して以来、積極的な採用を通じて組織の強化を進めました。その成果として、従前提供していた日本最大級のオフィスビル情報データ分析基盤「estie マーケット調査」に加え、物流不動産に特化した「estie 物流リサーチ」や、各種不動産アセット(※1)の売買業務を支援する「estie 所有

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出典 PR TIMES

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