資金調達データ
- 関連ワードUnito, エイチ・アイ・エス, サービスアパートメント, シリーズDラウンド, セカンドクローズ, リレント, 大東建託, 民泊, 賃貸, 資金調達
- 配信日2025年6月10日 12時00分
資金調達の概要
株式会社Unitoは、シリーズDラウンドにおいて、総額約10億円の資金調達を完了したことを発表しました。この資金調達は、第三者割当増資と金融機関からの融資を組み合わせたもので、ファーストクローズでの出資者にはアニマルスピリッツ合同会社やみずほキャピタルなどが含まれ、セカンドクローズでは大東建託株式会社および株式会社エイチ・アイ・エスが出資しました。この調達により、Unitoは事業開始からの累計資金調達額が約20億円に達しました。
今後の投資目的としては、主に運営物件数の拡大、賃貸・宿泊・顧客情報の一元管理システム「unito PMS」の開発、さらには人材採用の強化やM&Aを通じた事業拡大が挙げられています。特に、運営物件数の拡大においては、3年以内に500棟の運営体制を確立することが目標とされています。
資金調達の背景(推測)
Unitoの資金調達の背景には、特に顕著な市場需要の変化があると推測されます。新型コロナウイルスの影響を受けた2020年以降、リモートワークやデジタルノマドといった新しい働き方が登場し、住まいや宿泊のスタイルが多様化しました。このような環境において、Unitoの提案する「住まい」と「宿泊」の融合モデル「リレント」は、多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。
また、エイチ・アイ・エスや大東建託といった大手企業との連携が、Unitoの信頼性を高める要因となっているでしょう。これらの企業は既に不動産や旅行業界において実績を持ち、彼らとの協業により市場での競争力が増すことが期待されます。
さらに、国内外での需要を見越し、全国及び国際展開を視野に入れた戦略が重要視される中で、資金調達を通じて事業基盤を強化する必要性が高まっています。
資金調達が成功した理由(推測)
Unitoの資金調達が成功した理由は、いくつかの要因に分けて考えることができます。まず、独自のビジネスモデルである「リレント」が市場において競争力を持ち、ニーズに適合していることが挙げられます。このモデルは、住民のライフスタイルに合わせて柔軟な家賃支払方法を提供し、居住スペースの供給と需要の一元管理が可能となるため、入居者や不動産オーナーにとっても魅力的な選択肢とされています。
加えて、出資者の選定が非常に戦略的であったことも成功の一因です。大東建託やエイチ・アイ・エスといった大手企業からの出資は、資金の調達だけでなく、事業のシナジー効果を発揮する可能性があります。これにより、特に不動産運用に関するノウハウや業界の人脈を最大限に活用できるという期待が寄せられています。
最後に、透明性のある資金使途や明確な経営戦略が、投資家の信頼を得る要因ともなっています。Unitoが掲げる中期的な目標や展望が具体的であるため、投資家に対しても安心感を与えることができているのでしょう。
資金調達の参考にすべきポイント
Unitoの資金調達のプロセスから、他の法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。
まず、独自のビジネスモデルが重要かつ不可欠です。この場合、Unitoのように市場のニーズに柔軟に対応できる製品やサービスを提供することが、資金調達の成功に直結します。特に、競争が激しい業界においては、他社と差別化できる価値提案が求められます。
次に、効果的なネットワーキングと戦略的なパートナーシップが資金調達においても切り札となります。大手企業からの出資を受けることで、単なる資金調達だけではなく、知見やリソースを共有することができ、事業の成長を加速させることが期待されます。資金調達の際には、パートナー企業とのビジョンやゴールを共有することで、より強固な信頼関係を築く必要があります。
また、資金使途を明確にし、実行可能な計画を示すことも欠かせません。投資家は資金の有効活用が見込まれるプロジェクトに投資を加速させる傾向があります。そのため、具体的な成長戦略や運用計画を示し、どのようにして利益を上げていくのかを明確にすることが重要です。資金調達の際には、数値やデータを用いて現実的な展望を示すことが求められます。
最後に、継続的な透明性の確保も重要です。投資家との信頼関係を深めるためには、企業の運営状況や資金の使途に関する情報を定期的に共有し、フォローアップを行うことが大切です。この姿勢が、長期的なパートナーシップの構築に寄与し、次回の資金調達時にもプラスに働くでしょう。
Unito(ユニット)、シリーズDラウンドで総額約10億円の資金調達を完了「住まい」の大東建託、「旅行・宿泊」のエイチ・アイ・エスからセカンドクローズ出資 ー「住む × 泊まる」を組み合わせたレジデンス運営で不動産価値最大化へUnito Inc.2025年6月10日 12時00分9999+
株式会社Unito(本社:東京都目黒区、代表取締役:近藤佑太朗、読み:ユニット、以下「当社」)は、大東建託株式会社、株式会社エイチ・アイ・エスを引受先とした第三者割当増資に加え、金融機関からの融資によりシリーズDラウンド セカンドクローズの資金調達を実施しました。
2025年4月に実施したファーストクローズと合わせ、シリーズDラウンドの資金調達額は約10億円となり、2020年2月の事業開始からの累計資金調達額は約20億円となりました。
■ 資金調達概要(シリーズDラウンド)
調達金額:総額約10億円
調達方法:第三者割当増資、金融機関からの融資
引受先:
ファーストクローズ(2025年4月実施)
・アニマルスピリッツ合同会社
・AGキャピタル株式会社
・みずほキャピタル株式会社
・田中渓氏(個人投資家)セカンドクローズ(2025年6月実施・今回発表)
・大東建託株式会社
・株式会社エイチ・アイ・エス
三段目左から、アニマルスピリッツ川原あやか氏、当社社外取締役青沼、個人投資家田中渓氏、エイチ・アイ・エス稲葉敬昭氏、みずほキャピタル高瀬弘一氏。二段目左から、当社執行役員大田、大東建託遠藤勇紀氏、アニマルスピリッツ朝倉祐介氏、エイチ・アイ・エス海津誠之氏、AGキャピタル田口優希氏、みずほキャピタル荒井淳氏。一段目左から、当社取締役CMO玉木、当社代表取締役近藤、当社取締役CFO倉田、当社執行役員VPoP中野。
■ 調達の目的
当社は、住んだ日数分だけの家賃システム「リレ
出典 PR TIMES