資金調達データ
- 関連ワードJ-STAGE, R Discovery, カクタス, 研究成果, 連携
- 配信日2025年1月29日 11時00分
資金調達ニュースの概要
今回のプレスリリースは、カクタス・コミュニケーションズ株式会社が、日本の学術ジャーナルを発信するプラットフォーム「J-STAGE」と連携し、文献検索・研究リーディングプラットフォーム「R Discovery」を通じて、世界中の研究者が日本発の高品質な研究にアクセスしやすくなることを発表したものです。このパートナーシップにより、J-STAGE上の研究論文へ直接アクセスできるDOIリンクがR Discoveryに追加され、現在すでに存在する25,000万件以上の研究情報に加えて、新たに4,000以上のジャーナルを網羅した日本の研究成果が提供されることになります。これにより、R Discoveryのユーザーは、より多様な研究リソースを活用することができ、学術的な研究の進展や品質の向上に寄与することが期待されています。
今回の取り組みは、科学技術振興機構(JST)が運営しているJ-STAGEと、AIを活用し情報収集を支援するR Discoveryが協力して進めるものであり、カクタスの代表取締役は、国境や言語の壁を超えた研究者への支援を強化していく意向を示しています。つまり、R Discoveryは、ユーザーが必要な情報を迅速に、かつ効率的に得られるためのツールとしてさらに進化するのです。
資金調達ニュースの背景(推測)
この連携の背景には、以下のような想定される要因があります。まず、日本の学術研究は国際的に非常に重要な位置を占めており、日本の研究成果が広く利用されることは、国際的な学問の発展に寄与します。しかし、日本の研究成果は英語論文に比べると、国際的なプラットフォームでの発見性が低いという課題がありました。そこで、J-STAGEとカクタスの連携が実現したものと考えられます。
また、カクタス自体が科学コミュニケーションとテクノロジーを専門とした企業であり、特にAI技術を活用した研究支援サービスに強みを持っています。これにより、十分に資金を投入したAI開発の結果として、R Discoveryは現在の形で利用者から歓迎される存在となっています。今回の連携により、J-STAGEのコンテンツをR Discovery内に統合することで、カクタスは自社の提供するサービス価値をさらに高めつつ、日本の学術成果の国際的なプレゼンスを向上させるという二重の目的を果たそうとしているのではないでしょうか。
さらに、世界的に見ても研究のオープンアクセス化が進んでおり、各国の研究者が情報に自由かつ公平にアクセスできることが求められています。カクタスの意図的なアプローチとして、研究者のニーズに応える姿勢が感じられます。学術的卓越性を推進するというビジョンも、これらの背景の中で重要視されていることでしょう。
資金調達ニュースから参考にすべきポイント(推察)
このニュースから法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。一つ目は、デジタル化とAI技術の活用の重要性です。カクタスが採用したAI技術は、情報の収集を効率化し、研究者の時間を節約することを目的としています。これは業務効率化や生産性向上に直結しており、企業がデジタル技術やAIを適切に取り入れることの重要さを再認識させます。
次に、国際的な連携の重要性です。カクタスとJ-STAGEの連携によって、日本の研究が国際的に見える化されることが期待されています。法人も他国の研究機関や企業とのパートナーシップを模索することで、グローバルな展開を図るべきでしょう。特に、国際的なリソースにアクセスし、自社の研究や開発に生かすことで競争力を高めることができます。
また、顧客ニーズの多様化に対する柔軟な対応も重要です。R Discoveryの提供する多機能は、ユーザーに対して多彩な選択肢を提供するものです。法人も、顧客やクライアントのニーズに基づいた、多様なサービスを展開し、顧客満足度を向上させるための戦略を練るべきです。
最後に、研究や学術活動の支援を通じた社会貢献の視点です。カクタスは、日本の研究を世界に発信することで、学術的卓越性を推進しようとしています。法人も、自社のビジョンやミッションと照らし合わせ、社会貢献のための活動を検討することが求められるでしょう。社会に貢献することは、企業のブランド価値を向上させ、長期的な持続可能性を確保するためにも重要な要素です。
以上のようなポイントから、カクタスとJ-STAGEの連携は、法人経営者や財務担当者にとって、広く学び取れる価値がある事例と言えるでしょう。
カクタスがJ-STAGEと連携し、R Discoveryを通じて高品質な研究の発見性を向上世界中の学術研究者によるJ-STAGE上の研究成果へのアクセスがより容易にカクタス・コミュニケーションズ株式会社2025年1月29日 11時00分1科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ(以下、カクタス)は、日本の学術ジャーナルを発信するオンラインプラットフォーム「J-STAGE」と連携しました。このパートナーシップにより、J-STAGEに掲載されている高品質な研究成果を、カクタスが提供する文献検索・研究リーディングプラットフォーム「R Discovery」を通じて研究者コミュニティに提供できるようになります。
J-STAGEは、科学技術振興機構(JST)が運営する電子プラットフォームで、日本国内の2,400を超える発行機関が発行する4,000以上のジャーナル、会議録、その他の学術刊行物を掲載しています。科学、技術、医学、工学、人文社会科学など、多岐にわたる分野を網羅しており、日本の学術研究において重要な役割を果たしています。
この度の連携により、J-STAGE上の研究論文へのDOIリンクがR Discoveryのデータベースに追加されます。これにより、世界190か国以上のトップ大学や学術機関に所属する300万人以上のR Discoveryユーザーは、既存の2億5,000万件を超える研究情報に加え、J-STAGEの研究論文にもアクセスできるようになります。
R Discoveryは、最新のAI技術を活用して研究成果へのアクセスを容易にする論文検索AIアシストツールです。また、音声機能により移動中でも研究成果を聴けるほか、翻訳機能を使えば日本語で読んだり聴いたりする
出典 PR TIMES