資金調達データ
- 関連ワードLCM, SaaS, アウトソーシングサービス, ジョーシス, デバイスライフサイクルマネジメント
- 配信日2025年6月20日 12時00分
資金調達ニュースの概要
株式会社LayerXは、デバイスライフサイクルマネジメント(LCM)を強化するために、ジョーシス株式会社のアウトソーシングサービスを正式に導入したことを発表しました。LayerXは、業務用デバイスのセットアップ作業を標準化・効率化し、安定した運用体制を構築することで、従業員数の増加に伴うオンボーディングプロセスの改善を提案しています。この導入により、LayerXは情報システム部門の効率を向上させ、より良い従業員体験の提供と持続的な事業成長を目指すとしています。ジョーシスのアウトソーシングサービスは、入社および退社に関するポリシーに基づき、SaaSアカウントの管理、デバイスの設定や保管などを代行します。ジョーシスは既に多国籍企業であり、350名以上の従業員を持ち、320億円の資金調達を実施し、700社以上にサービスを提供しています。
資金調達ニュースの背景(推測)
今回のプレスリリースから推測される背景は、企業のデジタルトランスフォーメーションの加速と、それに伴う情報システムの複雑化です。特に、クラウドサービスの普及とリモートワークの導入により、企業は柔軟な働き方を実現する一方で、デバイス管理の「ラストワンマイル」運用が課題として浮上しています。この状況を受けて、LayerXは効率的なデバイス管理の必要性を感じ、専門のアウトソーシングサービスを持つジョーシスと提携することを決定したと考えられます。
また、LayerXにとって、ジョーシスの技術やスピード感ある対応が、業務フローの改善や高品質なサービス提供に寄与することが期待されます。ジョーシスのようなスタートアップ企業は、迅速な意思決定が求められるテクノロジーの分野で強みを発揮できます。また、LayerXとジョーシスは、共に成長することで、お互いにシナジーを生む関係を築くことを目指していることがうかがえます。特に、今回の導入によってLayerXは自身の業務効率化にとどまらず、顧客満足度を高め、持続的な事業成長を図ることを目指している点は注目に値します。
資金調達ニュースから参考にすべきポイント(推察)
このプレスリリースからいくつかの参考ポイントが浮かび上がります。
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アウトソーシングの活用: LayerXは、業務効率を向上させるために専門のアウトソーシングサービスを導入しました。これにより、内部リソースをより戦略的な業務に集中させることが可能になります。企業は、自社のコア業務に注力し、非コア業務を外部に委託することで、全体的な効率を向上させることができる点を学ぶべきです。
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デバイス管理の重要性: 現代のビジネス環境では、デバイスの効果的な管理が欠かせません。特に、リモートワークやハイブリッド勤務が増える中、デバイスのセットアップや管理にかかる負担を軽減するための仕組みを持つことが、従業員のパフォーマンスや満足度に直結します。企業はこの必要性を理解し、適切な管理体制を構築すべきです。
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パートナーシップの重要性: LayerXがジョーシスをパートナーとして選定したことは、柔軟で確実なサービス提供が求められる中で、信頼できるパートナーと協力することの重要性を示しています。企業は、自社のビジョンに合致したパートナーを選ぶことで、新たな価値を生み出し、競争力を強化することが期待されます。
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継続的改善の意識: プレスリリースには、業務フローの継続的な改善が求められていることが示されています。企業は、現状に満足せずに、常にプロセスやサービスの向上を目指す姿勢が重要です。この意識を組織全体に浸透させることで、長期的な成長を実現できます。
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テクノロジーの進化への対応: 企業は、技術の進化に敏感である必要があります。特に、デバイス管理やセキュリティの分野では、新しい技術やサービスの導入が求められることがあります。LayerXは、クラウド活用による環境整備を進めており、企業はこうした流れに逆らうことなく、テクノロジーを駆使して業務効率を高める道を探るべきです。
以上のポイントを考慮することで、法人経営者や財務担当者は、今後の業務運営において、より計画的かつ効率的なアプローチを取ることが可能になるでしょう。また、特にアウトソーシングの活用やパートナーシップの重要性に関しては、企業戦略として具体的に検討すべき事項であると言えます。
株式会社LayerXがデバイスライフサイクルマネジメントの強化のため、ジョーシス株式会社のアウトソーシングサービスを正式導入ジョーシス株式会社2025年6月20日 12時00分6ITガバナンスを強化をすることを目的としたSaaS ID管理プラットフォームを運営するジョーシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:松本恭攝)のサービス「ジョーシス」が株式会社LayerX様に導入されることが決定いたしました。
■提供サービスとそのメリット
従業員数の増加に伴い、よりよいオンボーディングプロセスを追求するために、業務用デバイス(主にPC)のセットアップ作業を標準化・効率化し、安定した運用体制を構築します。また、最適なデバイスライフサイクルマネジメント(以下、LCM)の実現に向けて、共に取り組んでまいります。
業務フローの継続的な改善を通じて、常に高品質なサービス提供を実現し、事業成長を支えるデバイスマネジメント体制の整備・運用を推進してまいります。■株式会社LayerX様 篠嵜様 コメント
情報システム部門の業務は、クラウドの活用やリモート環境の整備が進んだことで、場所や時間にとらわれずに遂行できる柔軟な体制が実現しつつあります。一方で、デバイス管理においては“ラストワンマイル”の運用が依然として課題として残されています。
こうした状況の中で、建設的なコミュニケーションを重ねながら、LCM全体をともに考え、サービス開発にも柔軟に取り組んでいただける姿勢に共感し、ジョーシス様をパートナーとして選定いたしました。
ジョーシス様は社内に内製チームを有しており、スピード感のある体制構築が可能です。この導入を通じて、より良い従業員体験の提供と、持続的な事業成長につなげてまいります。
■ジョーシスのデバイスアウトソーシングサービスについて
<サービス概要>
ジョーシス
出典 PR TIMES