横浜銀行、talentbookの活用を含む採用広報施策で新卒採用の母集団・エントリー数が前年比2割超増加

資金調達データ

  • 関連ワードtalentbook, キャリア, 採用広報, 新卒採用, 横浜銀行
  • 配信日2025年4月17日 10時00分

資金調達ニュースの概要

横浜銀行がtalentbookの活用を通じて新卒採用の母集団とエントリー数が前年比で2割以上増加したというプレスリリースが発表されました。talentbookは、法人向けの採用マーケティング支援サービスを行い、キャリア学習サイトとしても知られています。横浜銀行がこのプラットフォームを導入した目的は、地域密着型の「ソリューション・カンパニー」としての魅力を求職者に伝えるため、採用広報を強化し、応募者数を増加させることにありました。

新卒採用の母集団形成において特に重要視されたのは、銀行業界に失望感を抱く学生や転職希望者の心を引きつけることでした。同社は、働く従業員のキャリアパスや魅力を具体的に紹介するために、talentbookを活用した情報発信を行い、応募者が持つイメージを変える努力を行いました。

採用における取り組みでは、talentbookを通じて多様な行員の事例を紹介し、インスタグラムなどSNSを活用して情報を発信しました。この結果、エントリーシートの提出は前年よりも2割以上増加し、一定数の内定者が「talentbookが志望度を高めるきっかけになった」との評価を得るに至りました。さらに、キャリア採用についても前年の2倍の採用計画を達成し、働くイメージの可視化に成功しています。

資金調達ニュースの背景(推測)

横浜銀行がtalentbookを導入するに至った背景には、いくつかの複合的な要因があります。まず、金融業界全体が売り手市場に突入している中で、求職者の関心が高まっているのは情報技術やデジタルマーケティングに関連する企業であり、銀行業界に対する学生の関心は相対的に低下しています。これにより、長年のブランド力や職業の安定性が必ずしも集客に結びつかない状況が生まれています。

次に、若手行員のキャリア形成におけるロールモデル不足が挙げられます。銀行業界のキャリアパスは往々にして一律であるため、多様なキャリアに対する理解が薄く、特に女性や外国籍の社員に関する情報が不足しています。こうした課題に対して、行員の実際の仕事やキャリアパスの多様性を示すことが求められ、talentbookはそのための効果的なツールとして選ばれました。

また、情報発信の手段が多様化している現代において、企業はSNSやオンラインプラットフォームを通じて求職者との接点を増やす必要があります。従来の静的な採用情報だけでは求職者の心を掴むことができず、インタラクティブなコミュニケーションの重要性が増しています。このような時代背景の中で、talentbookの活用が一つの解決策となりました。

資金調達ニュースから参考にすべきポイント(推察)

横浜銀行の成功事例は、採用活動における戦略的な視点を企業が取り入れることで、どのように成果を上げられるかを示す良い参考となります。第一に、採用ブランディングが重要な要素であることは明白です。単に求人情報を発信するのではなく、企業のビジョンや文化、働く環境を具体的に伝えることが、求職者の興味を引きます。横浜銀行は、行員の声やキャリアパスを具体的に示すことで、応募者にリアルな職場のイメージを提供しました。

次に、情報発信のチャネルの多様化が成長を促進する要因であるという点です。SNSや専門的なキャリアサイトを通じた発信は、求職者にとって非常にアクセスしやすい情報源となるため、効果的なアプローチとして活用すべきです。特に、横浜銀行の場合、話題性のあるコンテンツやストーリーを通じて関与を深め、コミュニケーションを構築することができました。

また、求職者との持続的な関係構築が採用成功の鍵であることも重要です。talentbookを通じて、継続的に情報を提供し、求職者との接点を持ち続けることで、興味や志望度を高めることが可能になります。これによって、応募の数だけでなく、質の高い人材を獲得することができるでしょう。

さらに、掲載したコンテンツの効果測定やフィードバックを取り入れることも重要です。横浜銀行は、内定者からのフィードバックを受けて、talentbookの記事が志望度を高める要因の一つであると判断しています。このようなデータをもとに、今後の採用戦略を捉え直し、さらに効果的な施策を講じることができるでしょう。

最後に、地域とのつながりや社会貢献の意識を高めることで、求職者の特に地域密着型の人材に対する魅力が増す点も挙げられます。企業が地域に根ざした価値観を持つことで、応募者にとっての企業イメージが向上し、志望度も高まる可能性があります。

このように、横浜銀行の事例は、企業が採用活動を強化するための具体的な視点や行動の取組みを提供しており、ビジネス環境が変化する中で、どのように適応し進化していくかにおいて貴重な示唆を与えています。

横浜銀行、talentbookの活用を含む採用広報施策で新卒採用の母集団・エントリー数が前年比2割超増加talentbook2025年4月17日 10時00分0
就活・転職活動に役立つキャリア学習サイト「talentbook」及び、法人向け採用マーケティング支援サービスを提供するtalentbook株式会社(本社:東京都渋谷区、共同代表取締役:大堀航/大堀海)は、株式会社横浜銀行(本社:神奈川県横浜市、代表取締役頭取:片岡 達也、以下 「横浜銀行」)に、採用ブランディング支援サービスを提供。talentbookを活用した発信を含む採用広報の強化が奏功し、新卒採用の母集団・エントリー数が前年比2割超増加したことをお知らせいたします。横浜銀行 talentbookページ:https://www.talent-book.jp/boy
■talentbook導入の背景・課題
横浜銀行は、「地域に根ざし、ともに歩む存在として選ばれるソリューション・カンパニー」というビジョンのもと、ソリューションビジネスを支える人財の確保を重要視していました。しかし、売り手市場の加速や採用手法の多様化により、応募者数は減少傾向にあり、銀行業界に興味関心が薄い学生や転職希望者にも、「横浜銀行で働くことの魅力」や「働く行員の人物像」を伝え、採用潜在層から母集団形成を強化する必要がありました。

また、若手行員のキャリア形成において、ロールモデルの不足や複線型キャリアパスの選択肢の認知も課題となっていました。そこで、行員の働き方や幅広いキャリアパスを発信し、採用広報の強化とロールモデルの可視化を図るため、採用HPに加え、SNSや外部メディアを活用した情報発信の手段を検討する中で、効率的に採用潜在層へアプローチでき、発信のスピードと広報効果を高められるtalentbookの導入を決定しました。
■talent

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出典 PR TIMES

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