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- 関連ワード2050年ロードマップ, サプライチェーン, 循環型経済, 持続可能, 航空業界
- 配信日2024年11月20日 10時00分
航空産業循環推進協議会、持続可能な未来に向けた「2050年航空業界ロードマップ」を発表具体的な戦略を提示し、国内外の航空業界関係者によるサプライチェーン全体での循環型アプローチの一体化を後押しNandina Remanufacturing Pte. Ltd.2024年11月20日 10時00分0
航空産業循環推進協議会(Aviation Circularity Consortium: ACC)は本日、「2050年航空業界ロードマップ」(以下、「2050年ロードマップ」という)を発表しました。本ロードマップは、航空業界が循環型経済モデルを取り入れ、世界の持続可能な目標に向けて貢献を果たすための包括的なガイドラインとなる事を目指しています。ACCは本年初めにその構想が立ち上げられ、現在、その具体的な活動を進める中において、本ロードマップは、持続可能な目標へ向かって移行するなか、航空製品や他の主要産業で使用する低排出・再処理された高品質の素材や部品の認証に向けた戦略的な道筋を示しています。
航空業界における循環型経済のチャンスを掴む
国連の国際民間航空機関(ICAO)は、2050年までに国際航空の排出量が3倍に増加する可能性があると予測し(注1)、 同年までに国際航空のネットゼロ排出目標を採用している(注2)ため、持続可能な解決策の必要性がこれまで以上に高まっています。日本も2050年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げていることから、国土交通省は航空宇宙部門における脱炭素化への取り組みを推進しています(注3)。この取り組みは日本国内で運航する国際航空会社と協力して進められており、主要の2社も同じく2050年までのカーボンニュートラル達成を約束しています。しかし、これまでの進展には多くの課題があり、目標達成に向けた課題は多く、まだ楽観視できないという見方もあり
出典 PR TIMES