資金調達データ
- 関連ワードNX-Tech HUB、オープンイノベーション、業務DX、アイデア公募、共創
- 配信日2025年9月16日 16時30分
資金募集の概要
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)と株式会社eiiconが共同で進める『NX-Tech HUB Open Innovation Program』は、業務DXと業務効率化をテーマにした共創プログラムです。このプログラムでは、物流の現場に関連する36の課題が提示され、それに対する事業アイデアを広く募集しています。応募対象となるのは法人であり、企業規模は問わず、技術やサービスを持つ企業が参加できます。
資金募集の具体的な枠組みとしては、選考を通過した事業アイデアに対して、PoC(Proof of Concept)に基づき約100万円の予算が提供されることが予想されています。これは、実証実験を通じて、具体的なビジネスモデルを検討するための資金です。応募が早い段階で行われるほど、専門家との面談を通じてアイデアをブラッシュアップする機会が提供されるため、選考通過の可能性が高まります。
プログラム日程においては、2025年9月16日にエントリー開始、続いて9月30日には早期応募締切が設けられており、最終的な応募締切は10月24日です。選考プロセスは書類・面談選考を経て、11月に行われ、採択企業が決定するのは2025年12月です。最終的には2026年の春頃に社会実装を見据えた本格的な検討が進められる予定です。
資金募集の背景(推測)
NXHDは、長年にわたって陸・海・空を結ぶ総合物流のリーダーとして、社会や産業の発展に寄与してきました。その一方で、物流業界においてはデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率化が急務とされています。多くの企業がデジタル技術を活用して効率化を図る中、NXHDも社内外の知恵を集めることで革新的な解決策を見出そうとしています。
この動きの背景には、競争が激化する物流市場において、競争力を維持・向上させるための必要性があります。特に、最近のパンデミックや環境問題の高まりにより、柔軟な対応や新たな価値提供が求められています。NXHDは、これらの課題に対し、外部のアイデアや技術を活用することで、より効果的な解決策を模索していると考えられます。
また、aiiconが協力していることで、オープンイノベーションを通じて新たなビジネスチャンスを創出する姿勢が強調されています。参加企業は、NXHDが抱える具体的な課題に対して自社の技術やサービスを提供することで、直接的なビジネスの拡大か、または新たな市場機会を見出す狙いがあります。このプログラムは、資金調達だけでなく、共創による新たな価値の創出を目的としているため、各企業の戦略的な提案が重要となります。
資金獲得を成功させるためのポイント(推察)
資金獲得を目指す企業にとって、成功のためにはいくつかの重要なポイントが考えられます。
まず第一に、応募内容の具体性と実現可能性です。NXHDは「現場発のアイデアを起点に、外の力を取り込みながら新しい挑戦をしたい」と述べています。これは、参加する企業が自社の技術やサービスをどのように活用して、具体的にNIPPON EXPRESSホールディングスの課題を解決できるかを重視していることを示しています。したがって、自社の提案がどのように実際の業務改善に寄与するかを明確にすることが重要です。
次に、早期の応募が成功のカギを握っています。プログラムの最初の応募締切は2025年9月30日であり、早期応募が推奨されています。この早期応募により、選考前に専門家との面談を通じてアイデアのブラッシュアップが可能となります。これは、競争が激しい中で、他の参加者との差別化を図る良いチャンスとなります。
さらに、チーム構成や提携の重要性も無視できません。特に、技術力や実績を持つメンバーを集めてチームを結成することで、提出するアイデアの信頼性や実行力が高まります。外部パートナーとのコラボレーションを通じて、社内だけでは解決が難しい課題に対し、多様な視点からアプローチできるため、強力な提案が生成されます。
最後に、選考基準を理解し、事前にフィードバックを得る機会を最大限に活用することです。実行可能なプランや革新性の高さ、社会へのインパクトなど、選考基準をクリアするための準備が求められます。これに対して、専門家や先輩の意見を取り入れ、必要な情報を整理・分析することが効果的です。
全体として、NIPPON EXPRESSホールディングスとAUBAの共創プログラムは、資金調達の機会を提供するだけでなく、新たな価値創造の場としても機能します。プレスリリースにあるように、共にスピード感をもって実証し、社会への貢献を目指す姿勢は、今後のビジネス展開において重要な要素となるでしょう。このプログラムを通じて参画する企業は、物流業界における新たな潮流を先取りする可能性を持っています。
【 NIPPON EXPRESSホールディングス × AUBA 】“業務DX・業務効率化”をテーマに、共創公募をスタート!『NX-Tech HUB Open Innovation Program』36のチャレンジ課題をNXHD社内現場の各部門から広く提示!AUBAを通じたオープンイノベーションの取組は初。株式会社eiicon2025年9月16日 16時30分6 株式会社eiicon(エイコン 本社所在地:文京区後楽、代表取締役社長:中村 亜由子、以下 eiicon)が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」は、2025年9月16日(火)より、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(本社所在地:千代田区神田和泉町、代表取締役社長 社長執行役員:堀切 智、以下 NXHD)とともに、陸海空の物流現場を起点に革新を起こすプログラム『NX-Tech HUB Open Innovation Program(エヌエックス-テック ハブ オープンイノベーションプログラム、以下 本プログラム)』の始動、ならびに本日より、“業務DX・業務効率化”などのテーマで、共創による事業アイデアの公募を開始したことをお知らせします。
https://eiicon.net/about/nipponexpress-holdings2025/AUBAを通じたNXHDのオープンイノベーションへの取組みは、今回が初となります。eiiconは、本プログラムの運営全般を強力にサポートし、NXHDの目指す共創による新たな価値創造に貢献してまいります。
NIPPON EXPRESSホールディングス × AUBA『NX-Tech HUB Open Innovation Program』■NIPPON EXPRESSホールディングス × AUBA『NX-Tech
出典 PR TIMES