国内最大規模のアカデミア共催起業支援プログラム「1stRound」、21大学4研究機関共催へ ~お茶の水女子大学、同志社大学、広島大学が参画〜

資金調達データ

  • 関連ワードアカデミア共催, スタートアップ, 参画, 技術シーズ, 起業支援
  • 配信日2025年4月22日 10時00分

資金募集の概要

「1stRound」は、国内最大規模のアカデミア共催の起業支援プログラムであり、東京大学を母体とし、21の大学や4つの研究機関が共催しています。このプログラムの主な目的は、アカデミアで生まれる技術シーズを早期に事業化し、社会に実装することです。新たに参画するお茶の水女子大学、同志社大学、広島大学を含む全参加機関は、非資本型の資金支援を提供し、研究成果を社会に還元するスタートアップを育成することを目指しています。

「1stRound」では、過去9年間で累計102チームを採択しており、これまでの資金調達成功率は90%以上に達しています。また、アカデミアからの技術シーズをもとにしたスタートアップが大手企業との協業に結びつく事例も増加しており、特に過去には半数以上のチームが共同プロジェクトを進めています。プログラムは年に2回実施され、2025年の第13回公募が2025年4月14日から始まり、応募は2025年6月2日まで受け付けられます。

この取り組みは、資金調達における環境を大幅に改善するものであり、参加者のスタートアップが成長するための基盤を提供しています。特にこのプログラムは、複数の大学や戦略的なコーポレートパートナーとの協力を通じて、広範なネットワークを構築し、参加者が資金を調達しやすくすることを意図しています。

資金募集の背景(推測)

日本のアカデミアには、世界に誇る独自の技術シーズが多数存在していますが、これらの技術が市場で競争力を持つ事業へと成長するための支援は不足しているのが現状です。このような状況において、「1stRound」のような非資本型の起業支援プログラムが必要とされている背景には、スタートアップが直面する資金調達の壁や、技術シーズの商業化が進まないという課題があります。

新たに「1stRound」に参画する大学のコメントからも、研究成果を社会実装するための支援や、特に女性イノベーターの育成に向けた取り組みが強調されています。これにより、より多様な視点やアイデアがスタートアップに反映されることが期待されます。特に、女性の活躍を促進することは、社会全体のイノベーションを高めるうえでも重要です。

また、「1stRound」は大学間の連携を促進することを目的としており、参加機関はそれぞれの強みを活かし、連携することで互いの成功を支援し合うエコシステムを構築しようとしています。この背景は、競争にさらされる国際市場での競争力向上と共に、産業界とのコラボレーションを深め、新たなビジネスチャンスを創出することに寄与するでしょう。

資金獲得を成功させるためのポイント(推察)

「1stRound」における資金獲得を成功させるためのポイントは、いくつかの要素が考えられます。まず第一に、提案する事業アイデアの独自性と市場性が重要です。大学で行われている研究成果を基にしている場合、その成果がどれだけの社会的・市場的ニーズに応えるものであるかを明確に示す必要があります。そのため、事業計画には競合分析や顧客ニーズに基づく具体的なマーケティング戦略が求められます。

次に、チームの専門性と多様性も重要な要素です。スタートアップの成功には、技術的な知識を持つメンバーだけでなく、ビジネス戦略や営業、マーケティングに精通したメンバーがいることが求められます。「1stRound」が提供するネットワークを活用し、他の起業家や業界の専門家との連携を深めることが成功の鍵となります。

さらに、資金調達には透明性が必要です。過去の成功事例として高い資金調達成功率がある「1stRound」ですが、それを裏付けるためには事業の進捗状況や使途などを明確にし、支援者に信頼される形で情報を提供することが求められます。特に投資家に対しては、資金をどう活用しどのようにリターンを生むのかを具体的に示す必要があります。

また、プログラムを通じて得られるメンターシップの活用も忘れてはなりません。アカデミアや産業界での経験豊富なメンターからのアドバイスは、事業の成長を加速させます。積極的に相談し、自分たちのビジョンを共有することで、彼らの知見を取り入れた事業モデルを策定することができます。

最後に、参加企業間での相互協力と情報交換が成功を後押しします。「1stRound」のようなプログラムでは、同じ志を持つスタートアップが集まるため、仲間としての連携を深め、互いに支援し合うことで、資金獲得のチャンスを広げることができます。企業の成長においては、孤独な戦いではなく、共同での挑戦が重要です。こうしたポイントを押さえることで、資金獲得が成功しやすくなるでしょう。

国内最大規模のアカデミア共催起業支援プログラム「1stRound」、21大学4研究機関共催へ ~お茶の水女子大学、同志社大学、広島大学が参画〜東大IPC2025年4月22日 10時00分0東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下、「東大IPC」)と18大学、4国立研究機関(※1)による国内最大規模を誇るアカデミア共催の起業支援プログラム「1stRound」は、この度、国立大学法人お茶の水女子大学、学校法人同志社 同志社大学、国立大学法人広島大学が新たに参画することを発表します。引き続き、「1stRound」は国公立・私立大学、研究機関による、国内最大規模を誇る国内アカデミアディープテックシーズの起業支援を展開するプログラムとして、大学・研究機関から生まれる様々な技術シーズを社会実装へ結びつけるための事業・起業化に特化した支援を通じて、成長を目指してまいります。

技術シーズの社会実装を支援、国内最大規模を誇るアカデミア・Non-Equity型起業支援プログラム
日本のアカデミアには世界に伍する技術シーズが多数ある一方で、早期事業化における支援サポートはまだ十分ではないのが現状です。「1stRound」は、初動を加速させるためのNon-Equity型資金支援をはじめ、その事業価値が算定可能な事業体・スタートアップとなるためのハンズオン支援を行うべく、2017年より東京大学を母体に「起業支援プログラム」としてスタートしました。2019年より名称を「1stRound」とし、コーポレートパートナーの参画も得たコンソーシアム形式で展開、その後共催機関を国立・私立の18大学、4つの国立研究機関まで広げ現在に至ります(※1)。この度、国立大学法人お茶の水女子大学、学校法人同志社 同志社大学、国立大学法人広島大学が新たに参画いたしま

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出典 PR TIMES

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