資金調達データ
- 関連ワードFUNDINNO PLUS+, レクメド社, 特定投資家, 資金調達, 開発資金
- 配信日2025年6月16日 10時00分
資金調達の概要
レクメド社は、大型資金調達を実施し、約12.9億円の資金を調達しました。この資金調達は、株式会社FUNDINNOが提供する「FUNDINNO PLUS+」というクラウドファンディングサービスを通じて行われました。FUNDINNO PLUS+は、特定投資家を対象にしているため、高度な金融知識を持つプロの投資家からの直接投資が得られることを特徴としています。レクメド社は、自社の新薬開発のための開発資金を求めており、この資金調達により、大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。なお、FUNDINNO PLUS+を通じた成約総額は約80億円を超えています。
レクメド社は、創薬ベンチャーとして、治験や製造販売承認取得、上市後の販売を自社で一貫して行う国内でも稀有な企業です。今回の資金調達を通じて、新薬開発に向けたさらなる進展が期待されています。特に変形性膝関節症に関する治療薬の開発が第Ⅲ相試験に入っており、2029年の国内上市を目指しています。
資金調達の背景(推測)
今回の資金調達の背景には、いくつかの重要な要因が考えられます。まず、レクメド社が直面する治療市場のニーズです。特に、日本の超高齢化社会において、変形性膝関節症の患者が約800万人存在するとされており、これに対する処方薬の開発は非常に急務となっています。このような社会的なニーズが、投資家にとっても魅力的なビジネスチャンスに映った可能性があります。
次に、レクメド社がこれまでに2つの治療薬の上市を成功させた実績も、その信頼性を高めている要因です。既に市場に出ている製品があることで、投資家はリスクを抑えつつも成長の可能性を感じることができます。そのため、新たな資金調達に対する期待感が高まっていたと推測されます。
さらに、特定投資家向けの資金調達は、投資家に対しても魅力的です。FUNDINNO PLUS+を利用することで、未上場企業でありながら成長の芽がある企業に対して、プロの投資家が直接資金を提供する機会が得られるため、資金調達の環境が整っていると言えます。この背景が、レクメド社の資金調達を後押ししました。
資金調達が成功した理由(推測)
資金調達が成功した理由には、いくつかの要因が挙げられます。まず第一に、レクメド社のビジネスモデルの明確さです。治験の計画から製造販売承認、上市後の販売までを一貫して手がけるという点は、投資家にとって安心材料となります。特に医薬品業界では、このような高い専門性と一貫性が、成功への鍵を握ります。
第二に、レクメド社の過去の実績も無視できません。既に治療薬を2つ上市していることは、投資家に対する強い信頼感を生んでいます。そのため、投資家は新たな資金提供に対して決断をしやすくなっていると考えられます。多くのベンチャー企業が資金調達に苦しむ中で、実績を持つ企業が資金を集めることは、一つの成功要因です。
第三に、FUNDINNO PLUS+の利用も成功を後押しした要因です。このサービスは、成長を遂げている未上場企業に対する投資機会を提供し、特定投資家による十分な知識・経験を活かした資金提供を促進します。このような環境が整っていることにより、レクメド社は迅速かつ効果的に多くの資金を集めることができました。
資金調達の参考にすべきポイント
本件から得るべき資金調達の参考ポイントには、以下の要素があります。
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明確なビジネスモデルの確立: 投資家に対して、自社のビジネスモデルや戦略を明確に示すことが重要です。また、どのように市場ニーズに応えるかを示すことで、信頼性が高まります。
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過去の実績の見える化: 既存の成果や実績をしっかりとアピールすることが、投資家の信頼を獲得する鍵です。成功事例を持つ企業は、投資を受けやすくなります。
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流動性のある投資方式の活用: クラウドファンディングや特定投資家向けの資金調達方式を活用することで、より多くの資金を集める可能性が高まります。資金提供を受けるための多様な仕組みを理解し、最大限利用しましょう。
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社会的ニーズに基づく事業領域の選定: 社会問題に対する解決策を提供するビジネスモデルは、投資家からの支持を得やすいです。特に、大きな市場ニーズがある領域では、投資意欲が高まります。
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投資家への透明性の提供: 投資家に対して透明性の高い情報を提供することで、信頼度が向上し資金調達がスムーズに進む可能性が高まります。
資金調達の成否は、単なる金額の問題だけでなく、いかにして投資家に対して魅力を伝え、信頼を得るかが大きな要因となります。したがって、これらのポイントを考慮しながら、戦略的な資金調達を進めていくことが求められます。
【大型事例が相次ぎ誕生】レクメド社が約12.9億円を資金調達、FUNDINNO PLUS+の累計成約額は80億円を突破株式会社FUNDINNO2025年6月16日 10時00分0
株式会社FUNDINNO(本社:東京都港区、代表:柴原 祐喜/大浦 学、以下「当社」)は、株式会社レクメド(本社:東京都町田市、代表:松本 正、以下「レクメド社」)が、特定投資家※1からの直接投資を可能にするサービス「FUNDINNO PLUS+(以下、ファンディーノプラス)」を通じて、約12.9億円の資金調達を実施したことをお知らせします。なお、レクメド社をはじめ、大型の資金調達事例が増加したことにより、ファンディーノプラスでの成約金額が80億円を突破し、約89億円※2となっております。
大型資金調達について
※1 特定投資家とは、いわゆる「プロの投資家」として、金融商品に対する十分な知識、経験や、財産、リスク管理能力等を有していると考えられることなどから、金融商品取引業者が特定投資家向けに金融商品の開発・勧誘等を行う際には、法に基づく行為規制の一部が適用除外とされます。
※2 ファンディーノプラスでの私募と私売出しの合計成約額
■レクメド社について
レクメド社は、治験の計画・実施から製造販売承認の取得、上市後の販売までを自社で一貫して担う国内でも希少な創薬ベンチャーです。これまで2つの治療薬の上市に成功しています。現在は希少疾患3領域と変形性膝関節症を含む4つのパイプラインが進行中で、変形性膝関節症治療薬の開発はフェーズ3(第Ⅲ相試験)に突入。2029年の国内上市を計画しています。
新薬開発とドラッグラグ解消の両立を目指し、世界に“100年医薬品”を届ける挑戦を続けています。
■株式会社レクメド 代表取締役 松本 正氏のコメントレクメド社は、設立以来、患者さんの思いに寄り添
出典 PR TIMES