資金調達データ
- 関連ワードLAT1阻害剤, グローバル開発, ジェイファーマ, 補助金, 資金調達
- 配信日2025年4月1日 16時14分
資金調達の概要
ジェイファーマ株式会社は、LAT1阻害剤に関連する研究開発を加速するため、2024年6月よりEラウンドエクステンションにおいて、合計37.7億円を国内外の投資家から調達しました。また、日本医療研究開発機構(AMED)の創薬ベンチャーエコシステム強化事業からの最大20億円の補助金を獲得し、資金調達総額は最大57.7億円に達しました。これにより、これまでの累計調達額は約130億円となります。これらの資金は、LAT1阻害剤「ナンブランラト」と「JPH034」の臨床試験や新薬の探索に活用される予定です。
資金調達の背景(推測)
ジェイファーマが資金調達を行った主な背景は、治療法が限られている難治性疾患への新薬開発の必要性があるからです。特に、LAT1阻害剤は胆道がんという難治性がんに対して有効性が示唆されており、昨今の医療分野では未だ確立されていない治療法に対する需要が高まっています。また、JPH034については、多発性硬化症という自己免疫疾患の適応に向けた開発が進行しており、このようなアンメットメディカルニーズに応えることで、患者に新たな治療の選択肢を提供し、社会的な貢献も期待されています。
医療技術の進化や、がんや自己免疫疾患の患者数が増加している中で、業界全体での投資意欲も高まっているため、ジェイファーマはこの機会を利用して資金調達を行ったと推測されます。これにより、競争の激しいバイオテクノロジー市場で立ち位置を確立し、持続可能な成長を目指しています。
資金調達が成功した理由(推測)
ジェイファーマの資金調達が成功した理由は、いくつかの要因に起因しています。まず、LAT1阻害剤の開発に関する科学的根拠が確立されており、すでに国内第2相試験が成功を収めている点が挙げられます。これは投資家にとって確度の高い投資先としての魅力を提供しており、特に難治性疾患に対する新薬開発の需要が高まっている中での競争優位性を確保しています。
さらに、多くの信頼できる既存の投資家が参加しており、その中には医療やライフサイエンスのプロフェッショナルも含まれています。これにより、ジェイファーマは投資者から信頼を得ており、この信頼は新しい投資家の参加も促進したと考えられます。また、組織内での経営体制の強化も、投資家に対する安心感を高めた要因の一つと推測できます。
加えて、国内外から投資を受けることができたのは、日本国内のバイオベンチャー企業が国際的な舞台で挑戦する好機であり、この美点が投資家の支援を引き出したとも言えます。特に、グローバル展開を目指す企業には魅力的な投資先としての評価が高まっています。
資金調達の参考にすべきポイント
ジェイファーマの資金調達から得られる参考ポイントはいくつかあります。まず、明確な研究開発戦略を持つことが重要です。投資家は資金を提供する際に、その研究がどのような課題に取り組んでいるのか、どのようにして成長が見込まれるのかを重視します。具体的な臨床試験結果や今後の展望、目標とするマーケットを示すことが、投資を引き寄せる鍵になります。
次に、信頼性の高い経営陣やアドバイザー陣を持つことが挙げられます。ジェイファーマは、経験豊富な取締役と信頼性のある投資家が参加することで、資金調達の成功を実現しました。このような経営陣のリーダーシップも、信頼を築くことに重要な役割を果たします。
さらに、複数の資金調達手段を用いる柔軟性も重要です。ジェイファーマは、投資家からの株式投資に加え、政府の補助金を獲得している点が、資金調達の多様性を示しています。このことにより、リスクを分散させつつ、大規模な資金調達を実現することが可能になります。
最後に、発展途上の医療分野への貢献や社会的使命を訴えることも、投資家に対して強い説得力を持ちます。ジェイファーマは、がんや自己免疫疾患に対する新たな治療法を開発することで、社会に貢献しようとしています。このような企業の理念や使命感を持つことは、資金調達の際に重点的にアピールするべきポイントとなります。
以上の観点から、資金調達はただの金銭的な取引だけでなく、企業の信頼性や社会的影響を考慮した戦略的アプローチが求められるものであるといえます。ジェイファーマのケースは、今後の資金調達や企業経営において参考にすべき貴重な事例となるでしょう。
ジェイファーマ、最大57.7億円の資金調達を達成~LAT1阻害剤のグローバル開発を加速~ジェイファーマ株式会社2025年4月1日 16時14分3ジェイファーマ株式会社(本社:神奈川県横浜市鶴見区、代表取締役社長 吉武 益広)は、2024年6月より継続していたEラウンドエクステンションにおいて、国内外の投資家から総額37.7億円の調達を完了しました(25年4月払込見込み分を含む)。さらに、日本医療研究開発機構(AMED)の「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」からの最大20億円の補助金を獲得し、2024年6月以降の資金調達総額は最大57.7億円、これまでの累計調達額は最大約130億円(補助金含む)となりました。
資金調達の背景と目的
当社は、LAT1(L型アミノ酸トランスポーター1)阻害剤「ナンブランラト」及び「JPH034」の研究開発を加速させるため、資金調達を実施しました。
ナンブランラトについては、難治性胆道がん患者を対象とした国内第2相臨床試験を成功させ、2024年度第2四半期に米国FDAとグローバル臨床第3相臨床試験のデザインについて合意しました。2025年度中のグローバル第3相臨床試験開始、2030年度のグローバル承認取得を目指します。
JPH034は多発性硬化症を対象に開発を進めるLAT1阻害剤で、2025年度中の米国FDA に対するInvestigational New Drug (IND)申請、米国第1相臨床試験開始を予定しており、国際的な展開を視野に開発を加速します。
今後も、日本の創薬ベンチャーの成功事例となるべく、世界の患者様の希望を届ける革新的な医薬品の開発に引き続き尽力してまいります。調達した資金の使途
ナンブランラトのグローバル第3相臨床試験
ナンブランラトのその他の非臨床・臨床試験
JPH034の米国FDA IND
出典 PR TIMES