ロゴラボ、シードラウンドで6000万円の資金調達を実施 〜日本初※1ブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」第一弾を正式リリース（特許出願済）、既に大企業を中心に10社以上が活用中〜

資金調達の概要

株式会社ロゴラボは、シードラウンドで総額6,000万円の資金調達を実施しました。資金調達はXTech Ventures株式会社を引受先とした第三者割当増資を通じて行われ、デットファイナンスも含まれています。この資金は主に、同社のブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」の開発と展開、及び市場への投入に使用されると考えられます。加えて、2024年10月1日に「ロゴラボ ブランドチェック」という第一弾のプロダクトを正式にリリースしており、すでに大手企業を中心に10社以上がこのソリューションを利用し始めている状況です。

この「ロゴラボ」は、企業間のブランドデータや許諾管理のプロセスを簡素化し、AIを活用してその効率を向上させることを目的としたソフトウェアです。企業のブランディングやレピュテーションリスクの管理に貢献するための重要なツールとしての位置づけがされており、特許出願済みである点も特徴的です。

資金調達の背景（推測）

知的財産権の管理は、近年多くの企業において急務とされています。特に、ブランドや商標の無断利用、著作権侵害といったリスクは、企業の評判だけでなく、法的な問題にまで発展する可能性があります。この状況下で、株式会社ロゴラボが開発した「ロゴラボ」は、企業が抱えるガバナンスの課題に対処する革新的なソリューションとなることを目指しています。

また、調査によれば、約90%の企業が自己のブランドデータの管理が不十分であると認識しており、コーポレートガバナンスに関する意識が高まる中で、その解決策を提案できるコンセプトの重要性が増しています。これらの背景を考慮すると、ロゴラボのサービスには明確な市場ニーズが存在すると言えます。このため、シードラウンドでの資金調達は、事業展開に必要な資金を集める絶好の機会と捉えられた可能性があります。

資金調達が成功した理由（推測）

株式会社ロゴラボの資金調達が成功した背景には、いくつかの要因が考えられます。まず第一に、実際に市場が抱える課題に真摯に向き合う姿勢と、その解決策を提供する明確なビジョンがあったことが挙げられます。ロゴラボ社は自社の製品がどのように企業の業務効率を向上させ、リスクを軽減するのかを明確に説明し、その価値を理解させることができました。

第二に、初期の段階から多くの先行ユーザーやパートナー企業のサポートを受けていたことも大きな要因です。実際にサービスを利用している企業からのフィードバックや成功事例が集積されれば、それが投資家にとっての信頼材料になり得ます。特に、ヤマダホールディングスやPLAN-Bといった大手企業が活用していることは、社会的証明と資金調達の強化に寄与したと考えられます。

さらに、XTech Venturesからの投資を受けることによって、シードラウンドで得た資金は単に額面のもの以上の意味を持つと思われます。XTech Venturesはスタートアップ支援を行っている企業であり、その知見とネットワークにより、ロゴラボの成長は大いに期待されていると推測されます。

資金調達の参考にすべきポイント

株式会社ロゴラボの資金調達の事例から、法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。まず、明確な市場ニーズに基づい重視すべきです。ロゴラボが提案するブランド許諾管理SaaSは、特定の問題解決にフォーカスしており、そのニーズが広範囲に認識されていることがファンドレイジングにおいての成功要因となっています。

次に、早期の段階から先行ユーザーを獲得し、成功事例を構築することが重要です。投資家は実績を重視するため、製品の利用を開始した企業の声や結果が積極的に発信されることによって、信用を築くことができます。成果を可視化することで、さらに多くの企業が興味を示し、より積極的な投資を促進する基盤になります。

また、信頼できるパートナー企業と連携することで、資金調達の効果を最大化することができます。ロゴラボがXTech Venturesからの支援を受けることで、資金的な側面だけでなく、戦略的な支援やネットワークも活用することができたことは、その成功要因となるでしょう。

最後に、資金調達の際には透明性を持つことが重要です。十分な情報開示を行い、投資家に対して会社のビジョンや成長戦略を明確に示すことで、信頼を得ることができます。資金調達においては、単に資金を集めるだけでなく、企業の成長のためにどのように資金を活用していくのかを示すことが求められます。

ロゴラボのケーススタディは、これから資金調達を考えている企業にとって多くの教訓を提供するものであり、特に新しい市場での挑戦に対する姿勢が資金調達成功の鍵であることを教えてくれます。

ロゴラボ、シードラウンドで6000万円の資金調達を実施 〜日本初※1ブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」第一弾を正式リリース（特許出願済）、既に大企業を中心に10社以上が活用中〜ロゴラボ2024年10月1日 09時00分57ロゴラボ資金調達

「ブランドを守り、ビジネスを加速させる」をパーパスに掲げる株式会社ロゴラボ（東京都中央区、代表取締役社長：野﨑 智裕、以下 当社）は、このたびシードラウンドでXTech Ventures株式会社（東京都中央区、代表パートナー：手嶋浩己、西條晋一）を引受先とした第三者割当増資をはじめとして、総額6,000万円の資金調達（デット含む）を実施いたしました。あわせて、国内の約90%の企業が抱える知的財産のガバナンス課題に対応する、AIを活用したSaaSソリューションとして、日本初※1ブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」（特許出願済み）の第一弾「ロゴラボ ブランドチェック」を2024年10月1日にローンチいたしました。大手企業を中心として、既に10社以上が本格運用を開始しており、成果創出につなげています。
なお、本プレスリリースに掲載している各社の「ロゴマーク」や「顔写真」などのブランドデータにおいても、「ロゴラボ」を用いて各社より適切に許諾を取得し、利用しています。
※1：2024年9月1日〜2024年9月30日 「ブランド許諾管理」でのリサーチ結果により

■ 約90％の企業が抱える知的財産のガバナンス課題とリスクへの対応
昨今、著作物や商標などの知的財産に関する問題は深刻度を増しています。たとえば、画像素材などの不正利用・無断利用に関する事件はここ10年で300%に増加※2。また、企業間でのブランドデータのやりとりに関する許諾管理は90％の企業が不十分である※3と回答しており、多くの企業でガバナンスが欠如していることが明らかになっ