中堅中小企業向けリーガルテックサービスを提供するリセ、 11.4億円の資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワードMPower Partners Fund, シリーズC, リーガルテック, 中堅中小企業, 資金調達
  • 配信日2025年4月23日 10時00分

資金調達の概要

株式会社リセは、中堅中小企業向けリーガルテックサービスを提供し、11.4億円の資金調達を行いました。この資金調達は、シリーズCラウンドにおけるファーストクローズとして位置付けられており、MPower Partners Fundがリードインベスターとなっています。新規投資家としてはSansan株式会社が加わり、既存投資家としてはAngel Bridge株式会社とBRICKS FUND TOKYOが参加しています。調達した資金は、質の高い法的サービスの提供を目指し、新規事業開発、既存事業の拡大、人材採用の強化に充てる予定です。

リセの主力事業であるAI契約書レビューサービス「LeCHECK」は、2020年末の提供開始以来、中堅・中小企業から大手企業まで約4,000社に導入されています。さらに、翻訳機能や契約書のAI自動管理サービスを通じて、企業法務の業務効率化と品質向上を支援している点が特徴です。

資金調達の背景(推測)

まず、リセが資金調達を行った背景には、日本の中堅中小企業におけるリーガルテックの需要増加があります。企業活動が国際化する中で、法務に関する複雑な課題やリスクを効率的に管理する必要性が高まっています。このようなニーズに応えるため、リセはリーガルテクノロジーの導入を進め、業務効率を向上させるサービスを提供しています。

また、リセが提供するAI技術を利用した法的サービスは、特に中堅中小企業にとってコスト効率が良いソリューションとなります。これにより、企業は専門の法務部門を持たずとも、質の高い法的支援を受けることが可能になり、ビジネスの競争力を高める要因となります。このように、企業の法務ニーズに即したビジネスモデルを構築することで、リセは成長の基盤を築いていると考えられます。

さらに、今回の資金調達が行われた時期は、企業のデジタル化が進展し、労働力不足が懸念される中で、効率的な業務運営と法務対応が求められるタイミングであったため、投資家にとっても魅力的な投資先と映ったのではないかと推測されます。

資金調達が成功した理由(推測)

リセの資金調達が成功した背景には、いくつかの要因が考えられます。まず第一に、リセが提供するサービスの独自性と市場のニーズに対する適合性です。AI契約書レビューサービス「LeCHECK」は、法務の専門知識を持たない中小企業にとって非常に有用であり、業界内での導入実績からも高い評価を得ていることが、投資家からの信頼につながっています。

第二に、リセの経営陣の強さやビジョンも重要な要因です。西村あさひ法律事務所出身の代表が率いていることは、法律業界とのコネクションおよび深い知識を持っていることを示しており、そのリーダーシップが、企業の成長への確信をもたらしたと考えられます。

また、MPower Partners Fundなどの信頼性の高い投資家が参加していることも、資金調達の成功要因の一つです。このような名の知れた投資家がつくことで、市場からの信頼が増し、他の投資家の参加も促進された可能性があります。

最後に、投資を決定する際のマーケットの好況も無視できません。資金調達の市場環境が良好で、スタートアップに対する投資意欲が高まっている状況下では、リセのような成長ポテンシャルを持つ企業には資金が流れやすくなります。

資金調達の参考にすべきポイント

リセの資金調達から得られる参考ポイントはいくつか挙げられます。まず、ビジネスモデルの明確化と市場ニーズへの対応です。リセが中堅中小企業向けに特化したリーガルテックサービスを提供していることは、特定の市場のニーズを重視し、適切なターゲットを設定することの重要性を物語っています。

次に、信頼性の高い投資家との関係構築の重要性です。リセは名のある投資家をパートナーとして迎え入れることで、資金調達の成功に結びついたことは、他の企業にも同様のアプローチを促すものです。投資家との良好な関係は、資金調達だけでなく、将来的なビジネス戦略の展開にも大きな影響を与えるでしょう。

また、企業の使命やビジョンを明確に示すことも重要です。リセは「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」をミッションとなえており、そのビジョンが具体的であることで、投資家の信頼を得やすい状況を作り出しています。自社の理念や目的に共感を持つ投資家を引き寄せることが収益性の向上のために非常に有効です。

最後に、資金の使い方も重要なポイントです。リセが新規事業開発、既存事業の拡大、人材採用に資金を充てる予定である点は、計画的な成長戦略を示しています。資金調達後の具体的な使途計画を投資家に示すことで、信頼感を向上させることができるのです。

以上のように、リセの資金調達は様々な要因が相まって実現した成功であり、その過程や結果から得られる教訓は他の企業にとっても価値あるものといえるでしょう。

中堅中小企業向けリーガルテックサービスを提供するリセ、 11.4億円の資金調達を実施株式会社リセ2025年4月23日 10時00分0株式会社リセ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長、弁護士(日本・米国NY州):藤田 美樹、 以下「リセ」)は、 MPower Partners Fundをリードインベスターとし、新規・既存投資家を引受先とする第三者割当増資により、シリーズCラウンドのファーストクローズとして11.4億円の資金調達を実施したことをお知らせします。
今回の調達資金は、より多くの企業に質の高い法的サービスの提供をするため、新規事業開発の推進、既存事業の拡大、人材採用の強化に充当する予定です。

■概要
リードインベスターのMPower Partners Fundを筆頭に、新規投資家としてSansan株式会社、既存投資家としてAngel Bridge株式会社、 BRICKS FUND TOKYOを引受先とした第三者割当増資により、シリーズCラウンドのファーストクローズとして11.4億円の資金調達を実施しました。

【 シリーズC ファーストクローズ 資金調達の概要 】
・調達金額 : 11.4億円
・調達方法 : 第三者割当増資
・今回の引受先:
< 新規投資家 >
・MPower Partners Fund
・Sansan株式会社
< 既存投資家 >
・Angel Bridge株式会社
・BRICKS FUND TOKYO (三菱地所株式会社)

■リセの事業、今後の展開
リセは、「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」 をミッションに掲げ、西村あさひ法律事務所出身の代表が設立しました。
主力事業であるAI契約書レビューサービス「LeCHECK(リチェック)」は、2020年末の提供開始以来、中堅・中小企業から東証プライム市場上場企業などの大手

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出典 PR TIMES

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