商談支援AI SaaS「JamRoll」を提供する株式会社Poetics、資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワードAI, Canon Marketing Japan MIRAI Fund, JamRoll, Poetics, 資金調達
  • 配信日2024年10月17日 10時00分

資金調達の概要

株式会社Poeticsは、商談支援AI SaaS「JamRoll」を提供する企業であり、最近、資金調達を実施しました。この資金調達は、Canon Marketing Japan MIRAI Fundを引受先とした第三者割当増資として行われ、ファーストクローズが完了したことを発表しました。この資金調達によって得られた資金は、「JamRoll」とその関連製品の開発加速に使用される予定です。また、生成AIの研究や、それを推進する人材の採用資金にも充当される見込みです。

「JamRoll」は、会話を自動録音・録画し、文字起こしや感情解析を行うことで営業スキルの向上や情報共有を促進する商談支援AIです。2022年6月に開発開始から、ユーザー企業はスタートアップからエンタープライズ企業まで多岐にわたっており、2024年9月時点でARR(年間経常収益)が前年比で約3倍に成長しています。これにより、今後のビジネス展開の基盤を強化し、さらなるサービス向上を目指す戦略が進められています。

資金調達の背景(推測)

資金調達の背景には、急成長するAI市場への対応が挙げられます。特に、商談支援においては、AIを活用することで効率的な営業活動が行えるため、さまざまな企業がこの分野に注目しています。株式会社Poeticsは、APIを利用した日本語特化の高性能音声認識技術を持っており、競合他社と差別化されたサービスを提供できます。

また、「JamRoll」の開発初期からの成長トレンドが、投資家にとって魅力的な要素となっていると考えられます。ARRの成長が示す通り、ユーザーの急増と共に、プラットフォームの価値も向上しています。このような実績が、資金調達の後押しとなったのは明らかです。

加えて、キヤノンマーケティングジャパン株式会社との提携は、Poeticsにとって強力な戦略的サポートとなるでしょう。キヤノンのブランド力やリソースを活用することで、さらに多くの顧客を獲得しやすくなると考えられます。このような背景が、資金調達を促進した要因と考えられます。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達が成功した理由は、いくつかの要素に起因します。一つは、技術的な強みです。Poeticsが提供する「JamRoll」は、特に音声認識の精度が高く、業界屈指の性能を誇ります。この点が評価され、投資家からの信頼を得られたことが重要です。また、競争の激しい市場において、同社はニッチな分野での優位性を持っていることから、将来性が見込まれたと推測されます。

さらに、投資家からの強いコメントも成功の要因です。キヤノンマーケティングジャパンやグローバル・ブレインの代表が同社のビジョンや技術に対する共感を示していることから、Poeticsが築いている信頼関係が見受けられます。このようなポジティブなフィードバックは、他の投資家にとっても魅力となり、資金調達の成功に寄与したと考えられます。

また、資金使途が明確であることも、投資家に安心感を与えた要因です。商談支援AIの開発や生成AI研究に資金を充当する計画が示されており、具体的な成長戦略を持っている企業として評価された可能性があります。

資金調達の参考にすべきポイント

企業が資金調達を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。まず第一に、自社の技術やサービスの独自性を強調することが重要です。市場における差別化要因を明確に伝えることで、投資家に対し魅力をアピールすることができます。株式会社Poeticsの場合には、日本語特化型の音声認識AIという独自性が評価され、資金調達につながりました。

次に、成長トレンドのデータを示すことも重要です。具体的な数字や実績、成長率などを示すことで、投資家に対して会社の未来性を信じてもらう材料となります。PoeticsのARRの急成長は、その一例です。実際のユーザー企業の拡大や、新機能のリリース予定も、成長性を示す要素としてアピールすることができます。

また、投資家との強固な関係を築くことも不可欠です。キヤノンマーケティングジャパンとの提携のように、業界のリーダーと連携することで、投資家の信頼を得やすくなります。そのためには、自社のビジョンをしっかりと説明し、共感を得ることが大切です。

最後に、資金使途を具体的に示すことが求められます。投資家が資金を提供する際には、そのお金がどのように使用されるのかを明確にしたいと考えています。Poeticsは、開発や人材採用にどのように資金を使うかを具体的に説明しており、投資家に安心感を与えることに成功しました。

これらのポイントを踏まえ、資金調達に挑む企業は、事前にしっかりとした準備を行うことで、成功の可能性を高められるでしょう。

商談支援AI SaaS「JamRoll」を提供する株式会社Poetics、資金調達を実施株式会社Poetics2024年10月17日 10時00分27株式会社Poetics(東京都渋谷区、代表取締役:山崎はずむ)は、「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」(キヤノンマーケティングジャパン株式会社のCVCファンド。運営者はグローバル・ブレイン株式会社。以下、Canon MJ MIRAI Fund)を引受先とした第三者割当増資による資金調達のファーストクローズが完了したことをお知らせいたします。このたび調達した資金は、商談支援AI SaaS「JamRoll」や「JamRoll Mobile」など各プロダクトにおける開発の加速と生成AIの研究、及びこれらを担う人材の採用に充てる方針です。
 
  株式会社Poeticsは、2022年6月に商談支援AI SaaS「JamRoll」を開発・提供を開始し、ユーザー企業はスタートアップからエンタープライズ企業の営業組織までに拡大。ARRは前年比で約3倍に成長しています(2024年9月時点)。2024年秋には、対面の商談や打合せをワンタップで記録できる「JamRoll Mobile」や、高性能の日本語特化リアルタイム音声認識AI「Poetics Speech API」の提供を開始し、ユーザーの皆さまの利便性を高めながら今後もさらに事業を成長させてまいります。

投資家の皆さまよりコメント

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 
企画本部 担当本部長   鹿志村 洋次 氏
本ラウンドの1stクローズにリード投資家として参画させていただき大変嬉しく思います。Poetics社の持つ音声・言語分析の技術は人とAIを繋げるための接点であり、今後益々その重要

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出典 PR TIMES

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