国産SFAを展開するSALES GOが新たに6.5億円の資金調達を実施し、累計調達額11.8億円に

資金調達の概要

SALES GO株式会社は、第三者割当増資を通じて6.5億円の資金調達を実施し、これにより累計調達額は11.8億円となりました。この資金調達は、株式会社ブロードリーフを引受先として行われたもので、SALES GOは今後の事業展開に向けた強化を図るための資金を確保しました。

会社のプレスリリースによると、調達資金は主に以下の目的で活用される予定です。第一に、自社のSFA（営業支援システム）「SALES GO ISM」の開発加速により、顧客ニーズに即した機能強化やユーザー体験(UX)の向上を図ります。第二に、組織体制や採用力の強化を行い、優秀な人材の獲得にも力を入れることで、事業の成長基盤を固める狙いがあります。そして、ブランド認知を拡大し、国産SFAとしての優位性をアピールすることで、さらなる顧客の獲得を目指す姿勢を示しています。

資金調達の背景（推測）

SALES GOは国内の営業生産性の向上を目指して設立された企業で、実績として1,000社以上の企業に対し2,000商材の営業支援を行っています。この背景には、日本市場全体が抱える営業生産性の低さが影響を及ぼしていると推測されます。特に、営業手法がデジタル化されていない企業が多い中で、営業マネジメントに対するニーズは顕在化しており、SALES GOの提供するSFAシステムが特に求められる状況にあります。

また、パンデミック以降、リモートワークやDXの促進が進み、企業は営業プロセスの効率化を急務としているため、SALES GOのサービスにはこれまで以上に需要が高まっていると考えられます。さらに、SFA市場は競争が激化している中で、優れたシステムを提供するための資金調達は不可欠であり、競争力を保つためには迅速な開発と優秀な人材の確保が重要です。

資金調達が成功した理由（推測）

SALES GOの資金調達が成功した理由として考えられるのは以下の要素です。

まず、明確な事業計画と目的の提示です。プレスリリースでは資金調達の目的が具体的に示されており、投資家に対して何にその資金を利用するのか明確に伝えています。特に、技術開発や人材採用に直接関連した目的は投資家からの支持を集めやすいです。

次に、信頼性の高いパートナーである株式会社ブロードリーフが引受先として名を連ねている点も成功要因です。ブロードリーフは、事業を継続的に成長させるための経験や顧客基盤を有しているため、この提携によって投資の信頼性が高まりました。

さらに、営業支援やCRM市場が活況を呈している背景があります。企業の営業活動のデジタル化は今後ますます重要度が増してくるため、潜在的な成長性の高い市場であることも、投資家にとっては魅力となります。

資金調達の参考にすべきポイント

資金調達の成功に向けて他の企業が参考にすべきポイントは以下の通りです。

まずは、明確なビジョンとミッションの設定です。SALES GOは「データのチカラをすべての企業へ」という明確なミッションを掲げており、投資家にとってこのビジョンが共感を呼ぶ要素になっています。自社の価値や存在意義をしっかりと伝えることが重要です。

次に、具体的な資金の使い道を示すことです。SALES GOの成功した資金調達のケースでは、開発や採用、ブランド認知の強化といった具体的な戦略が明示されています。これは、投資家に対して資金の有効利用が期待できることを示す証拠ともなります。

また、信頼できるパートナーシップの構築も重要です。社外投資家を引き入れる際には、既存のネットワークや実績のある企業との協業が、資金調達の円滑化につながります。このようなパートナーシップは、リスクを分散し、信用力を高める効果があります。

最後に、マーケットのトレンドに敏感であることです。SALES GOは営業支援システムという急成長する市場で事業を展開しているため、その業界のトレンドを適切に捉えている点も資金調達成功の要因の一つです。市場のニーズに応じたサービスを提供することで、投資家の信頼を得ることが可能となります。

これらの要素を考慮することにより、他の企業もSALES GOのように効果的な資金調達を実現できる可能性が高まるでしょう。

国産SFAを展開するSALES GOが新たに6.5億円の資金調達を実施し、累計調達額11.8億円に〜SaaS・BPaaS事業の更なる展開を加速〜SALES GO株式会社2025年6月12日 09時00分1SFAとインサイドセールスで営業のデジタル化と売上の拡大を支援するSALES GO株式会社（所在地：東京都中央区、代表取締役社長：内山 雄輝、以下SALES GO）は、株式会社ブロードリーフを引受先とする第三者割当増資を行い、6.5億円の資金調達シリーズBを実施したことをお知らせします。今回の調達により累計11.8億円の資金調達が完了しました。

■SALES GOについて
ミッション：データのチカラをすべての企業へ

1,000社2,000商材の営業支援実績を背景に、先進7カ国最下位の日本の営業生産性を上げたいという熱い思いで設立。 国内最新※SFA（顧客・営業管理システム）の開発・提供を中心に、営業戦略設計・インサイドセールス支援など、「売れる仕組みを作る」事業を展開しています。

※国内最新：IT製品比較サイト「ITreview」に掲載されるSFA46製品を自社で比較。2023年5月15日調べ。

■資金調達の目的
事業とメンバーの成長の加速、および認知の拡大

国産SFA「SALES GO ISM」の開発加速
顧客ニーズに即した機能強化とUX（ユーザー体験）向上 を推進し、市場競争力を一層高めます。

組織体制および採用力の強化
開発体制や営業体制を拡充し、優秀な人材の獲得に積極的に投資することで、事業成長の基盤を固めます。

ブランド認知の拡大
国産SFAとしての優位性や実績を積極的に発信し、より多くの企業に「SALES GO ISM」の価値を届けます。

■採用情報
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