資金調達データ
- 関連ワードスクペイ, プレシリーズA, 教職員, 株式会社MEME, 資金調達
- 配信日2024年12月6日 11時00分
資金調達の概要
株式会社MEMEは、子育て向け決済サービス「スクペイ」を展開するスタートアップであり、イノベーションディスカバリー2号投資事業有限責任組合(栖峰投資ワークス)、FINOLAB1号投資事業有限責任組合とIceblue Fund有限責任事業組合を引受先として、プレシリーズAファーストクローズにて1.75億円の資金調達を実施しました。この調達によって、MEMEは累計調達額を1.75億円にまで引き上げ、さらなる事業展開やサービスの向上を図る予定です。「スクペイ」は公立小中学校向けの集金決済サービスとして、教職員や保護者の業務負担を軽減することを目的としています。MEMEは、既存の「manimo」アプリケーションに続き、教育現場のデジタルトランスフォーメーションを推進し、効率的なサービスの提供を目指しています。
資金調達の背景(推測)
MEMEが資金調達に至った背景には、教育現場における集金業務の煩雑さと、教職員の業務負担が急増しているという社会的な問題があると推測されます。教職員の約8割が集金業務に対する負担を感じており、高い業務負担は教育の質に影響を与える可能性があります。このような状況において、MEMEは「スクペイ」を通じて、教育現場の効率化を図ることで、教育の質を向上させる意義があると考えます。また、子育て世帯のニーズに応える形での金銭管理の便利さを提供することで、家庭での財務教育にも貢献する可能性があります。さらに、MEMEは今後2025年に全国展開を視野に入れており、そのために必要な資金を調達することが急務であったと言えます。
資金調達が成功した理由(推測)
資金調達が成功した大きな理由には、以下のポイントが考えられます。まず、教育現場というニッチ市場における明確なビジョンと供給されるサービスのニーズが一致したことです。教職員の業務負担軽減を目的とした「スクペイ」は、教育現場の課題感に対する具体的な解決策を提示しており、投資家からの関心を引く要因となりました。また、既に70校以上に導入実績があり、利用者数が約4万人に達していることから、サービスの信頼性や実績が評価されたとも推測できます。さらに、MEMEのチームは、過去にさまざまな投資家から支援を受けており、今後の展開に期待を持たせる強固なサポートネットワークがあることも、投資家に安心感を与えたでしょう。加えて、教育関連のスタートアップへの投資が増加しているトレンドも後押しとなったと考えられます。
資金調達の参考にすべきポイント
MEMEの資金調達から、法人経営者や財務担当者が参考にすべきポイントはいくつかあります。まず、明確なビジョンとミッションの設定が重要です。MEMEは「新しい価値を創造し、人々の豊かな未来に向き合い続ける」という理念を掲げており、このビジョンが投資家に受け入れられた要因であると考えられます。このような企業理念やビジョンは、単独の製品やサービスを超えて、持続可能な成長を保証する概念として認識されるべきです。次に、実績の積み重ねも重要です。短期間での多くの導入実績やユーザー数の増加は、信頼を生む基盤となります。特に新規事業やサービスの初期段階では、実績がなければ投資家が興味を示さないことが多いため、早期からの利用者獲得は非常に機動的かつ戦略的に行う必要があります。
さらに、ネットワークの広がりも大切です。過去に関与した投資家や業界プレイヤーとの関係は、資金調達において大きな影響力を持ちます。MEMEのように、イベントなどを通じて直接のつながりを深め、これを資金調達の際に活用することが効果的です。最後に、社会的課題の解決に寄与するビジネスモデルの構築も重要です。現在、多くの投資家は、社会貢献や持続可能性に対する意識が高まり共感できるビジョンを持つ企業に対して関心を寄せています。このように、事業の根本に社会的意義を絡めることで、資金調達の成功確率を高めることができるでしょう。
こうしたポイントを踏まえて、自社のビジネス計画や資金調達戦略を再考することが求められます。具体的な実績や支持基盤を築くことで、より多くの投資家の目に留まり、資金調達に成功する可能性が高まります。MEMEの事例は、特に新興のスタートアップにとって、多くの示唆を与える成功事例であると言えるでしょう。
子育て向け決済サービスを提供する金融教育スタートアップMEMEがプレシリーズAファーストクローズにて資金調達を実施2025年4月に学校向け集金・会計サービス「スクペイ」の更なるアップデートへ株式会社MEME2024年12月6日 11時00分133株式会社MEME(本社:東京都中央区、代表取締役・齋藤舞、以下MEME)は、この度イノベーションディスカバリー2号投資事業有限責任組合(栖峰投資ワークス)、FINOLAB1号投資事業有限責任組合とIceblue Fund有限責任事業組合を引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAファーストクローズの資金調達を実施いたしました。今回の調達により調達累計額は1.75億円に達しました。
■ 資金調達の背景と目的
MEMEは、「新しい価値を創造し、人々の豊かな未来に向き合い続ける」をミッションに親子向けお金のアプリ「manimo」をリリースし親子のお金の流れをシンプルにするサービスを運用してまいりました。子育て中の保護者の方や学校教育現場から、子育てに関わるお金のやり取りが煩雑であるとの声を多くいただきました。こうした課題に応えるべく、家庭と教育現場を繋ぐサービス「スクペイ」を2024年4月に正式リリースいたしました。
リリース直後から多くの学校や自治体様にご利用いただき、リリースから半年ほどで約70校に導入されました。現在は、約4万人の保護者様が学校への教材費、遠足費、給食費などのお支払いにご利用いただいております。また、MRR成長率は33%を達成しており、2025年の全国展開を目指して、サービス機能のさらなるアップデートと営業体制の強化を進めてまいります。
■ 学校の集金業務をシンプルにする「スクペイ」について:
「スクペイ」は、公立の小中学校向けの集金決済サービスです。子どもたちの教育に専念すべき教職員が、銀
出典 PR TIMES