新しい福利厚生のHQ、20億円のシリーズB資金調達を実施。同時に7つの新プロダクトを発表

資金調達データ

  • 関連ワード20億円, HQ, シリーズB, 福利厚生, 資金調達
  • 配信日2024年12月12日 12時00分

資金調達の概要

株式会社HQは、総額約20億円のシリーズB資金調達を実施したと発表しました。この資金調達ラウンドでは、グローバル・ブレインがリードインベスターとして参加し、オムロンベンチャーズ、NTTデータ・スマートソーシング、ニッセイ・キャピタルなどの新規投資家も名を連ねています。また、既存の投資家であるCoral CapitalやSpiral Capitalなどからも出資を受けています。資金の利用目的には、新規事業の開発を含む「従業員体験(EX)プラットフォーム構想」の実現が挙げられています。

この資金調達は、従業員の生活の質を向上させることを目的とした7つの新製品の開発とも関連しており、HQの新しい福利厚生サービスの展開を加速させるでしょう。この新しいプロダクトは、特にライフサポートやウェルビーイング、成長とやりがい、組織文化と繋がりのカテゴリーに焦点を当てています。

資金調達の背景(推測)

資金調達の背景には、急速に変化する働き方や従業員のニーズが影響していると推測されます。特に、COVID-19パンデミックは企業の働き方や福利厚生に新しい視点をもたらしました。リモートワークの普及が進む中、企業が提供する福利厚生が従業員の生活に与える影響が増しています。このため、従業員の健康やウェルビーイングに関する支持が高まっており、HQの提案が市場のニーズに合致したと考えられます。

また、HQが掲げる「福利厚生をコストから投資へ」という理念は、人的資本経営が今後ますます重要視されることを示唆しています。これに対して多くの投資家が共感し、資金を提供する動機となったのではないでしょうか。企業が持続的な成長を求める中で、従業員の幸福度を向上させることが差別化要因の一つとされ、そのための投資が重要視されています。

資金調達が成功した理由(推測)

今回の資金調達が成功した理由として、いくつかの要因が考えられます。第一に、HQが掲げるビジョンと理念が時代にマッチしていることです。福利厚生を単なるコストとして捉えるのではなく、それを企業の価値向上につながる投資と位置付けることで、企業や投資家の関心を引きました。特に、従業員体験を重視する企業文化が浸透している背景が強い影響を与えています。

第二に、戦略的なパートナーシップの構築です。オムロン、NTTデータ・スマートソーシング、ニッセイ・キャピタルなどの大手企業との連携が決まったことで、HQのビジネスモデルに信頼を寄せる投資家が増えたと考えられます。特にこうした企業との関係構築は、HQが提供するソリューションの市場での受け入れを加速する効果が期待されます。

さらに、HQの過去の実績や投資家からの好評も要因です。これまでのラウンドでの投資家からの信頼を基にさらなる資金調達が円滑に行われたことが予測されます。特に、グローバル・ブレインやCoral Capitalなどの投資家は、業界におけるHQの位置付けと成長のポテンシャルを高く評価していると考えられます。

資金調達の参考にすべきポイント

今回の資金調達から得られる参考ポイントは以下の通りです。

一つ目は、明確なビジョンを持つことです。HQは「福利厚生をコストから投資へ」という明確なビジョンを掲げ、これを軸に事業展開をしています。投資家が求めるものは、将来的な成長の可能性を見込めるビジョンであり、企業の成長戦略が明確であればあるほど、資金調達の成功率が高まります。

二つ目は、戦略的なパートナーシップの形成です。投資家が興味を持つ場合、業界での強力なプレーヤーとの連携や提携が重要です。これにより、投資家はリスクを低減できると同時に、期待できるシナジー効果を感じることができます。HQのように大手企業との関わりを持つことは、資金調達においてプラスに働くでしょう。

三つ目は、実績の積み重ねと投資家との信頼関係の構築です。HQは過去の資金調達やプロダクトの立ち上げに成功しており、これが新しいラウンドの信用を強化しています。投資家に対し、自社の成長を示すことは重要な要素であり、特にビジネスモデルが明確で、成功している事例がある企業はより資金を集めることができるでしょう。

四つ目は、変化する市場のニーズに応じた柔軟な戦略を持つことです。近年の労働市場の変化や従業員のニーズの多様化に対し、HQはその時々のトレンドに合わせたサービスを提供しています。市場の変化に敏感で、それに応じたビジネス方向性を持つ企業は、投資家にとっても魅力的です。

以上のポイントは、法人経営者や財務担当者が資金調達を行う際の参考になるでしょう。適切なビジョンと戦略、実績を持ちながら、市場の変化に基づいた柔軟なアプローチを取ることが成功に繋がります。

新しい福利厚生のHQ、20億円のシリーズB資金調達を実施。同時に7つの新プロダクトを発表加えてオムロン、NTTデータ・スマートソーシング、ニッセイ・キャピタルの3社との戦略的パートナーシップ(※)の検討を開始株式会社HQ2024年12月12日 12時00分2795
株式会社HQ(読み:エイチキュー、本社:東京都港区、代表取締役:坂本祥二)は、シリーズB総額約20億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

本ラウンドでは、リードインベスターとしてグローバル・ブレインから出資を受けたほか、CVCであるオムロンベンチャーズ、NTTデータ・スマートソーシング、ニッセイ・キャピタルからも出資を受けました。これに伴い、オムロン、NTTデータ・スマートソーシング、ニッセイ・キャピタルとの戦略的パートナーシップ(※)の検討を開始いたします。

同時に、当社が掲げる「EX(Employee Experience、従業員体験)プラットフォーム構想」を実現させるべく、2026年までに7つの新製品をリリースすることをお知らせいたします。

▼【最新版】7つの新製品含むHQシリーズ概要資料https://hq-hq.co.jp/portal/download/download-1

(※)当ラウンド出資企業およびそのグループ企業との事業面での具体的な連携構想

 ■ シリーズB 資金調達の概要・目的
【調達金額】20億円

【手法】第三者割当増資

【参加投資家】
新規投資家(リードインベスター):グローバル・ブレイン(グローバル・ブレイン9号投資事業有限責任組合)
新規投資家:MPower Partners、ニッセイ・キャピタル(ニッセイ・ストラテジック1号投資事業有限責任組合)、オムロンベンチャーズ(OVC2 号投資事業有限責任組合)、NTTデータ・スマートソーシング、E

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出典 PR TIMES

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