資金調達データ
- 関連ワード46億円, ウェルネス産業, シリーズD, 株式会社hacomono, 資金調達
- 配信日2025年1月22日 13時00分
資金調達の概要
株式会社hacomonoは、シリーズDラウンドにおいて総額46億円の資金調達を実施し、これにより累計資金調達額は120億円に達しました。リード投資家にはJPインベストメントおよび三井不動産、31VENTURESが名を連ね、海外からの投資家としてはProminent East Coast Ivy League Endowmentやゆうちょ銀行が参加しています。既存の投資家であるALL STAR SAAS FUNDやGMO VenturePartnersも引受先となり、第三者割当増資が行われました。hacomonoが提供する「hacomono」は、ウェルネス産業に特化したオールインワン・マネジメントシステムであり、フィットネスクラブを中心に運動施設への導入が進んでいます。この資金調達は、ウェルネス産業のさらなる発展を目指す積極的な投資を行うためのものとされています。調達した資金は、Fintechサービスの拡充、IoTとAIの新サービス開発、M&Aの推進など、6つの戦略的投資領域に充当される予定です。
資金調達の背景(推測)
hacomonoの資金調達の背景には、少子高齢化や労働力不足、地方過疎化といった日本の社会課題解決に向けた強いニーズがあると考えられます。これらの問題に対処するためには、ウェルネス産業の発展が不可欠であり、そのための技術的なソリューションを提供するhacomonoの役割は非常に重要です。また、フィットネスクラブだけでなく、運動スクールや公共施設などへの導入拡大が見られる中で、より強固な財務基盤を構築するための資金調達が必要だったと推測されます。hacomonoの成長率が高く、ARR(年次経常収入)がT2D3以上で推移していることからも、投資家は事業の成長性を評価し、出資を決定したと考えられます。特に、Fintech事業が急成長している点や、IoTとハードウェアの導入が店舗体験を向上させていることも、資金調達を通じてさらなる成長を目指す背景として挙げられます。
資金調達が成功した理由(推測)
hacomonoの資金調達が成功した理由には、複数の要因が考えられます。まず、成長を続けるウェルネス産業という大きな市場が背景にあることが挙げられます。ウェルネス業界は、フィットネス業態や健康促進のニーズが高まっている中で急速に拡大しており、hacomonoがその中心的存在であることが、投資家の関心を集めたと推測されます。
また、事業運営の透明性と実績も重要な要素です。hacomonoは、導入店舗数が約2.6倍、チャーンレートが0.4%未満、決済流通額が7倍以上に増加するなど、実績を示しています。これにより、投資家はhacomonoのビジネスモデルに対する信頼感を強めたと考えられます。
さらに、リーダーシップチームの信頼性やビジョンの明確さも成功の一因です。hacomonoの経営陣は、少子高齢化や労働力不足といった社会課題の解決に取り組む先見性を持ち、社員全体でウェルビーイングを体現する姿勢が評価されました。このような企業文化やビジョンの共有が、投資家を惹きつけた鍵であると推測されます。
資金調達の参考にすべきポイント
hacomonoの資金調達から得られる参考ポイントは、法人経営者や財務担当者にとって非常に価値があります。まず、明確なミッションを持つことで、投資家からの支持を得やすくなるという点です。「ウェルネス産業を、新次元へ。」というミッションが特に不明確である業界の中で、hacomonoは社会課題と直接結びつけたビジョンを掲げているため、そのメッセージが投資家に響いたと考えられます。
次に、成長性と実績の強調が大切です。具体的な数字や成果を示すことによって、ビジネスの実行性を証明することが重要です。特に、ARRの成長や新たな顧客の獲得数など、計測可能な指標の提示は、投資家にとって説得力があります。
また、戦略的な資金使途の明示もポイントです。資金調達後の具体的な投資領域(FintechやIoTなど)を提示することで、投資家が資金がどのように活用されるのかを明確に把握できるため、安心感を与えることができます。このように資金使途を明確にすることで、投資家との信頼関係を築くことができるでしょう。
最後に、経営陣の信頼性やビジョンの共有が、資金調達の成功に不可欠であることが認識されます。投資家は、企業の成長を支えるリーダーシップがどうなるかを非常に重視します。したがって、経営陣が企業のビジョンやミッションをチーム全体で体現し、確固たる組織文化を築いていることが、成功を引き寄せる要素となり得ると言えるでしょう。
株式会社hacomono、シリーズDで46億円を調達し累計120億円に。成長加速に向け、6つの戦略的投資領域を発表株式会社hacomono2025年1月22日 13時00分9999+
ウェルネス/運動施設向けオールインワン・マネジメントシステム「hacomono」を提供する株式会社hacomono(東京都渋谷区:代表取締役CEO 蓮田 健一 以下:hacomono)は、シリーズDラウンドで総額46億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。本ラウンドより、JPインベストメント(※1)と三井不動産およびグローバル・ブレインが共同で運営する31VENTURESをリード投資家として、Prominent East Coast Ivy League Endowment(米東海岸の名門アイビーリーグ大学の基金)を運用する海外投資家、ゆうちょ銀行とSpiral Innovation Partnersが共同で運営するゆうちょ Spiral Regional Innovation Fundの4社を新たに加え、既存投資家であるALL STAR SAAS FUND、GMO VenturePartners株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施し、総額46億円の資金調達を実施しました。当社は、これまでに74.5億円の資金調達を実施しており、今回の調達により累計資金調達額は120億円になります。
直近の事業状況
hacomonoは「ウェルネス産業を、新次元へ。」をミッションに掲げ、少子高齢化や労働力不足、地方過疎化など、日本を含む先進国が直面している複数の社会問題を解決するため、ウェルネス産業の発展を推進しているインダストリーSaaSスタートアップです。2023年4月に発表した前回のシリーズCから1年8ヶ月の期間で
・ARR:T2D3以上の成長を継続
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出典 PR TIMES