株式会社Wrong、Coreline Ventures からシードラウンドの資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワード3DCG, Coreline Ventures, シードラウンド, 株式会社Wrong, 資金調達
  • 配信日2025年7月11日 14時30分

資金調達の概要

株式会社Wrongは、アニメーションスタジオとして3DCGを用いたショートアニメーションやキャラクター制作を行っている企業です。今回、2025年の2月と7月にわたり、Coreline Venturesを引受先としたシードラウンドの資金調達を実施しました。具体的な資金額は公開されていませんが、この資金調達によって得た資金を活用し、「1つの作品からブランドへ」や「作品から体験へ」といった成長を目指しています。

資金は、既に公開したシリーズのコンテンツの内容拡充や複数シリーズの展開、新規コンテンツの制作を行うために使用される予定です。この資金調達は、経営戦略の一環として位置づけられており、次のステップに踏み出すための重要なファウンデーションを築くものと考えられます。

資金調達の背景(推測)

株式会社Wrongは、アニメーション産業における競争が激化する中で、効果的な資金調達を行う必要がありました。特に、アニメーションはクリエイティブな産業であるため、作品のクオリティやブランドの認知度を高めるには、十分な資金とリソースが求められます。シードラウンドの資金調達は、このニーズに応えるものであり、質の高いコンテンツを生み出すための基盤を提供するものです。

また、青松洸司代表が「1億人に愛されるキャラクターを作りたい」というビジョンを掲げていることからも、国内外の市場に対する意識と野心を感じ取ることができます。この発言は、グローバルな競争の中で、どのようなブランド戦略を展開していくのかを示唆する要素です。さらには、80%以上のファンが海外から来ていることも、新たな市場としていかにアプローチするかが、資金調達の背景にある大きな要因といえるでしょう。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達に成功した背景として、まず、青松代表の人柄やビジョンが大きく影響したと考えられます。Coreline Venturesの原健一郎氏が「青松さんのテクノロジーに対する理解」や「アニメーターへの強い尊敬と愛情」を感じ取ったことからも、投資家にとって魅力的な経営者であることが示されています。このように、経営者自身の人間的魅力や情熱は、資金調達において非常に重要な要素です。

次に、事業モデル自体の明確さも成功を後押しした要因として挙げられます。「作品からブランドへ」、さらには「作品から体験へ」という成長戦略は、既存のビジネスを超えた可能性を示しており、投資家にとっては魅力的な投資案です。また、3DCGという新しい技術を取り入れることで、視覚的なインパクトを強め、他のアニメーション制作会社との差別化を図ることができます。

さらに、アニメーションスタジオとしての成長が期待できる業界トレンドも、資金調達の成功要因として考えられます。特に、コンテンツの消費方法が多様化し、デジタルプラットフォームにおけるアニメーションの需要が増加している現状は、資金調達の際の大きな後押しとなります。投資家は、成長市場に対する投資を優先するため、アニメーション事業への資金提供に前向きであると推測されます。

資金調達の参考にすべきポイント

株式会社Wrongの資金調達には、多くの学ぶべきポイントがあります。まず第一に、ビジョンの明確化が挙げられます。青松代表が短期的な利益だけでなく、長期的なブランド価値を高めることを目指している姿勢は、投資家に対して信頼感を与えます。資金調達においては、「何を目指しているのか」を明確に示すことが、投資家の関心を引くうえでの重要な鍵であると言えるでしょう。

次に、経営陣の魅力と信頼性も重要です。青松代表の背景にある技術的スキルや業界経験は、青松さん自身の強みなのは明らかです。信頼できる経営者がいることで、投資家は安心して資金を提供することができます。したがって、経営者は自身の専門性や経験をアピールすることが重要です。

さらに、取り組む市場の理解と戦略も資金調達において欠かせません。Wrongは、国内外のアニメーション市場に対する深い理解を持ち、その上でターゲットを広げる戦略をとっています。市場のニーズに応じた事業展開を考えることで、投資家にとって魅力的な選択肢となることは言うまでもありません。

最後に、資金の活用方法を具体的に示すことも大切です。資金をどのように活用し、どのような影響をもたらすのかは、投資家にとって興味深いポイントです。資金調達の際、必要な資金の使途を明確にすることで、投資家による判断が容易になります。資金調達を成功させるためには、選択する方向性とその展望を訴求することがキーとなるでしょう。

このように、株式会社Wrongの事例を通して、資金調達の成功要因や参考にすべきポイントを理解することで、法人経営者や財務担当者にとって、今後の資金調達に役立つ貴重な知見を得ることができるでしょう。

株式会社Wrong、Coreline Ventures からシードラウンドの資金調達を実施アニメーションスタジオ Studio Wrong 運営の株式会社Wrong、Coreline Ventures からシードラウンドの資金調達を実施株式会社Wrong2025年7月11日 14時30分4
この度、株式会社Wrong(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青松洸司)は、2025年の2月と7月の2度にわたり、Coreline Venturesを引受先としたシードラウンドの資金調達を実施しました。

Wrongは3DCGによるショートアニメーションを起点としたキャラクター制作を手掛けています。
今回調達した資金を活用し、「1つの作品からブランドへ」また「作品から体験へ」と成長していけるよう、既に公開したシリーズのコンテンツの内容拡充・複数シリーズの展開・ゲーム等の新規コンテンツの制作を行って参ります。

資金調達に関する代表のnoteの記事はこちらになります。
初めての資金調達の裏側で考えていたこと

投資家からのコメント

Coreline Ventures General Partner 原健一郎氏
青松さんに最初にお会いしたときに聞いた「1億人に愛されるキャラクターを作りたい」というビジョン、「いいキャラクターはいいアニメーションから生まれる」という青松さんが信じるアニメーションの力を聞きました。
話を聞くうちに僕も青松さんのテクノロジーに対する理解とアニメーターへの強い尊敬と愛情、作品に対するこだわりに惹かれるようになりました。Studio Wrongの現在いるファンの80%以上は海外からのファンです。多くの才能豊かなアニメーターがいる日本から、1億人に愛されるどころか、80億人に愛されるキャラクターを生み出すことを期待しています!

代表プロフィール

株式会社Wro

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出典 PR TIMES

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