管理職コーチ「mento」、ファンミーティングを初開催しました

資金調達の概要

株式会社mentoは2025年4月にシリーズBラウンドにおいて、総額16億円の資金調達を実施しました。この資金は、プロフェッショナルコーチとAIの融合による新たなプラットフォームの開発に使用され、多くの中間管理職を支援するための基盤となることが期待されています。具体的には、コーチングの質を向上させる技術や、力量を測るためのデータ解析など、より効率的で効果的な管理職支援サービスを提供することが狙いです。資金調達は、今後の事業拡大やサービス向上に向けた重要なステップとなります。

資金調達の背景（推測）

mentoが今回の資金調達を志向した背景には、2020年のサービスリリース以降の成長があります。具体的には、パナソニックやデンソー、伊藤忠商事などの大手企業との提携が進み、コーチング提供時間が60,000時間を超えたことが挙げられます。企業の働き方の変化に伴い、管理職に対する支援の必要性が増している中で、mentoのサービスがニーズに適合していることは評価されていると考えられます。さらに「この国の総労働熱量をあげる」というビジョンに共鳴する企業も多く、引き続き多くの企業とのパートナーシップを深化させる必要があり、そのためのリソース確保が求められていたと思われます。

資金調達が成功した理由（推測）

資金調達が成功した理由として、いくつかの要因が考えられます。まず第一に、mentoのビジョンが明確で共感を呼び起こしている点です。代表の木村氏が掲げる「夢中をふつうにする」という理念は、他の企業や個人と連携しやすいものとなっており、投資家にとっても魅力的なポイントとなったと考えられます。次に、過去の成長実績が具体的であることも成功要因であり、特に大手企業と提携している実績は信頼性を高めています。さらに、コーチング業界は今後の成長が期待されているため、投資家にとってはリターンの見込みが大きいと判断された可能性があります。

また、資金調達を発表した同時期に行ったファンミーティングも、コミュニティの強さとブランドの忠誠心を示す機会となりました。顧客やコーチ、社員が一堂に会し、意見を交わすことで、mentoのコミュニティの重要性が再確認されたことも、投資家に良い印象を与えた要因だと考えられます。

資金調達の参考にすべきポイント

資金調達を成功させるためのポイントには、以下のようなものがあります。

1. 明確なビジョンとミッション: 株式会社mentoの「夢中をふつうにする」という理念や、具体的な成長戦略が示すように、投資家は確固たるビジョンに惹かれるものです。企業としての方向性を明確にし、それに基づく戦略を掲げることが重要です。

2. 過去の実績: 成長の過程や達成した成果を具体的に示すことが不可欠です。特に、取引先の業種や規模の多様性は、他社との差別化に寄与します。また、事業の成長を担保する数字として、過去の売上や取引先数、サービスの提供時間などを示すことは、投資家への透明性を高めます。

3. 強いコミュニティの構築: 投資家は、単に数字の増加を見るだけでなく、企業が周囲とどのように関係を築いているのかも重視します。mentoがファンミーティングを開催したように、顧客やコーチとの絆を強化し、良好な関係を築くことで、企業の信頼性や将来性を高めることができます。

4. 市場のニーズを理解する: 中間管理職への支援の重要性が高まっている背景を踏まえ、企業活動が社会的なニーズとどのように結びついているのかを示すことも重要です。市場のトレンドを分析し、それに応じたサービスの提供が出来ていることを投資家に理解してもらうことで、さらなる支援を引き出すことが可能になります。

以上を考慮し、資金調達を考える企業にとって、mentoの事例は多くの示唆に富んでいます。企業が自社の強みを活かし、戦略的に資金調達を行うことが、今後の成長につながるなどと推奨されます。

管理職コーチ「mento」、ファンミーティングを初開催しました株式会社mento2025年5月26日 09時49分6
管理職コーチ「mento（メント）」を提供する株式会社mento（本社：東京都渋谷区、代表取締役：木村憲仁、以下mento）は、2025年5月21日（水）にmentoファンミーティングを開催したことをお知らせいたします。
開催背景
管理職コーチ「mento」は、現場で奮闘する中間管理職に寄り添い、社外のプロコーチによる1on1のコーチングを提供しています。2020年のサービスリリース以降、パナソニック、デンソー、伊藤忠商事など大手企業を中心に導入され、コーチングの累計提供時間は60,000時間を突破しています。
2025年4月には、シリーズBで総額16億円の資金調達を実施しました。新たなプラットフォームを開発し、プロフェッショナルコーチ×AIの力で中間管理職を支援して「この国の総労働熱量をあげる」ことを目指してまいります。
今回は、これまで支えてくださった皆さまとともにさらに大きな未来を描くため、「mentoの未来を共につくる」特別なファンミーティングを開催いたしました。
mentoファンミーティングの招待状
イベント内容
冒頭は、mento取締役副社長 丹下より挨拶をしました。
「先日資金調達や新しい経営体制の発表をしました。これからさらに『この国の総労働熱量をあげる』というサービスビジョン、そして『夢中をふつうにする』というビジョンを皆様と一緒に社会全体に届けていきたいと思っています。今日は、我々が心から大好きな顧客の皆さんやコーチの皆さんが、mentoのビジョンや事業を信じて集まってくださって本当に嬉しいです」

司会のmento宮城から自己紹介をしたあと、各テーブルで自己紹介と名前を覚えるアイスブレイクをして、グループディスカッションに入っていきまし