資金調達データ
- 関連ワードDawn Capital, Nicoli, SNSメディア, 親子向けIP, 資金調達
- 配信日2025年2月10日 07時00分
資金調達の概要
株式会社Nicoliは、SNSメディア「実況ベイビー」を運営しており、Dawn Capital、ANOBAKA、笠原健治、G-STARTUPからシードラウンドで5000万円の資金調達を実施しました。この資金調達は、第三者割当増資を通じて行われ、今後の親子向けIP(知的財産)コンテンツ事業の加速を目的としています。資金は、特に国際市場での競争力を有するコンテンツの開発に向けられ、デジタル配信プラットフォームやSNSを活用したグローバル展開の強化に使われる予定です。
「実況ベイビー」は、親から送られた赤ちゃんの動画に実況をつける形式で、SNS上で約70万人のフォロワーを抱える人気アカウントとなっています。この動画コンテンツは、観る者にとって親しみやすく、またユーモラスな要素を加えているため、視聴回数は約10億回に達しています。このような背景を受けて、Nicoliは今後も親子向けエンターテインメントの発展に寄与することを目指しています。
資金調達の背景(推測)
Nicoliの資金調達の背景には、まず市場のニーズが存在しています。今後ますます重要視される「親子向けコンテンツ」は、特に海外市場での競争が激化する中、企業が注目するビジネス領域となっています。日本発の親子向けIPコンテンツが少ないことを背景に、海外の成功例(「Cocomelon」や「Baby Shark」など)が存在しており、国内でも競争力を高める必要があると考えられます。特に、赤ちゃんや小さな子供をターゲットとしたコンテンツは、教育的価値を提供すると共に、家庭の時間を豊かにする要素としての需要があります。
また、株式会社Nicoliの設立者である原田修佑氏の自身の育児経験やメディア業界での経験が、新たなアイデアや視点をもたらしていることが推測されます。元アナウンサーという特異な経歴を持つ原田氏は、子育てに対する情熱とメディア表現技術を融合させることで、新しい親子向けコンテンツの言語化を図っています。このような個人的な情熱が、出資者たちの期待を引き寄せたポイントとも考えられます。
資金調達が成功した理由(推測)
Nicoliの資金調達が成功した理由として、いくつかの要素が考えられます。第一に、原田修佑氏の強いビジョンと情熱が挙げられます。出資者のコメントからもわかるように、原田氏が「キッズエンタメの世界で勝つ」と語る姿には、情熱と自信が感じられ、投資家にとって安心感を与えたことでしょう。特に、シード特化型VCであるANOBAKAは、創業者の熱意を重視するため、原田氏のビジョンは重要なファクターだったと推測されます。
第二に、「実況ベイビー」に代表される実績も大きな要素です。SNSで70万人以上のフォロワーという大規模な影響力を持っていることは、それ自体が企業の価値を高める要素であり、出資者に対してリターンの可能性があることを示しています。実際の動画再生回数が約10億回を超える実績は、ポテンシャルの高さを証明するものであり、グローバル市場での成功の可能性を感じさせます。
さらに、資金調達先の多様性も成功の要因の一つです。Dawn Capital、ANOBAKA、笠原健治、G-STARTUPと異なるバックグラウンドを持つ出資者が集まることで、資金だけでなく多様な支援やネットワークの強化が期待できる点も大きいでしょう。これにより、資金調達後の事業拡大のサポートが充実することが見込まれます。
資金調達の参考にすべきポイント
Nicoliの資金調達から得られる参考ポイントとして、以下の点が挙げられます。まず一つ目は、明確なビジョンの重要性です。事業の背後には、明確な社会貢献や価値を提供するというビジョンが伴うことが、投資家の支持を得やすくします。Nicoliの場合、親子向けコンテンツの領域で「世界中の親子をニッコリさせる」というビジョンが、投資家に魅力的に映ったことでしょう。
次に、実績の積み重ねが重要です。SNS上でのフォロワー数や再生回数がこれだけの規模に成長することで、資金提供者に対して信頼性と将来性を示せることが、資金調達を成功させる要因となります。したがって、事業の初期段階から結果を出し、データを蓄積し続けることが求められます。
さらに、ネットワークの活用も重要です。出資者が異なる業界背景を持つ場合、得られるサポートやアドバイスも多岐にわたります。そのため、資金調達を行う際には、戦略的にパートナーを選択し、各々の強みを活かした形でコミュニケーションを図ることで、より多くの支援を受けられる可能性が高まります。
最後に、情熱の伝達です。投資家との関係においては、創業者自身の情熱やビジョンをしっかりと伝えることが必須です。原田修佑氏のように、自身の経験を基にした熱い思いや実績を語ることで、出資者はその信念に共鳴し、投資に至るケースが多く見られます。
以上のポイントは、企業が資金調達を行う際に非常に有益な指針となるでしょう。企業としての理念や市場のニーズに合った戦略を駆使し、資金調達を成功に導くための要素にすることが重要です。
総フォロワー数70万人のSNSメディア「実況ベイビー」を運営する株式会社NicoliがDawn Capital、ANOBAKA、笠原健治、G-STARTUPより5000万円の資金調達を実施グローバルな親子向けIPコンテンツ開発を加速ニコリ2025年2月10日 07時00分2世界の親子向けIPコンテンツを開発・配信する株式会社Nicoli(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:原田 修佑)は、Dawn Capital、ANOBAKA、笠原 健治、G-STARTUPより、シードラウンドで総額5000万円の資金調達を第三者割当増資により実施したことをお知らせします。今回の資金調達により、日本発で世界中の親子に愛されるキャラクターを開発し、グッズ商品やサービスに活用するグローバルIP(知的財産)コンテンツ事業を加速してまいります。
▍Nicoli事業概要
1)創業経緯Nicoliは「エンタメの力で、親と子の笑顔を紡ぐ」をミッションに掲げ、赤ちゃん動画に実況をつけるSNSメディア「実況ベイビー」を運営する会社です。代表の原田修佑は元テレビ東京のアナウンサーで、「WBS(ワールドビジネスサテライト)」やスポーツ実況、幼児向け番組「シナぷしゅ」などを担当し、2021年には自身も父親として3ヶ月間の育児休業を取得。 子育てを通じてエンターテインメントの持つ力に魅了され2023年8月にNicoliを創業。親子向けIPコンテンツを通じて親子の日常に彩りを添え、笑顔あふれる環境を創り出すことを使命に活動をしています。2)足元最初の事業として始めた「実況ベイビー」は、親御さんからお送りいただいた赤ちゃんの動画にアナウンサーが実況を付けるSNSメディアです。SNS全体で約70万人以上のフォロワーを抱え、総再生回数は約10億回を超える人気アカウントとして成長し続けています。また、実況ベイベーを活
出典 PR TIMES