落とし物クラウドfind、シリーズAラウンドで7億円の資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワード7億円, シリーズA, 株式調達, 落とし物, 資金調達
  • 配信日2024年12月2日 10時00分

資金調達の概要

株式会社findは、落とし物クラウド「find」を提供する企業で、シリーズAラウンドにおいて7億円の資金調達を実施しました。リード投資家として株式会社Dual Bridge Capitalを中心に、マネーフォワードベンチャーパートナーズ、DIMENSION、ベータ・ベンチャーキャピタルからの株式調達と、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、北國銀行からの融資を含む形での調達が行われました。今回の資金調達により、find社は累計資金調達額が約8.5億円になり、この資金を利用して横断検索機能の開発や人材採用の強化を計画しています。

この資金調達は「落とし物が必ず見つかる社会」を実現するための重要なステップであり、導入先の増加に向けた施策の実施や、新技術の導入など多岐にわたる取り組みに活用されることが期待されています。具体的には、約80社・10,000ヶ所での導入を目指し、2025年までには新しいチャットサービス「ユニバーサル find chat」の展開を計画しています。

資金調達の背景(推測)

この資金調達の背景には、紛失物による社会的な課題への対応があると考えられます。特に、近年のデジタル化の進展とテクノロジーの普及により、落とし物の管理方法が変わる中で、より効率的に紛失物を管理し、返却する仕組みが求められています。findは、AI技術を活用した効率的な落とし物登録や、ユーザーとの簡易なコミュニケーションを実現するサービスを展開しており、これが市場における大きなニーズに合致しています。

また、これまでの導入実績(24社、約2,000ヶ所)から見込まれる成長の可能性も、資金調達の背景の一因でしょう。顧客の声やテクノロジーの進展によるポテンシャルを新たな資金調達に結びつけた点が大きいと言えます。さらに、2026年までに10,000ヶ所の導入を目指すという具体的な目標も、投資家からの信頼を集めた要因と考えられます。

資金調達が成功した理由(推測)

この資金調達が成功した理由には、いくつかの要因があると推測されます。まず第一に、提供するサービスのユニークさとその必要性です。findの提供するサービスは、日本独自の「落し物」という問題をテクノロジーで解決しようとしており、特に日本人特有の「大切なものを無くしたくない」という心理に対して強く働きかける点があります。これは、新しいビジネスモデルとして投資家が注目する要因の一つです。

第二に、経営陣のプレゼンテーション能力や企業のビジョンが挙げられます。リード投資家である伊東氏のコメントからも見て取れるように、CEOの高島氏が描く「社会インフラとしてのfind」というビジョンには、投資家が未来に対する期待感を抱くほどの魅力があります。経営者が情熱を持って、自社のビジョンを投資家に伝えることは、資金調達において非常に重要な要素です。

最後に、過去の実績や導入事例も大きな要因となっています。すでに実績を積み上げていることが、投資家に対して安心感を提供し、出資を後押ししたと考えられます。導入企業からの継続的な支持や顧客の声が、過去の成功に裏打ちされた信頼を構築しています。

資金調達の参考にすべきポイント

法人経営者や財務担当者がこの資金調達を参考にする際のポイントはいくつかあります。まず、ニーズの明確化と市場調査の重要性です。find社は、日本における「落とし物」に関するニーズをしっかりと捉え、そのニーズに応える形でサービスを設計しています。これにより、投資家に対するアピール力が高まり、資金調達が成功しました。マーケットを厳密に分析し、自社の製品やサービスがそのニーズにどう応えられるかを適切に示すことが重要です。

次に、技術の活用とそのプレゼンテーションも大切です。find社はAIなどの先進技術を採用し、その効果を具体的に示しています。このように技術を適切に活用し、それを分かりやすく投資家に呈示できることは、資金調達の成功につながるでしょう。

また、エコシステムの構築やネットワークの拡大も重要です。findの投資家には、さまざまな経験を持つ企業やベンチャーキャピタルが含まれており、これらの専門家からの支援やアドバイスが得られる環境は大きなアドバンテージとなります。自社のビジョンに共感する投資家やパートナーを見つけ、そのネットワークを活用することが、資金調達の成功を導く要因となります。

最後に、明確なビジョンを持つことです。findの経営陣がしっかりとしたビジョンを描き、それを具体的な成長計画として提示することが、投資家の関心を引いた要因の一つです。これによって、短期的な利益だけではなく、長期的な成長の可能性を問いかけることができ、資金調達がより成功しやすくなります。

落とし物クラウドfind、シリーズAラウンドで7億円の資金調達を実施落とし物が必ず見つかる世界へ。24社/約2,000ヶ所での導入実績find2024年12月2日 10時00分103「落とし物クラウドfind」を提供する株式会社find(所在地:東京都中央区、代表取締役CEO:高島 彬、以下「find」)は、株式会社Dual Bridge Capitalをリード投資家として、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(HIRAC FUND)、DIMENSION株式会社、ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社からの株式調達(第三者割当増資及び株式譲渡)、ならびに三菱UFJ銀行、みずほ銀行、北國銀行からの融資により総額約7億円の資金調達を実施しました。今回の調達により累計資金調達額は約8.5億円となり、調達資金をもとに横断検索機能開発や人材採用の強化を進めてまいります。

■投資家からのコメント
株式会社Dual Bridge Capital 代表パートナー 伊東 駿

「findを社会インフラにしたい」そう思わせてくれたのが高島さんのプレゼンテーションでした。
少数精鋭の組織で築き上げた実績は、すでにインフラとしての素晴らしいトラクションを示しており、社会を大きく変える可能性を秘めていると確信し、find社に本ラウンドのリード投資家として新規出資をさせて頂きました。
「findがあってよかった」「findに入ってよかった」と思われる会社作りの一助になるようサポートし、高島さん、和田さん、そしてfind社の皆様と共に、世代や産業を代表する会社を作れるよう伴走していきます。

マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社 HIRAC FUNDディレクター 甚野 広行

「こんなサービスがあったらいいな」「どうして今までなかったんだろう」「頼むから、大切なものが見つか

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出典 PR TIMES

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