AMDlab、シードラウンドで2億円の資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワードAMDlab, Coreline Ventures, DXソリューション, シードラウンド, 資金調達
  • 配信日2025年9月4日 08時00分

資金調達の概要

株式会社AMDlabは、シードラウンドにおいてCoreline Venturesからエクイティで2億円の資金調達を実施しました。この調達は、同社のDXソリューション事業及び自社プロダクト「DDDDbox」のさらなる拡大と加速を目指すものです。AMDlabは一級建築士により設立されたスタートアップで、建築業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的としています。調達資金は、業務効率化やコスト削減といったクライアントのニーズに応えるための技術開発に活用される見込みです。

AMDlabが提供するソリューションは、BIM(Building Information Modeling)やAI技術を駆使しており、これによって設計業務の効率を大幅に向上させることを狙っています。また、クラウドベースの「DDDDbox」は、ユーザーに多彩な設計支援機能を提供しており、今後もさらなる機能追加が計画されています。

資金調達の背景(推測)

資金調達の背景には、建築業界が直面している深刻な課題と、その変革を推進する必要があるという市場のニーズがあると推測されます。建築業界自体は情報の塊であり膨大なデータを抱えていますが、デジタル化が進んでいない部分も多いため、DXの社会的需要は高まっています。特に近年では、業界の人手不足や生産性向上が求められ、迅速な業務改善が必要とされています。

さらに、BIMを利用したデジタル技術の普及は進んでおり、これによって業界全体が脱構造的な設計プロセスを可能とすることが期待されています。AMDlabが創業以来培ってきた知識と経験を活かし、BIMとAIを組み合わせた新しい提案を行うことで、業界における競争優位性を確保することが求められているでしょう。このような状況下での資金調達は、業務の拡大や新たな技術開発を進めるための重要なステップだと考えられます。

資金調達が成功した理由(推測)

AMDlabの資金調達が成功した理由には、いくつかの要因が考えられます。一つは、創業者の背景にあります。代表取締役の藤井章弘氏と取締役CTOの松原昌幹氏は、建築業界での経験を持ちながら、ソフトウェア開発に対する理解も深いというユニークな経歴を持っています。これにより、建築とテクノロジーの両面からアプローチし、業界ニーズを的確に把握した上でソリューションを提供しています。

また、Coreline Venturesのような信頼できる投資家からの支持が得られたことで、資金調達の信憑性や成功確率が高まったことも特徴的です。Coreline Venturesは、特にBIM関連の市場成長が期待される今、急成長しているスタートアップに注目することに合理性を見出したのかもしれません。

さらに、AMDlabがBIMを中心とした新たな価値提供を行っていることも成功の一因です。今後の市場がクラウド化やAI統合に向かう中、AMDlabの強みが生かされる余地が大いにあると認識されたことが、投資判断に影響を与えた可能性があります。このように、組織の構造や重要な市場動向を的確に把握したうえで資金調達を行ったことが、成功の要因だと考えられます。

資金調達の参考にすべきポイント

AMDlabの資金調達を参考にすると、法人経営者や財務担当者にとって重要なポイントがいくつか挙げられます。まず、ビジョンとミッションの明確化が不可欠です。AMDlabは「建築をつくる人を、笑顔にする」というミッションを掲げ、それに基づいた事業展開を行っています。このような明確なビジョンを持つことで、投資家に対しても信頼感を与えることができます。

次に、ターゲット市場の大きさと成長性の提示です。AMDlabは、BIM関連ソフトウェア市場が数十兆円規模であり、今後の成長が見込まれている点を強調しました。市場機会が大きいことは、投資家にとって重要な要素であり、このメッセージを強調することが効果的です。

加えて、創業者や経営陣の資質と背景の重要性も見逃せません。AMDlabは、建築業界とテクノロジーの両方に精通した経営者を擁しており、不安要素を軽減しました。このため、経営陣の強さや専門性をアピールすることが投資を引き寄せる際に重要です。

最後に、適切な資金使途の提示です。AMDlabは資金をDXソリューション事業とDDDDboxの拡大に使うと明記しました。資金使途が具体的であることは、投資家に安心感を与え、より多くの投資を促す場合があります。

以上のポイントを踏まえた資金調達戦略を考えることで、法人経営者や財務担当者は、より効果的に資金調達を行うことができるでしょう。

AMDlab、シードラウンドで2億円の資金調達を実施Coreline Venturesからエクイティの資金調達を実施し、事業拡大を加速しますAMDlab2025年9月4日 08時00分4シードラウンド資金調達

株式会社AMDlab(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:藤井章弘、以下AMDlab)は、シードラウンドにてCoreline Venturesからエクイティで2億円の資金調達を実施しました。

◾️資金調達の背景
AMDlabは、一級建築士が立ち上げた建築業界のDXを推進するスタートアップ/一級建築士事務所です。
「建築をつくる人を、笑顔にする」というミッションのもと、テクノロジーを活用したDXソリューションの提案・開発に取り組むとともに、お客様に共通する課題を解決するプロダクトとしてDDDDbox(フォーディーボックス)の開発・提供を進めています。

このたび、DXソリューション事業およびDDDDbox事業のさらなる拡大・加速を目的に、エクイティによる資金調達を実施しました。両事業の特性を活かし、相乗効果を高めながらより大きな成長を実現していきます。

基幹事業

◾️DXソリューション事業について
私たちは、BIMやWEB、AIなどの技術を用い、自動設計のプラグイン開発やBIMを活用したシステム開発などを通してお客様の業務効率化やコスト削減等を進めてきました。これからは、お客様により大きな価値を提供できるよう、創業以来行ってきた事業名を「DXソリューション事業」という名称に変更しました。
これまではスポットでのコンサルティングやシステム開発をメインで行っておりましたが、今後は私たちの強みを活かし、以下の項目にも積極的に取り組み、お客様のDX化をさらなるスピードで推進していきたいと考えております。

BIMの導入支援、新しいワークフローの構築

部署単位を超えた全

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出典 PR TIMES

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