資金調達データ
- 関連ワードAMI株式会社, シリーズCラウンド, 医療機器, 資金調達, 遠隔医療
- 配信日2024年12月12日 10時00分
資金調達の概要
AMI株式会社は、医療機器の研究開発と遠隔医療サービスの社会実装を進める企業であり、シリーズCラウンドのファーストクローズで総額9.1億円の資金調達を行いました。今回の資金は、肥銀キャピタル株式会社、日清紡ホールディングス株式会社、北斗インベストメンツ株式会社、株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング、株式会社なんぎんキャピタル、株式会社宮崎太陽キャピタル、ディーブイエックス株式会社の7社からの第三者割当増資として提供されました。調達資金の用途は、既に薬事承認を得ている「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ」の販売拡大や、遠隔医療支援システム『クラウド超診』の普及、心疾患に関するデジタルバイオマーカーの研究開発に活用される予定です。この資金調達により、AMI株式会社は質の高い医療サービスの提供を加速させることを目指しています。
資金調達の背景(推測)
AMI株式会社の資金調達の背景には、医療現場における需要の高まりや、遠隔医療の普及が挙げられます。近年、特にCOVID-19の影響から遠隔医療の重要性が認識され、医療デジタル化が進展しています。これに伴い、個々の医療機関や医療従事者が新たな技術やシステムを必要とするケースが増えていることが想定されます。また、心疾患は日本においても主要な健康課題であり、早期発見や重症化防止に向けた取り組みが求められているため、AMIの提供する超聴診器やデジタルバイオマーカーに対する市場のニーズが高まっていると考えられます。さらに、同社は鹿児島県という地域に拠点を置いており、医療資源の不足が深刻な地域においても、質の高い遠隔医療を実現することが期待されています。このような背景から、資金調達は積極的に行われ、同社のビジョンに共感する複数の投資家が集まりました。
資金調達が成功した理由(推測)
AMI株式会社の資金調達が成功した理由として、いくつかの要因が考えられます。まず第一に、医療デジタル化と遠隔医療の重要性が急速に認識されていることです。この変化は、投資家にとって医療関連のビジネスが未來的な成長を期待できる産業であるという強い認識を生み出しています。次に、AMIが提供する「超聴診器」とデジタルバイオマーカーは革新的な技術であり、既存の医療プロセスに新たな価値を提供する点も高く評価されています。
さらに、AMIは今回の資金調達に際して、重視される医療分野に特化した製品を持ち、既に薬事承認を受けた製品の販売拡大を計画しています。これにより投資家は、実績のある技術や製品を基盤とした投資が可能であることを認識しているでしょう。また、出資者が多様であることも、資金調達の成功要因の一つです。異なる専門性やリソースを持つ企業からの支援は、AMIにとって戦略的に大きなアドバンテージになります。これにより、AMIは事業の成長を加速させるだけでなく、出資者にもメリットを享受させる期待が高まったと考えられます。
資金調達の参考にすべきポイント
法人経営者や財務担当者がAMI株式会社の資金調達から学ぶべきポイントはいくつか存在します。まずは、明確なビジョンとミッションを持つことの重要性です。AMIは「質の高い医療を受けられる世界を実現する」というビジョンを持ち、投資家の共感を得ています。これにより、企業のプロジェクトがどのように社会に貢献するのかを明確に示すことができます。
次に、トラクションの確保が重要です。投資家は、過去の実績や市場での需要を示すデータを重視します。AMIは具体的な医療機器の販売拡大や研究開発など、実現可能な目標を設定しました。これによって投資家に対して確かな将来性を感じさせています。
さらに、異業種からの支援を求める戦略も評価されます。AMIでは、さまざまな業界からの投資家が参加しています。これは、技術やサービスの多様性により、広範な支援を実現し、結果として事業の成長を加速させる可能性があります。自身の事業でも、異なる視点を持つ投資家の関与を促進することで、成長機会を広げることが可能です。
最後に、長期的な関係の構築も重要です。AMIの出資者からのコメントには、信頼関係や共感が強調されており、持続可能な関係によって更なる支援が得られる基盤が築かれています。このような信頼関係は、資金調達が成功するだけでなく、企業の成長にも大きな影響を与えます。したがって、長期的なパートナーシップの意識を持つことが資金調達の成功につながるでしょう。
AMI株式会社がシリーズCラウンドファーストクローズAMI株式会社2024年12月12日 10時00分0AI医療機器の研究開発や遠隔医療サービスの社会実装により、急激な医療革新の実現を目指すAMI株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市 本店:熊本県水俣市、代表取締役CEO:小川晋平、以下「当社」)は、肥銀キャピタル株式会社、日清紡ホールディングス株式会社、北斗インベストメンツ株式会社、株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング、株式会社なんぎんキャピタル、株式会社宮崎太陽キャピタル、ディーブイエックス株式会社を引受先とした7社に対して第三者割当増資を実施しました。
調達した資金は、薬事承認済の「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ※」の販売拡大、遠隔医療支援システム『クラウド超診®』の普及促進による質の高い遠隔医療の実現、および心疾患の早期発見と重症化予防に向けたデジタルバイオマーカーの研究開発に活用いたします。※ 承認番号:30400BZX00218000 一般的名称:汎用心音計 クラス分類:管理医療機器(クラスⅡ)特定保守管理医療機器
■ 資金調達の概要
【引受先】(順不同、敬称略)肥銀キャピタル株式会社
日清紡ホールディングス株式会社
北斗インベストメンツ株式会社
株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング
株式会社なんぎんキャピタル
株式会社宮崎太陽キャピタル
ディーブイエックス株式会社
■ 投資家からのコメント
・肥銀キャピタル株式会社 代表取締役 横山 輝 氏
AMI株式会社は、医療のデジタル化を推進し、心疾患の早期発見や診断を革新する『超聴診器』の開発に取り組む先進的な企業です。当行グループは、創業者の臨床現場での課題意識や、災害医療・遠隔診療の重要性に基づくビジョンに共感し、創業初期から継続的に支援してまいりました。今回の
出典 PR TIMES