資金調達データ
- 関連ワードMonoful Venture Partners, shizai, 新株予約権付融資, 日本政策金融公庫, 資金調達
- 配信日2025年6月30日 10時00分
資金調達の概要
株式会社shizaiは、シリーズBラウンドの2回目のクローズにおいて、合計6.2億円の資金調達を実施しました。この資金は、Monoful Venture Partners、また日本郵政キャピタルといった資本提携のパートナーからの出資に加え、日本政策金融公庫からの新株予約権付融資を通じて調達されたものです。shizaiの事業ミッションは「EC/小売のサプライチェーンをTechの力で理想形に組み替える」というもので、これに基づいて自社プラットフォームである包装資材プラットフォーム「shizai」と、発注管理SaaS「shizai pro」の展開を進めています。資金調達は、事業のさらなる成長を促進し、オペレーション及びプロダクト開発部門に人材を投入することで、より競争力のあるサービスを提供するための基盤となるでしょう。
資金調達の背景(推測)
shizaiの資金調達の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、COVID-19の影響により、EC市場は急成長を遂げています。この時期に、オンラインでの取引が増加したことは、どの業界にとっても新たなビジネスチャンスを生む要因となりました。shizaiは、こうした動向に対応する形で、サプライチェーンの効率化やコスト削減を提案するサービスを提供しており、市場からの支持を得たと考えられます。
また、Investorとして参加したMonoful Venture Partnersや日本郵政キャピタルが注目するのは、shizaiが持つ独自のテクノロジーや市場のニーズに対する敏感さです。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、既存の業務プロセスを見直し、より効率的なシステムに移行する必要がある企業が多いことから、shizaiのビジネスモデルが受け入れられたと考えられます。さらに、資金調達を通じて、shizaiが新しいサービスや機能を開発することで、顧客ニーズに応える能力を高め、競争を有利に進める環境を整備していると推測されます。
資金調達が成功した理由(推測)
shizaiの資金調達が成功した理由としては、いくつかの要点が挙げられます。まず一つは、事業モデルや将来のビジョンが明確であったことです。shizaiは、包装資材や発注管理を扱う分野でのニーズに対して的確なソリューションを提供しており、そのビジョンが投資家に対して魅力的に映ったのでしょう。このような明確な事業戦略は、投資家に確信を与える要因となります。
次に、既存の顧客基盤やアライアンスパートナーとの連携が、事業の成長を後押しした点も重要です。1stクローズ以降の業績は堅調に成長しているとされ、これが投資家の信頼を得る要因となっています。顧客のニーズに応じた柔軟なサービスを提供し、業績を向上させることで、リスクを低減させたことも、資金調達の成功に寄与したと考えられます。
さらに、shizaiの人材に対するアプローチも成功の要因です。新たに執行役員に就任した小田氏のように、経歴と実績を持つ人材がチームをリードすることで、会社全体のパフォーマンスを向上させる期待感を生み出しました。投資家は、組織の質が事業の成功に大きく寄与することを理解しており、この点が評価されたのではないでしょうか。
資金調達の参考にすべきポイント
他の法人経営者や財務担当者が今回の資金調達から学べるポイントは以下の通りです。まず、クリアなビジョンと戦略を持つことが非常に重要です。投資家は、自社の事業の目的や未来に対するビジョンをしっかりと理解し、共感することで初めて投資に踏み切ります。事業の方向性を明確にし、その実行に向けた具体的なプランを提示することが求められます。
次に、顧客との関係構築やアライアンスの形成が成功の鍵となっていることを理解する必要があります。顧客の声に耳を傾け、ニーズに応えるサービスを提供することで、顧客ベースを拡大し、実績を作り上げることが肝要です。さらに、このような連携を通じて、信頼性や市場の評価を高めることができるでしょう。
また、優れた人材の獲得と育成も重要な要素です。経営チームや専門知識を持った人材が、プロジェクトやサービスの実行で大きな影響を及ぼすことは間違いありません。採用活動や人材育成に注力し、組織の能力を引き上げることで、事業の成長を加速させることが期待できます。
最後に、資金調達の際には早期に行動することが重要です。市場の変化が激しい状況では、タイミングを逃すと機会損失を招くことがあります。計画的に資金調達の準備を進め、必要な資金を迅速に得られる体制を整えることで、事業の成長を促進することが可能になります。
総じて、shizaiの資金調達は、明確なビジョン、顧客との実績、優れたチーム、迅速な行動が成功を導いたことが理解できます。これらの点を踏まえて、他の企業も資金調達の戦略を考え、実行に移すことが求められるでしょう。
shizai、シリーズB 2nd closeで合計6.2億円の資金調達完了。Monoful Venture Partners/日本郵政キャピタルと資本提携に加え、日本政策金融公庫からの新株予約権付融資での資金調達を実施。株式会社shizai2025年6月30日 10時00分0series B 2nd close
「EC/小売のサプライチェーンをTechの力で理想形に組み替える」を事業ミッションとする株式会社shizaiはシリーズB 2st closeを終え、ラウンド合計で6.2億円の資金調達を完了致しました。1st close以降アライアンスパートナー様との連携を起点に業績は堅調にグロースしており、このグロースにさらにアクセルをかける目的で日本政策金融公庫より2億円の新株予約権付融資を受けております。以後も、包装資材プラットフォームshizaiを中心としつつ、発注管理SaaS「shizai pro」の提供にも力を入れて参ります。資金調達の完了とあわせて以下3点、ご報告となります。
①新執行役員に小田が就任
執行役員小田
以前よりAE(salesチーム)、Growth(マーケティング)両チームをマネジメントしていた小田が、このたび新たに執行役員に就任いたしました。小田は2008年に新卒で味の素(株)に入社。15年営業や海外事業部門のマネジメント等さまざまな職務に携わり2023年4月にshizaiに入社いたしました。その後、shizaiのseriesAのグロースに貢献し今に至ります。
小田を中心とし、AE/growthチームをもう1段階大きな組織に拡張していくにあたり元々のマネージャー職から執行役員職に責務が拡がることとなりました。
以下、小田のコメントです。「この度執行役員に就任いたしました小田です。役職の変化で何か自分自身が変わるわけではありませんが、いただいた責任
出典 PR TIMES