MOZU株式会社、三菱地所のCVCであるBRICKS FUND TOKYO等から追加資金調達を実施。累計調達額は6.5億円に

資金調達データ

  • 関連ワードBRICKS FUND TOKYO, MOZU株式会社, 三菱地所, 建築資材, 資金調達
  • 配信日2025年5月20日 10時00分

資金調達の概要

MOZU株式会社は、三菱地所のCVCであるBRICKS FUND TOKYOをはじめとする投資家から追加資金調達を実施し、累計調達額は6.5億円に達しました。本プレスリリースによると、今回の資金調達はシリーズAエクステンションラウンドの一環であり、エクイティファイナンスが中心となっています。調達金額は3.0億円で、これに日本政策金融公庫からのデットファイナンスも組み合わさっています。調達資金は、「MOZUオーダー」の機能の拡充、マーケティングの強化、人材採用に充てられる計画です。

MOZUオーダーは、建築業界向けの資材調達プラットフォームであり、エアコンや給湯器などの住宅設備を工務店や業者に対して安価に提供しています。このプラットフォームは、受発注、配送、請求といった煩雑な業務プロセスをデジタル化することで、業界の効率化とコスト削減を目指しています。

資金調達の背景(推測)

建築業界における資材価格の高騰や人手不足は、業界全体のDXの推進を必要としていると考えられます。この背景には、工務店やリフォーム業者が直面しているさまざまな課題があると推測されます。特に、アナログな方法で行われている受発注プロセスの非効率性や、複雑な商流が根強く残る市場環境が影響を及ぼしています。MOZUオーダーは、これらの課題を解決するために設計されており、新たなデジタルプラットフォームとしての優位性を持っています。

また、競争が激化する中で、投資家からの資金調達に成功した背景には、MOZU株式会社の創業メンバーの前職における実績が挙げられるでしょう。特に、不動産業界におけるデジタル化に成功した経験は、投資家に対して信頼性を提供し、資金調達の推進に寄与したと推測されます。

資金調達が成功した理由(推測)

  1. 市場ニーズに応えるサービス: MOZUオーダーは建築業界のニーズに直接応えています。資材の高騰や人材不足に対して、効率的な調達手段を提供することは、業界にとって切実な課題であり、これは投資家の興味を引く要因となったでしょう。

  2. 実績に基づく信頼性: MOZU株式会社の創業メンバーが過去に成功したデジタル化プロジェクトがあるため、投資家からの信頼を得やすかったと考えられます。実績のある経営チームは、資金調達の成功において重要な要素です。

  3. 強力なパートナーシップ: BRICKS FUND TOKYOのような信頼性の高い投資家との提携は、資金調達の成功要因として大きな役割を果たします。このような戦略的パートナーシップは、資金供給だけでなく、マーケティングやビジネス開発においても有益です。

  4. 明確な資金の用途: 資金調達の目的が明確であり、「MOZUオーダー」の機能強化やマーケティング、人材採用など具体的な計画が示されていることは、投資家に対して透明性を提供し、信頼性を高める要因となったと推測されます。

資金調達の参考にすべきポイント

  1. 市場のニーズを理解する: 資金調達を行う際は、対象市場のニーズを深く理解し、それに応える製品やサービスを提供することが重要です。MOZUオーダーが建築業界の特有の問題を解決することに焦点を当てている点は、他の企業にとっても参考になるでしょう。

  2. 信頼できるチームの構築: 資金提供者は、投資対象の企業が信頼性のある経営チームを持っているかどうかを重視します。過去の実績や業界における経験は、資金調達の際に大きなアドバンテージとなります。

  3. 戦略的パートナーシップの活用: 資金を調達する際は、戦略的なパートナーと連携し、シナジーを生み出すことが重要です。これにより、資金調達の際に信頼性が高まり、他の投資家の興味を引くことができます。

  4. 資金の用途を明確にする: 調達した資金をどのように使用するかを具体的に示すことで、投資家は事業の成長可能性を評価しやすくなります。MOZU株式会社の具体的な計画は、透明性を提供する良い例です。

  5. フィードバックの柔軟性: 資金調達後も、投資家や市場からのフィードバックをもとにビジネスモデルや戦略を柔軟に見直すことが重要です。業界の変化に迅速に対応する力が、持続的な成長を実現する鍵となります。

このように、MOZU株式会社の資金調達は、業界特有のニーズに応えるビジョンと強力な経営チーム、戦略的パートナーシップによって推進され、今後の事業展開にも寄与することが期待されます。全業界において、類似のアプローチや戦略は、資金調達の成功に向けた重要なポイントとなるでしょう。

MOZU株式会社、三菱地所のCVCであるBRICKS FUND TOKYO等から追加資金調達を実施。累計調達額は6.5億円に【MOZUオーダー】脅威的なスピードと価格で建築資材の仕入れに革命を起こす「デジタル問屋」へMOZU株式会社2025年5月20日 10時00分5建築資材の調達プラットフォーム「MOZUオーダー」を運営するMOZU株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:野口 真平、竹内 達也)は、シリーズAエクステンションラウンドにおいて、三菱地所のCVCであるBRICKS FUND TOKYOを引受先としたエクイティ資金調達を実施しました。さらに、日本政策金融公庫からのデットファイナンスも合わせて実施し、今回ラウンドでの追加調達額は合計 3.0億円、これまでの累計調達額は6.5億円となりました。
今回の資金調達により、「MOZUオーダー」は、建築業界におけるデジタル化を推進し、資材調達の効率化と業界全体のコスト削減をさらに加速してまいります。
MOZUオーダーは、2024年4月のリリース以降、工務店様・リフォーム業者様等に広く受け入れられ、急速に利用が拡大しています。その結果、約1年で7,000社を超える企業様にご登録・ご利用いただいています(2025年4月時点)。

◼︎資金調達の目的
今回ラウンドで調達した資金は、「MOZUオーダー」の機能拡充、マーケティング強化、人材採用などに充当する計画です。
具体的には、工事案件ごとの進捗・納期・履歴を一元管理できる案件管理機能に加え、AIを活用することで、見積やプラン作成のさらなる高速化と、自動対応につながる機能開発を進めてまいります。
また、ユーザー企業様の利便性をさらに高めるべく、多数の住宅設備メーカーからのプランを比較検討できる機能も今後提供を予定しております。

◼︎「MOZUオーダー」について
MOZU株式会社

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出典 PR TIMES

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