インフォボックス、16.5億円のシリーズA資金調達を実施

資金調達データ

  • 関連ワード16.5億円, インフォボックス, シリーズA, 営業データプラットフォーム, 資金調達
  • 配信日2025年1月21日 09時00分

資金調達の概要

株式会社インフォボックスは、リードインベスターのX&KSKを中心に、ANRI、XTech Ventures、グリーベンチャーズ、三菱UFJキャピタル、電通ベンチャーズSGPファンド、盛島正人氏を引受先とし、16.5億円の系列A資金調達を行いました。調達方法は第三者割当増資と金融機関からの融資を併用し、これにより同社の累計調達額は約23.5億円に達しました。この資金は主に、営業データプラットフォーム「infobox」の開発、人材採用、マーケティングに投資される予定です。新規投資家として電通ベンチャーズSGPファンドが加わることは、同社の成長を後押しする重要な要素となるでしょう。

資金調達の背景(推測)

日本のBtoBマーケティング・営業市場には、買い手と売り手の購買タイミングの不一致という課題が存在します。これに対処するため、インフォボックスはデータ駆動型のソリューションの必要性を感じ、営業データプラットフォーム「infobox」の開発を進めてきました。「infobox」は市場リサーチ、企業リスト作成、決裁者へのアプローチを一気通貫で実現することを目的としています。これにより、取引のタイミングを正確に捉え、より良い購買体験を提供することが可能になります。現在、企業はビッグデータを活用して市場の変化に素早く対応することが求められており、このニーズに対するインフォボックスの提案は、投資家の注目を集める要因となりました。

資金調達が成功した理由(推測)

資金調達の成功理由として、いくつかの要因が考えられます。まず、新しい取り組みや市場変化に対する高い敏感度が挙げられます。インフォボックスはデータを活用し、従来の営業手法を革新するための明確なビジョンを持ち、これが投資家にとって魅力的に映りました。また、X&KSKがリードインベスターとして参加したことで、著名な投資家の存在が他の投資家にも安心感を与えたでしょう。本田圭佑氏の関与は特に注目を集め、ブランド力の向上にも寄与したと考えられます。さらに、これまでの資金調達で得た実績や、プロダクトの市場での即効性、高い成長潜在能力が投資家に信頼を与えたのも一因です。

資金調達の参考にすべきポイント

この資金調達から学べるポイントは多岐にわたります。まず、明確なビジョンと具体的なプロダクト提供が大いに重要です。インフォボックスの例では、「infobox」という具体的なソリューションが、その開発背景にある課題認識とともに提示されています。これは投資家にとって、リスクを理解しやすくさせ、出資の決定を後押しする要因となります。また、リードインベスターの選定も戦略的であるべきです。X&KSKのように、ブランド力や影響力のある投資家を確保することで、他の投資者の興味を引きやすくなります。

さらに、資金調達後の計画が周到であることも重要です。今回の調達においては、調達資金を開発、人材採用、マーケティングに振り分ける具体的なプランが示されており、これが将来の成長を期待できる要因ともなっています。今後の成長戦略や資金の使い方についても、透明性を持って示すことが、投資家の信頼を深める手法の一つといえるでしょう。

最終的に、インフォボックスの事例からは、顧客のニーズに対する敏感さや市場変化への対応、そしてそれを支える強固なビジョンが、資金調達において重要な成功要因であると得られます。これらの信頼感をもとに、投資家との関係を深めていくことで、さらなる成長につながる可能性が高まるでしょう。このように、資金調達は単なる資金の確保にとどまらず、企業のビジョンを広く認識させるチャンスともなり得るのです。

インフォボックス、16.5億円のシリーズA資金調達を実施リードインベスターのX&KSKが日本初のリード投資株式会社インフォボックス2025年1月21日 09時00分5

営業データプラットフォームを提供する株式会社インフォボックス(本社:東京都千代田区、代表取締役:平沼 海統)は、X&KSKをリードインベスターとして、ANRI, XTech Ventures, グリーベンチャーズ, 三菱UFJキャピタル、電通ベンチャーズSGPファンド, 盛島 正人氏を引受先とする第三者割当増資ならびに金融機関からの融資により16.5億円の資金調達を実施しました。当社は、これまで約7億円の資金調達を実施しており、このたびの調達により累計調達額は約23.5億円になります。

■ 本ラウンドにおける投資家について
参加投資家一覧(※順不同)
リード投資家:X&KSK(*1)
新規投資家:電通ベンチャーズSGPファンド, 盛島 正人氏
既存投資家:ANRI, XTech Ventures, グリーベンチャーズ, 三菱UFJキャピタル
金融機関:三井住友銀行, りそな銀行, 東日本銀行
*1:本投資案件は、X&KSKにとって初めてのリード投資案件となります。
■ 今回の資金調達の概要
・調達金額:16.5億円・調達方法:第三者割当増資、融資
■ 資金調達の背景
「infoboxで、買い手・売り手双方にとって、より良い購買環境を実現する」
日本のBtoBマーケティング・営業市場では、売り手側の企業がクローズドな顧客情報管理を行うことが一般的となっています。その結果、数とスピードが重視されるあまり、買い手側の購買体験の質が必ずしも高いとは言えない状況が続いています。
現在求められているのは、買い手の“購買タイミング”と売り手の“営業タイミング”の不一致をなくすこと。そのた

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出典 PR TIMES

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